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読書感想文:ロバート・ツルッパゲとの対話(再読)

本当は3月に読んだ。

思ったことを書きたかったけど言葉が追いつかず。

そして先日もう一度読み返して、ようやく追いついた。と思いたい。


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初読のときは、自分の浅さだったり頭の使ってなさを徹底的に思い知らされて、イタタターーーってなったけど、2回目読んだらむしろその刺され具合が心地良くなって、もっと言ってくれ!!ってなる。

そんな、ドMになれる本(だと勝手に思っています)。


自分の思考や世界に対する認識、自分が持つ哲学をこれでもかってぐらい徹底的に言語化されているからこそ、受け取り手がシビれるんだろうな。


物事の表面を滑るだけの、ポーズで、ファッションで生きてはいないか?世間に流されて、自分の脳みそを退化させていないか?


立ち止まって、自分の頭で考えることをサボってないかな?って定期的に振り返るためのコンパスとして。または冷水を頭から被りたいときに滝行の代わりとして。

私にとってはそんな価値のある本です。

「他人の世界はどうあろうとも、自分の好きなパラレルワールドをシックに生きろ」というのか哲学的に正しい、お洒落な態度なのかもしれません。

この文章が、一番好き。

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noteを始めたのは、ワタナベアニさんの文章を読んで、この方みたいに思考を徹底的に言語化できるようになりたいと思ったから。(だからこそ感想なんて気軽に書けない、、!ってなってたんだけど)


アニさん、本を書いてくださってありがとうございます。

いつでも手元にツルッパゲ。幸せです。



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