見出し画像

小2の娘がnoteを始めたら、日常がエンタメに変わった!

小2娘がnoteをはじめた。

アカウントの開設を手伝ったが、
それ以降はひとりで楽しんでいる。

・小2でnoteを使いこなせるの?
・小2ってどんなこと書くの?
・なんか良いことあった?悪い影響は?

などとよく質問されるので、
このnoteで答えていきたいと思う。

 ここで つまづくという気づきや、
「へぇ〜!」と驚く意外な効果もあった。

この3ヶ月間、
口出ししたいのをグッとこらえ、
noteという名の街に小2女子を解き放ってみた結果日記を公開したい。

どなたかの参考になればうれしい限りだ。

※ この記事は noteのみんな Advent Calendar 2022 の 17日目の記事です。


キラホシ⭐️レイラの誕生

2022年10月。
キラホシ⭐️レイラという
クリエイターが爆誕した。

本名はダメだよと娘に伝えたところ、
このペンネームを自ら考案したのだった。
プリキュアの影響か?
THE キラキラネームだ。

↑このプロフィールは何度も書き直した。

絵文字をふんだんに使って
キラキラさせたり…
好きなものに "勉強" を追加したり…w

キラホシ⭐️レイラというペンネームで
秘密の活動をしている感じも、本人をワクワクさせるのだろう。
一緒に行ったハンドメイドマルシェでは、
「キラホシ⭐️レイラのハンコを作りたい!」とせがまれた。

