fumie 薬膳/東洋医学/薬剤師

心とからだを健やかに保つ/哲学と自然と厳かな空間が好き 東洋医学、日々の生活の中での薬…

fumie 薬膳/東洋医学/薬剤師

心とからだを健やかに保つ/哲学と自然と厳かな空間が好き 東洋医学、日々の生活の中での薬膳、花や自然などについてゆるく書いてます

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自己紹介

考えることとそれを紙に書き起こすこと、に至上の喜びを感じる人間です。 昔からいろんな人のエッセイや日記を読むのが好きで、noteを読んでいるうちに文章を書きたくなって始めてみたけど、どこから何をすれば状態なので。 まずは簡単に、自己紹介。と書きたいこと。 <age> 20代後半 <work> 医療職 <pets> 猫×3 <like> カメラで風景・花を撮ること、読書、生け花(草月流)、内省する時間とその思考を紙に書いていくこと、美術に触れること、お酒

    • 薬膳を伝える場を作る②中庸とは

      中庸について、以前まとめていました。 https://note.com/e_i_m_y_/n/nf7be63a62732 この言葉に出会ったのは、おそらく仏教の本を読んだ時。 お坊さんが書かれた本に載っていた気がします。 偏りがないことを中庸というんだ!と初めて知りました。 その後、薬膳に興味を持ち、東洋医学を学んでいくうちに、再びこの言葉が出てきたんです。 東洋医学は、その人それぞれの中庸に近づけていく治療なのだと。 その中に薬膳もある。 それを知ってから、ま

      • 薬膳を伝える場を作る

        伊勢の地で、薬膳サロンを開きたい。 . noteの更新が大分できていなかった、、。 今年6月に試験を受け、無事に国際薬膳師となることができました。でも、とったものの、これからどういう風に活動していけばいいのか分からず。 そんなときに見つけた、薬膳を仕事にしたい人のための講座。 7月末から足掛け2ヶ月ちょっと。つばめ薬膳アカデミーさんの薬膳を仕事にしたい人のための起業塾 第一期生として無事に先日講座を修了しました。 私らしく薬膳をお伝えする方法ってなんだろうか?私にで

        • 転職活動をして思ったこと。

          大変恥ずかしながら、薬剤師、という職に対する熱い気持ちというものを今まで持ち合わせていませんでした。薬の勉強は義務でしかなく楽しいわけでもない、かといって他にしたいこともない。 引いてもらったレールの上で、出してもらった選択肢の中からできそうかなと選んだに過ぎない職業でした。 自己決定感が全くなかったのです。ただ、免許があるから仕事をせねば、という義務感から働いていたのでした。 それでも、新卒からなんとか仕事をこなし毎日慌ただしく調剤をし、患者さんや他職種の皆さんとお話

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          作り手の想いが伝わるモノ

          購入してから時間は少し経ちましたが。 インスタグラムで拝見していた、黒沢祐子さん(Wedding&Lifestyle Producer)の作られたワンピースを購入しました。 こちらのお洋服。 The CURE × YUKO KUROSAWA https://www.instagram.com/yukowedding/?hl=ja いつもとっても素敵で、こだわり抜いた妥協を許さぬお仕事をされていらっしゃる。こんな生き方がしたい、と女性ならきっと憧れるであろう方。(も

          作り手の想いが伝わるモノ

          外側から定義することで内側が分かる

          先日とある打ち合わせで お話しした方から言われたこと。 薬剤師の仕事のことや薬膳を勉強中というお話をしたところ、 薬膳って食材高いんですよね? 難しそう、、😥と。 いやいや、スーパーにあるものでできるんですよ〜 とお伝えしたら、驚いていらっしゃいました。 やっぱり、生薬とか高い食材とか 手に入りにくいもので作るというイメージって あるんだよなぁ🤔 苦そう、難しそう、手間がかかりそう。 これは勉強するまでは私もぼんやりと思ってました。 薬膳はあくまでも普段の食事で

          外側から定義することで内側が分かる

          さつまいも🍠で鬼まんじゅう

          秋ですね。ご飯が美味しくて困る季節。 さつまいものスイーツといえば 皆さまは何を思い浮かべられるでしょうか? 私は完全にこれ #鬼まんじゅう です🍠 さつまいもが手に入ると決まって母が作ってくれたのを思い出します。 角切りのさつまいもを水溶き小麦粉と合わせて蒸しただけのシンプルかつ素朴なおやつです。 これ、東海地方とくに愛知と岐阜の郷土菓子なんですね。 全国区だと思ってた、、、笑 この辺りの和菓子屋さんには大体あります^^ ごつごつした角切りさつまいもが鬼や金棒の

          さつまいも🍠で鬼まんじゅう

          薬膳を学び始めて一年

          が経ちました。 ちょうど一年前に投稿したこちら。 この栗ご飯を作ったあたりで薬膳の勉強を 始めたのでした。 栗ご飯は初めての薬膳料理、 そして学びの原点と言えるかもしれません🌱 . 薬膳を学び始めたきっかけのひとつは仕事。 薬剤師として内科病棟で働く中で 生活習慣、特に食習慣の乱れから 病気になってしまった方に出会う機会も多く、、 そもそも、未病の状態から健康にシフトして 病気を防ぐことは出来ないのかな、 と思っていたのです。 . 何を食べるのか、という選択は毎

