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#17:家族の軌跡を振り返って~子どもの結婚と出産を経て~

こんにちは。今回は私自身のこれまでと娘の結婚、出産のことを重ねて振り返ってみようと思います。


私は23歳で結婚して、24歳のときに一人目の子を出産しました。そして、その一人目の娘が、私が結婚した年齢と同じ時期にさしかかった頃、彼ができて主人に紹介することになりました。私たち夫婦も、いよいよこの時が来たと感じて、心を引き締めてはいました。
その日をきっかけに事はどんどんと進み、娘は結婚して、明くる年に第一子を出産しました。初めての孫が誕生。とうとう、私たち夫婦もじいじとばあばになりました。

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自分の子どもが結婚するというのも、不思議な感じがしました。
手塩にかけて育てたとは言い過ぎかもしれませんが、結婚式では感極まって涙が止まりませんでした。私も一般的な親に漏れず、子どもの育ってきた歴史に涙もろくなっていました。私の頭の中で走馬灯のように思い出が流れて、子を送りだす親としてはいろいろな感情も沸いてきて、複雑な気持ちでもありました。私の両親もこんな気持ちだったのかとも想像しました。

こういう形で家族が増えるということは、喜ばしいことです。そして、私も孫たちとの出会いを機に、私自身の子育て時代を思い出したりもします。
夫婦にとって子どもの結婚はとても感慨深いもので、結婚式の夜は夫婦でいろいろふり返りながら語り明かしたことも懐かしく思い出します。子供の自立は嬉しいものですが同時に胸に穴が開いたような空虚感もありました。また、しばらく新たな家族の形が馴染むまで、時間を少し経たのも懐かしく感じます。なんとも不思議な感じでした。
夫婦をよくお茶で例えたりする話がありますが、夫婦も家族も歴史で移り変わっていくものだと実感しました。

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多様性のこの時代の中で、家族の在り方もいろいろです。ですが、やはり人としての心は変わりません。嫌なことをしたりされたりでは辛いですし、良いことをしたりされたりでは嬉しいものです。基本は変わりません。自分の心がどうあったらバランスよく保たれるか、そこを考えておくことも大切だなと思います。人としての心の大切なことへの想いを込めながらこれからもnoteを書いていきたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。


余談ですが、孫の成長を見守りながら、私自身の子育ての時代を思い出しながら、その歴史の中で振り返ることで、過去への気づきもたくさんありました。特に、私の二番目の息子の子育てのことを思い出して私なりに分析して考えることも重ねていました。二人目の孫が二歳になったときに、息子もちょうどその年齢くらいのときに思い出深い出来事があったのを思い出して、自閉症の息子の子育てについて何かの形で思いを残したいとずっと思い続けていたので、そのことをnoteに記録として綴っています。息子の子育てについての私の記録も、興味を持っていただければ幸いです。


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