お受験前の大事な栄養素:秘訣4選
こんにちは。お受験は栄養が9割、第一志望校に合格する栄養療法のきーこです。
今回、「お受験に合格するぞ」と思っている親御さんにぜひ読んでいただきたい栄養についてのお話しです。
「絶対、合格!」に向けた4つの栄養のポイントをお伝えします。
1. タンパク質の力を最大限に活かそう
「ニコニコ笑顔と集中力の秘密はタンパク質!」
お子様の情緒安定やストレス軽減、やる気、集中力、そして良い睡眠は、脳の中で作られるホルモンによって支えられています。そしてこれらすべてのホルモンの原料となるのがタンパク質です。
セロトニン: 幸せホルモンとも言い、情緒を安定させストレスに強くなります。
ドーパミン: やる気ホルモンで、お勉強や遊びに集中力を発揮します。
メラトニン: 睡眠ホルモンで、質の良い睡眠を促します。
GAVA:体をリラックス状態にするホルモンで、ストレスを軽減します。
これらはすべてタンパク質から作られるため、食事で気を付けることは。
三食ともに、タンパク質を取り入れることが重要です。
タンパク質の働きはこれだけでなく、免疫機能を高めたり、消化能力を向上させたり、お子様の成長と発達には欠かせない体を作る栄養素になります。
また、中国の研究では数学や語彙力のアップにもつながったという報告もあります。お受験を控えておられるお子さんに三食ともにタンパク質を入れることは合格への近道になりますね。
タンパク質の豊富な食材:肉、魚、卵。豆腐、大豆など
効果:体を作る、心を作る。よく眠れる、免疫機能向上、消化能力の向上
ワンポイントアドバイス
食べ方として、副菜にもタンパク質を入れる(チキンサラダ、豆腐サラダ、豚汁など)ことで質の良いたんぱく質が吸収できるようになります。
2種類のタンパク質を摂取するのがおすすめです。
2. ビタミンBはエネルギーと精神をサポート
「やる気と集中力を引き出すビタミンB!」
ビタミンBは、タンパク質と結びついて脳内ホルモンを作り、エネルギーを作り、精神的な安定、集中力の維持に役立ちます。タンパク質を働く形にしてくれる補酵素の役目もあり、生命維持に必須の栄養素です。
豊富な食材: 牛レバー、豚肉、さんま、うなぎ、納豆、
効果: 疲労回復、ストレス対策、精神安定。
ワンポイントアドバイス
豚肉のゆで汁にはビタミンBが流れ出ていますので、汁ごと摂取できるようなお料理がおすすめです。
3. 鉄分で脳の発達をサポート
「鉄分で脳機能を高めよう!」
鉄分はお子様の脳の発達と機能に不可欠です。鉄分が不足すると、注意力の低下やメソメソ泣くなど情緒不安定になったり、また、朝、なかなか起きれなかったりします。子供にとって鉄分というのは外せない栄養素の一つです。
豊富な食材: レバー、牛肉、ゴマ、しじみ、マグロ、卵など。
効果: 脳機能の向上、注意力の維持、情緒安定。
ワンポイントアドバイス
鉄の吸収率は食材によって変わります。
動物性は30%の吸収率ですが、植物性は5%しかありません。私たち人間は動物なので動物性のものが体に吸収しやすいようになっています。ちなみに、植物性のものを食べる時はビタミンCと一緒に食べると吸収がよくなります。
4. ビタミンDで免疫力を強化
「風邪知らずのお受験生活を! ビタミンDで免疫力アップ」
ビタミンDは免疫力を強化し、感染予防にも役立ちます。特にお受験時期の前から感染予防は重要です。
豊富な食材: しらす干し、キクラゲ、鮭、干し椎茸、うなぎ、さんま、いわし、イクラなど。
効果: 免疫力向上、病気予防。
ワンポイントアドバイス
感染予防に大切なのは、粘膜の上にある粘液です。ウイルスは口腔内や鼻の粘液を突破して粘膜から侵入し感染を成立させます。だから、私たちが一番に感染予防で強くしないといけないのは、粘膜の上にある粘液です。その粘液を強くしてくれる一つがビタミンDというわけです。
まとめ
お子様の食事面でのサポートは、心と体の成長を保つために不可欠です。これらの栄養を積極的に取り入れることで、志望校合格に向けたお子さんの心強いささえになります。
タンパク質: ニコニコ笑顔と集中力の源。(免疫機能の向上、消化能力向上)
ビタミンB: やる気と集中力を引き出す。(タンパク質と共に働く必須の補酵素)
鉄分: 脳の発達をサポート。(元気に朝起きれるようになる。情緒の安定)
ビタミンD: 免疫力を強化 (感染予防)
いかがでしたか?
この夏、夏バテを防ぐためにも、フライパンで『ジュっ』とお肉料理を作って、しっかりとエネルギーを補給するとお受験まで元気に過ごせます。
お受験は家族で挑みます。お父さん、お母さんもしっかりと、タンパク質を摂取することがお受験まで家族で元気に過ごすカギとなります。
お子様とともにタンパク質をしっかり食べてくださいね。
追加
タンパク質の消化能力は個人個人違います。おなかが張ったり、臭いガスが出たり、下痢をする場合は、少量を頻回に摂取していくようにしましょう。
体が変わる、元気になる。
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保有資格
看護師
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所
オーソモレキュラーニュートリジョンプロフェッショナル
栄養療法カウンセラー
ウエルネスプラス認定アドバイザー
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