          薬膳を学び始めて一年

          白露の薬膳レシピ

          急に寒くなって秋めいてきましたね。 今日は二十四節気の白露。 夜に気温が下がり草花に朝露がつき始める頃 きらきらと露が輝く様が分かるような 美しい言葉です🌱 今が旬、 そして私の地元も産地として有名な いちじくを使って 潤いのレシピを作りました🍀 いちじくの赤ワイン漬け 胡麻ソースかけ 薬膳的メモ_φ(・_・ いちじく(無花果):大腸を潤し便秘改善、胃腸の調子を良くする、肺を潤し咳を止める いちじくは体を冷やしたり温めたりしない平性の果物。五味は甘味です。 レシピ

          立夏の薬膳レシピ:そら豆

          5月に入り、日中も暑くなってきました。 今日は5月5日、端午の節句🎏 二十四節気の「立夏」にもあたりますね。 立夏とは立夏 りっか                 •春分と夏至のちょうど中間に当たる日 •夏が立つ=夏の気配が立ち始める、夏めいてくる時期 パキッとした青空に濃くなった緑が映えているような、そんなイメージがする素敵な響き^^ そこで、立夏に食べたい薬膳おかずを作ってみました。 この時期のおすすめ薬膳レシピ🍽初夏の陽気も感じ始めるこの時期の旬は

          立夏の薬膳レシピ:そら豆

          書きたい!

          書いて、伝えたい、という思いはある。 だがしかし。 何を書くのか。誰に向けて書くのか。何のために書くのか。 という部分をはっきりさせる必要があって、完璧に考えてからでないと書けない、と思っていた。 何を?の部分は、まだぼんやりしている。 薬膳、薬剤師、食、中医学、禅、神社、厳かさ、静けさ、哲学、自然、心と体を健やかに保つこと、美しく生きること キーワードはたくさん思いつくけど。 とりあえず書いてみればいいのかも? しっかり考えてから行動に移すのはあまり得意でな

          お朔日参り

          今日は3月1日。 月の初め、朝整体に行って体をすっきりさせてから近くの神社にお参りしてきました。 参拝する意味について考えてみる。 ここがパワースポット!とか開運!とかメディアで広まって、観光感覚で訪れることも現代では増えてきている神社ですが。 本当は、神様の前で背筋をピンと正すこと。 今無事に生きていることに感謝をして、また新しい気持ちで過ごすこと。身の回りを綺麗に美しく整えること。 そう生きることを心がけると、気持ちも穏やかになりエネルギーも無駄遣いすることなく

          二つの軸

          仕事には二つの軸がある、と最近考えています。 ハードとソフトというのか、動くことと考えることというのか。 コミュニケーションをとり仕事をまわす、という即戦力としての力と、専門的な知識を使って(それも机上の理論でなく実臨床に応用をきかせて)物事を考えるという力。 この両輪をちゃんと機能させて初めてプロとして働けるのだと思うのです。 社会人も4年目も終わりに差し掛かり、ようやく分かってきた気がします。至極当たり前のことかもしれませんが。 だめなところもあるし失敗もするけ

          ちょっと幸せ養生ご飯:小豆粥

          2021年になって、早いものでもう半月経ちましたね。 1月14日から16日は小正月ということで、小豆粥を炊くことにしました。 小豆の赤色で邪気を払い、一年を健康で過ごせるようにと願いを込めて小豆粥をいただく。中国から伝わった風習なんだそうですね。 レシピ参考にさせて頂いたこの記事。 とても美味しそう✨ 時間もあるしせっかくなので生米から、小豆もゆでるところから作ろう。生米からお粥を作るのも、小豆をゆでるのも初挑戦です。 小豆は皮が硬くて吸水しにくいため、浸水せずに

          ちょっと幸せ養生ご飯:小豆粥

          一年の最後の日に

          2020年も今日で終わり。 今年は外に行かなかったからこそ、自分の内側を深められた一年だったな。 家にいる分、考える時間が増えた。特に、食について向き合うようになった。 栄養コンサルティングを受けて食事改善に取り組んだことがきっかけで、薬膳も学び始めることができた。 分かったこと。 腹八分目とよく味わって食べることを守ると、大概体型はキープできるということ。 食事法に固執するがあまり、それ以外は許せなくなると、かえって精神的に不健康になるということ。 何事もこだわり

          花とカメラ

          カメラで好きなものを撮ってるとき、心は空っぽの空の状態なんだと思う。 ひたすら無心に、撮ってる。 花を撮ることが好き。 遠出して撮りに行くこともあるけど、近所の川まで歩いていって咲いている花を撮りにいくことも好き。 花それぞれに表情があって、その彼らの一番素敵な表情を切り取れたとき、素直に嬉しくなる。 *** 花と、花を撮ることが好きになったのは、3年ほど前から生け花を習い始めたのが大きい。 生け花も、一瞬一瞬を常に花材と向き合いながら、無心になって生ける。それ