なかなかの熱の入れよう。

手紙、絵、noteを書いた際の署名に使う

ネームを彫ってくれたお姉さんに、
「どうしてこの名前なの?」と聞かれ、
「noteやってるときの名前…」と答えた顔が
かわいかった。

娘はこうしてnoteを始めた

そもそもnoteを始めたきっかけはこうだ。

父である私が毎日noteを投稿していた。

毎日投稿するために、
テーマは「娘との日常」を選んだ。

ネタに事欠かないからだ。

すると娘は、
自分のことが書いてあるそのnoteを読みたがる。

読み続けるうちに、
自然と「私も書いてみたい!」となった。

こんなふうに、
まず " 読むこと" から始まったのが
とても良かったと思っている。

スキを押せること。

フォローできること。

記事に写真を付けると見映えが良いこと。

タイトルに「〜してみた」というのを
よく目にすること…。

noteの機能や表現のいろいろを
感覚的に身につけていった。

" 読むこと" から入ったおかげで、
「こういうの書きたい」とか、
「こういうの素敵だな」とか、
娘の中にイメージが湧いたようだった。

一方で…
太字にして強調するとか、
コピペして挿入するとか、
基本的なテクニックについては、
一度手本を見せてやるだけで
あっという間に習得した。

タブレットに慣れていたのもあるが…

すごい。

娘は女優になりきってnoteを書く

娘が使っているのは(私の)ipad。

どうやって文章を書いているかというと…

小さなお子さんでも楽しんでやれる、
おすすめの方法がある。

音声入力だ。

あるときは、
人気DJになりきりノリノリのテンションで…

「こんにちは♪ きょうもおつかれさま、キラホシ⭐️レイラです!実は私…またまた印度カリー子さん流のスパイスカレーを作っちゃいました💓」

本人note「カリー子さん流スパイスカレー..」

めっちゃ楽しそうに
架空のリスナーに語りかけている。
勢いに任せてしゃべるから、
↓のようなユニークな表現も生まれる。

「キウイがめちゃくちゃぬるぬるしててまさに今すぐ包丁で指を切りそうなドキドキが胸にいっぱいありました!」

本人note「カリー子さん流スパイスカレー..」

また別のあるときは、
女優・キラホシ⭐️レイラを降臨させて…

「いつものチキンカレーにある具材を足してるんですが…さぁて、それは一体なんでしょう〜〜?」

本人note「カリー子さん流スパイスカレー..」

などと、芝居たっぷりにしゃべる。
芝居だから「 セリフ 」を活かした
上手な文章表現も自然と生まれたりする。↓

帰りにママに言われました。
「レイラが立ち止まるお店の人は、なんとなくレイラに似てるね。」

本人note「おすすめ!ハンドメイドマルシェ..」

楽しんでやっているのがすごくいい。

書くというより身体表現に近い。
だから淡々としゃべるより、
楽しくやったほうが表現もユニークになる印象だ。

で、音声入力したあとは、
誤変換をキー入力で直す。
絵文字を足してかわいくする。

本人が自然にたどりついたやり方だ。

書き終わったら通しで音読し、
読みやすいかどうかもチェックする。

音読による耳なじみの悪さで、
不必要な言葉が見つかることも多い。
「これ要らないかも…」などと、
最終調整を自分で行う。

子どもの創作で注意すべき大切なこと


ここで、大切なことを3つ挙げておきたい。
どれも娘を見ていて痛感したことだ。

1つ目は "テキスト泥棒にならないこと" 。

他人が書いた文章を使うときは、
《●●の本に書いてあった説明です》など、
”借りたこと" をはっきり記そうと教えた。

娘が某ホームページのテキストを
そのままコピペしていたのを見てハッとした。

でも、マナーを教えたところ…

「…そっか、
 文章も勝手にとっちゃダメなんだ!」

と、妙に納得した様子だった。
写真や動画にも持ち主が "存在する"ことをあわせて教えた。

子どもの頃にこれを当たり前にしておくのはすごく大事かも。

2つ目は "知らない人との交流問題"

スキ、フォロー、コメントをしたがる娘。
どれも相手に通知のいくアクションなので、
親としては慎重になりたい。

それでこんな対応をした。

①フォローして良いかはパパと相談する
②フォローしている人にはスキしていい。
   それ以外のスキは都度相談
③コメントしたいときはパパと一緒にする

…干渉が細かすぎるだろうか?
加えて、娘がどんなnoteを読んでいるかも
念のため把握するようにしている。

たとえば最近は…

ちはやふるの末次由紀さん渡辺電機(株)さんQuquさん、ろばたんさん
などのマンガにハマっているようだ。特に渡辺電機(株)さんが育児に奮闘するnoteを読んでジーンときたらしく…「パパ!本を買って応援したい」と訴えるのでプレゼントした。

3つ目は、"コンプラ問題” 。

確認するのは主に2つ。
・個人情報が漏れていないか
・誰かを傷つけていないか

そのためにやれることは1つしかない。
"パパがOKしたnoteを、
  パパが見ている前で公開すること"


娘よ、世に出すことは責任を伴うのだよ。

…なんてこと、
小2にはピンときていないはずだが、
とりあえず伝えている。

いまはそれでいいと思う。

他に…
放っておくと長時間夢中で
noteをやりすぎる問題
もあるけれど…
今のところは許容範囲。


表現力UPに効くアドバイスとは?

「パパ!これどう?」
最近、娘が創作について意見を求めることが増えてきた。

書いたものを良くしたいという意思。
それはきっと将来、
”伝えたい” や "届けたい” に育っていく。

いろんな人が読んでくれるnoteだから、
はりきって書けるのだろう。

ところで…

書いただけでも充分ハナマルなのだが、
本人がブラッシュアップを望んだ場合、
どんなアドバイスが適当なんだろうか。

試行錯誤してみた中でおすすめなのは、
”自分にインタビュー法” だ。

自分が読者だったら
どんなことが知りたい?

カレーを作ったと書いてあったら、
どんなカレーを作ったか気になるよね。

味はどうだったの?とか、
一人で作ったの?とかも気になるよね。

自分が知りたいことを盛り込んだら、
いい感じの文章になるかも!

…という感じで、
自ら気がつくよう誘ってあげる。
娘にはこの方法が響いたようだった。

まとめ

いろいろ書いてきたけれど…

小さなお子さんがnoteで表現するとき
大切にした方がいいのは、
”気分が上がること" だと思う。
"楽しさ  >  正しさ" で良いと思う。

うまく書くことにこだわりすぎると、
小2の頭からはプシューーーーっと、
オーバーヒートの煙が出てしまう。

わたしも煙を出させたことがある。

たぶん。

それでは書くことが嫌いになってしまいかねない。

 "嫌い” にさせてはダメだ。
もったいない。

だから自戒の念を込めて、
最後に小っっっ恥ずかしいことを
書き記しておく。

何かを好きな気持ちこそ、
心を豊かにし、励ましてもくれる。
ありふれた日常に目を向けて、
それを記録することは実に愉しいじゃないか。

娘がnoteを始めたことで
一緒に過ごす時間と笑顔が増えた。

日常が、エンタメに変わった。

2022.12.17


この記事が参加している募集

つくってみた

noteのコンテンツ購入に充てさせていただきます。