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他業界からUI/UXデザイナーになれた方法

どうも、ご無沙汰しています。ウチダです。
今年のはじめにUI/UXデザイナーに転職しようとウゴウゴしていたら、なんだかんだでこっちの業界に移れそうです。

今回は退職エントリがてらに、別の職種からデザイナーさん(ことデジタルプロダクト系)になるために自分や周りの人がやっていたことをまとめようと思います。
よかったらお付き合いください。


0. 一応かるーい自己紹介

僕は元インダストリアルデザイナーで、歯医者の診療用の椅子を設計およびデザインをしていました。以上です。


1. どうやったらデザイナーさんになれるのか

技術面でのお話は割愛させていただきます。いろんなnoteがもうありますし、強いていうなら、Photoshop・Illustratorに加えて各種UI系のソフト(AdobeXDやFigma、sketchなど)の操作ができて、手を動かしていればどうにかなります。とにかく数です。数。ひたすら狂ったようにトレースしてください。

以下にトレースやリデザインを行うにあたって参考になる記事を乗っけておきます。

Taiki IKEDAさんの配色記事や

Kohey Aoyamaさんのトレース記事が非常に役に立ちます。

練習するのは当たり前として、それだけだとどうしても「未経験」から脱出ができないので、以下ではどうやって実務経験を得て、そのままプロとしてお仕事が得られたかを記していきます。


2. デザインイベントに行く

競争激しいデジタルプロダクトの世界では、少しでも自社を知ってもらおうといろんな会社がイベントを打っていたり、勉強熱心な仲間が色々と勉強会を開いていたりします。
今お世話になっている優秀な友人たちとは、イベントで知り合いました。
とりあえず業界を知ることもかねて、イベントに一回参加してみてください。できる限り相談ができる友達ができそうなイベントが良いです。

※気をつけよう
気をつけたほうがいいことは「イベントに行ってる俺かっこいい」状態になってしまって、イベントに行くこと自体が目的になってしまうことです。
あまり派手なイベントではなくキッチリ手を動かすタイプの勉強会とかに出席してください。自分の日々の努力や成果をテストする感じです。

派手目のイベントはどうしてもプロモーションの側面が強いので、なんとなくカッコいいカタカナ語とかが飛び交うわりには、のちのち調べてみたら当たり前すぎてアレ?っていう内容だったなんてことがありました。
なので派手派手イベントに出れてないということを嘆いたり、それで凹んだりする必要は全くないです。


3. デザインイベントなどでプロと話す

ここからが本題です。イベントに行ったら必ず懇親会などでプロとお話ししましょう。おそらく地に足のついたイベントなら必ず現職でゴリゴリやっているホストやホストの知り合いの方が顔を出しているはずです。
当然ですがイベントを打つ側には、イベントによって自社を知ってもらったり、プレゼンスをあげてリクルートコストを下げたりする狙いがあります。

デザイナーやエンジニア不足で困っている経営者さんもかなりいらっしゃるので、そういう人とお話をして、

・どのようなデザイナーが求められているのか
・今から何をすればいいのか?
・どのような知識があれば御社では働けそうか
・なんならここで雇ってくれ


くらいのことを話してもいいかもしれません。そのあたりまで話すと、だいたいは「まぁ一回弊社に遊びにおいでよ」くらいのことは持ちかけてもらえたりします。
これをチャンスに実際に会社を尋ねたり、そこで普段の独学での練習成果などを見せれば、小っちゃなお仕事くらいは回してもらえるかもしれません。

ちなみに僕はイベントで上述のTaiki IKEDAさんと出会い「仕事ください」とお願いしました。口先だけのやつじゃないことを伝えないとと思い、イベント後すぐに「もし仕事をもらえるなら予習しといたほうがいいことはあるか」という旨のDMを飛ばしました。しつこいんじゃないかとも思いましたが、こちとら30才目前で恥ずかしいなんて言ってらんないので、迷惑承知で「ガンガンいこうぜ」を実践しました。
おかげさまで今でもお世話になっています。
転職活動でできた友人もガンガンDM送って、引かれながらも会って話をつけたそうです。

※気をつけよう
SNSとかですごいキラキラしてる感じのビッグネームの人とかにアタックするのは得策じゃないと思います。彼らは普段からすごく忙しいし、こちらに目をかけていられる余裕もありません。
どちらかというと、地に足ついたビジネスをしようという経営者さん、それももう戦略もアイデアもあるけど、うまく形にできずに困ってるというような人を探しましょう。きっといます。人づてにサーチしてもいいかもしれません。Twitterの経営者アカウントをざっとフォローしてもいいかもしれません。


4. 実務に携わる

3をいくらか実践していれば、小さなお仕事くらいは回してもらえるかもしれません。僕は回してもらえました。
一度実務に携われば、晴れて「未経験」は脱出です。一度でもお仕事をして成果物がリリースされれば、そのあとはいろんな企業にその成果物を持って売り込みにいきましょう。
ポートフォリオを作るのも良いですね。僕はなんだかんだでお仕事に携わることができました。


ーーーここから宣伝ーーー

ちなみに僕は紹介いただいた「株式会社MAZIN」さんで今金融テック系のサービス「COLOMA」のデザインをさせていただいています。

前任のデザイナーさんが作った基盤を元に

・Web画面のリニューアル
・SP対応
・LP作成
・バナー作成
・バックテストツール (本サービスのコアです)の0→1デザイン
・その他細々した改善改修

を行いました。まだやっていることはたくさんあるのですが、以上がリリースされているものです。まだまだいろいろリリースしていきますので、応援よろしくお願いします。投資に興味がある方もぜひご覧になってください。

あと、GA見ながらPMとバナーの数値グロースもやっていく予定です。めっちゃワクワクします。まだまだやっていきますよ!


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UIデザインを基本軸としていますが、前職の経験からリアルプロダクトもイケるのでお気軽にお声がけください。


これから転職を考えている皆様・学生の方々、デザインの世界は本当にワクワクする世界なので、表面的なキラキラさの誘惑に負けずしっかりと実務で結果を築いていきましょう!

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