見出し画像

【1回に1つを鉄則にする】

今日は『1回に1つを鉄則にする』
についてお伝えしていきます。

人は器用に卒なく行動する反面
思考や感情を調節出来ずに
不器用になる側面もあります。

私自身は超絶不器用なので
あれもこれもと欲張ると
何も出来ずに終わってしまいます。


現代社会は科学技術が発展して
情報がすぐに入手出来る環境が
素晴らしく整っています。

仕事においても
多種多様な職種が増え
選択肢が無限に
広がっています。


選択肢が多すぎる結果
目移りし過ぎて本当に重要な
フォーカスポイントを
見逃しています。

「モノはさほどありふれることがない」

「仕事は家業を引き継ぐだけ」

「結婚相手はお見合い形式」

etc


このような時代では
選択肢が限られていたので
迷いや躊躇する暇が
ありませんでした。


昔の時代が良くて
今が悪いのではありません。

これだけ豊かな社会に
なっているからこそ
有難い恩恵に感謝しつつ

自分で絞り込む力を
磨いていく事が大切です。


イチローさんが好きなので
何度も事例として取り上げます。

現役は引退されましたが
今だに影響力は大きいです。

イチローさんこそ
「1回に1つを鉄則にする」を
徹底的に遵守している
一流の方です。


なぜなら
「マルチタスク」ではなく
「シングルタスク」
1つずつ完了させているからです。

「野球」に関して
とことん向き合い
極めていこうとする姿勢が
肌に伝わってきます。

もちろん情報収集や
他の競技を参考にして
様々なトレーニングを
する事はあります。

それは手段であって
目的としていません。


「野球」で結果を出す事に
最大限にエネルギーを注いで
レーザービームのように
1点集中しています。

「軸」が全くブレていないです。

画像1


もしイチローさんが
「野球」をしながら同時に
「卓球」をしていたら
どうでしょうか?

間違いなく
10年連続200本安打は
達成出来なかったでしょう。

運動神経抜群なので
要領良くこなせると
思われるかもしれません。

画像2


注)世の中には
「マルチ・ポテンシャライト」
呼ばれる方もおられます。

「マルチ・ポテンシャライト」とは
様々な事に興味を持ち
多くの事をクリエイティブに
探究する人の事です。


他の呼び方として

「博学者」(ポリマス)
 様々な事柄についてよく知っている人
 百科事典並みに博学な人

「ルネサンス人」
 ルネサンス時代のレオナルド・ダ・ヴィンチのように
 多くのことに興味を持ち、豊富な知識を持つ人

「何でも屋」
 様々な仕事を無難にこなせる人
 器用で多彩な人
 
「ゼネラリスト」
 多様な、あるいは専門的でないスキルや興味、習慣を持つ人

「スキャナー」
 関連性のない多くのテーマに強い好奇心を抱く人
マルチ・ポテンシャライト
 好きなことを次々と仕事にして、
 一生食っていく方法より一部引用

多彩な才能を活かす方法も
ありますが、今回の主旨と
異なるので割愛します。

大谷翔平選手は
「二刀流」なので
「マルチ・ポテンシャライト」
のように見えますが

「野球」の舞台で手段として
「二刀流」をしているだけで
個人的には違うような氣もします。


別の解釈で捉えるなら
イチローさんは「野球」という
ポジションで実践したから
功績を収められたとも言えます。

自分の「好き・情熱」と
「才能・スキル」が
上手く掛け合わさっています。

少々結果が出ないからという理由で
途中で「卓球」に切り替えても
「卓球」の場面で能力は
開花しないでしょう。


「最大の才能」を発揮する事で
「最大の機会」に価値構築して
提供しています。

まさに
「フロー状態」「ゾーン」に入っています。


どんな人にも自分独自の
ユニークな才能・個性が
備わっています。

いかに一早く見つけて
自分専用にカスタマイズして
提供するかです。

マルチにこなす事が
才能であるならば粘り強く
突き詰めていけば良いのです。


私も好きな「剣道」を
探究しているからこそ
長く継続出来ています。

仮に「サッカー」が

「時代的なブームで稼げるから」

「女の子にモテるから」

といった理由で

「剣道」と並行して行う

あるいは

「剣道」を止めて
「サッカー」に鞍替えしても
上手くいかなかったでしょう。


「1億円もらえて綺麗な女性が横に付いてくる」
とそそのかされても
「サッカー」には取り組みません。

「サッカー」は観戦しますが
実際に得意でもなく
のめり込むまで情熱が
湧いてこないからです。


重要な観点は「無償」でも
ずっと続けられるかです。

「お金」が絡んでくると
どこかブレーキがかかります。

すると才能・能力・スキルが
提供出来なくなっていきます。

「お金」は価値交換して
「結果」として受け取るための
手段に過ぎません。


ここも「お金」を目的として
「フォーカスポイント」にすると
「結果」「成果」が出なくなります。

「剣道」で言えば
「心身の練磨」が目的であって
「お金」は道場運営の手段です。

目的と手段を履き違えると
とんでもない方向性に
進んでしまいます。

最初からどうするかを
明確にしておけば
迷いや不安は出て来ません。


時間は限られているので
1日に何個の事柄に
フォーカス出来るかを
考えていくようにします。

極限まで絞れば絞るほど
フォーカス出来ます。

複雑になっていたら
分解して最小単位に
小分けしていきます。

その際繋がりを意識して
関連付けるようにします。


分かりやすい事例として
下記の3分野に絞り込みます。

「健康面(肉体)」

「人間関係面(感情)」

「経済面(知能・お金)」


極論ですが
人生を変えるくらいの
最大のチャンスを3つにして
3時間に絞り込みます。

となれば
1つのタスクに
フォーカスする時間は
1時間位になってきます。

3つの事に集中するので
最大3時間が限界値です。


意外に思われますが
それだけ余計な事に氣を取られ
大切な事に集中していないのです。

達人と呼ばれる方は
本当に「無駄な事」を
一切していません。

つまり
「1回に1つを鉄則にする」として
極める氣概で挑んでいます。


「スポーツで結果を出す」

「ダイエットして痩せる」

「ビジネスで稼ぐ」

etc

目標達成に向けて
土台が出来るまで

「自由な時間」

「家族との触れ合い」

「余暇や娯楽」

etc


これらの事項は
ある程度「犠牲」にする
覚悟が必要です。

中途半端な氣持ちで臨むと
何もかも上手くいかないです。


1日に3分野に絞り込んで
集中すれば達成感も出て
継続する事も可能です。

そこからハードルを徐々に上げて
限界を超えていきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたの
「1回に1つの鉄則」を
お聞かせください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?