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作詞集・太陽と龍の追憶

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昔、バンドを組んでいた時に作詞したものや、新しく書いたものも含め こちらにて公開しております。 歌ってくれる人、使ってくれる人募集中です 詳しくはメッセージか、ツイッターのDMで… もっと読む
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2021年10月の記事一覧

作詞:さらば永遠に僕の妹

浜名湖の朝風を浴びながら
出会わなければ良かったなんて
気になるなら聞いてみれば良い
意気地のなさを立場のせいにしか
出来もしないくせに

君は何を着ても似合うから
花嫁姿はさぞかし美しいだろう
見たくなければ居なくなれば良い

幸せは誰も放し飼いにはしない
だってそうだろう僕の幸せは
君を独り占めする事だった

さらば君は永遠に僕の妹
いつまでも好きでいさせてくれ
出会わなければ良かったなんて

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作詞:叢雲

もう行かなくちゃ
あてのない日々は
9月で終わりだよ

心変わりしたのは
なんとなく過ぎた
日々に夕立が来て

稲妻のような激しい
事件も失恋もなくて
ただ心に空に広がる
叢雲がいつの間にか
晴れただけ

もう何も見えない
遠く伸びた線路は
何処までも続くよ

嵐の起こる予感さえ
何も感じてなくって
田舎道の踏切をゆく
赤い電車を見送って
気が付いただけ

何気なく風の吹いた
空に心に広がるだけ

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作詩:Nombre

君の憂鬱に名前を付けて
僕の心臓に刻み付けて
君の未来に名前を付けて
僕にだけそっと教えて

低い空の下で自分を偽り
出来ないふりして黙って生きてた
君の憂鬱に名前を付けて
僕の心臓に刻み付けて

暗い空の下で自分を隠し
出来の悪い演技をしてきた
君の未来に名前を付けて
僕にだけそっと教えて

誰とも一緒に旅立つことなく
大きなカバンに詰め込んだ夢
君が選んだ一人の道を
自分の足で歩いてく夢

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