【決定版】ミーティングの鉄則



チームにはミーティングは付きもの。

全員で共通認識を持っておくことは
チーム全体のミスを減らすだけではなく
生産性を向上させてくれる働きがあります。

でも気をつけないと
逆効果になってしまうことも・・・

今回はテロ組織を内側から壊す
「サボタージュマニュアル」
を参考にしたMtgの原則をご紹介します。

Mtgの原則5か条

Mtgをやるなら
絶対にこの5つは守らないといけません。

1)「スピード感持ってやろう」
とりあえずやってみる。話はそれからだ。できれば5人以下にして意思決定の複雑さを解消する。

2)「それあなたの感想ですよね?」
端的に話す。個人的なエピソードはいらない。

3)「違う、そうじゃない」
文言は細かいところは気にしない。本質はそこにはない。

4)「理性を取り戻せ」
本題とは関係ないことは話し合わない。

5)「一体いつのことを言ってるんだい?」
前回Mtg.で決まったことは蒸し返さない。

上の5ヵ条を軽く解説します。

意思決定のスピード感

これはチームの活力を左右する
非常に大切なマインドになります。

あなたの周りで
グダグダしている人で
優秀な人はいますか?ってお話です。

結果的にうまく行かなくても
まずはやってみる精神は
予想以上に仕事を前に進めて
課題を早期に炙りだしてくれます。

だからまずは「スピード感持ってやろう」です。

端的に話すこと

Mtgはみんなの貴重な時間を使って
チームの時間として開催されるものです。

決して個人的な感想を披露する
学芸会のような場面ではないんです。

個人的にはMtgの時間は
内容次第ではありますが
15分、かかっても30分で
終わらせるのがベストだと思っています。

それ以上やってもきっと
かけた時間分の見返りはないでしょう。

サッとやって、サッと終わる。

これが理想です。

文言は細かいところは気にしない

これ、日本人ならではかもしれませんね。

文章の細かい文言なんて
正直どうだっていいんですよ、意味がわかれば。
もちろん誤字脱字だらけはまずいです。
それは信用性のない文章になってしまうので。

でも大枠で見れば
Mtgで使う文章の本質は
「内容がわかればいい」
というところにあります。

たまに重箱の隅を突くような
性格の悪い、悪魔のような人がいます。

変換されている文字が違うだけで
その資料がダメな資料だと。

挙げ句の果てには
作り直してこいと。

空いた口が塞がらないどころか
アゴ、外れちゃいますよね。

違うんですよ、本質は。
「違う、そうじゃない」
です。

本題とは関係ないことは話し合わない

これも3)と似ている部分ではありますが
よりMtg中のことを言っています。

Mtgがレジュメもしくは
マネジャーの言ったことについて
議論していく場になります。

なのでそれ以外のことは
極力避けるべきなのです。

「そんなんじゃアイデアが出ない!」
「じゃあいつ発言すればいいの?」

なんてことを言う人もいますが
それはまた別問題になります。

Mtg中はMtgのことに集中する。

内容によっては本筋から脱線し
全然関係ない話題になることがあります。

そうしてコップから
時間という水が溢れていき
チームの生産性を落とすことになるんです。

Mtgの目的を思い出しましょう。

「理性を取り戻せ」

前回Mtg.で決まったことは蒸し返さない。

前回Mtgで決めたことは極力
蒸し返さないが鉄則です。

これも時間の使い方と関係ありますが
こんなことをやっていたらいつまでも
本題が進まないキッカケになってしまいます。

そして何より
一度決めたことがあっさり撤回されるのは
チームの意思決定のあり方として
非常に問題があります。

前回Mtgで
「次回のMtgで確認する」
ということにしているならOKですが

すでに決めたことで
ただ気に食わない、しっくり来ないからと
「前回決めたことなんですけど…」
なんてことはこれまた
チームの生産性を落とすことになります。

前回のMtgは前回終わり。

それでもグダグダ言う人には
皮肉を込めてこう言ってあげましょう。

「氷河期のお話をしているのかな?」

真面目すぎないことも意識したい

以上5ヵ条が
Mtgの原理鉄則です。

逆に言えば
これと逆をする人は
チームにとっては非生産的な人間ってことです。

そこまで合理的になってしまうと
なんだか味気ないチームになる…

という反論はあるかもしれません。

もっとホットな
アットホームな感じがいいと。

それはそれで素晴らしいし
個人的にも大いに推奨したいことです。

でも何回も言いますがMtgは
チームの時間を使うこと。

15分のMtgを5人でやるなら
「15分x5人=75分」分の時間を
チームから預かることになります。

その15分があれば
仕事の続きはもちろん
自己研鑽だってできちゃうわけです。

また、Mtgは真面目にやりすぎると
かえって意見が出にくくなります。

5ヶ条全てに
キャッチフレーズをつけたみたいに
これくらいくだけておくこと。

目的はMtgの開催じゃない。
議論をして意思伝達をすることです。

メンバーが覚えていなければ
なんの意味もないわけです。

合意だけのMtgは無駄オブ無駄。
無駄界のキングオブキングです。


・・・


そして最後に大事なこと。

Mtgはやればいいってもんじゃないんです。

やらなくていい時は
やらなくてもいいんです。

その代わり
全員に共通認識を持たせられる機会を
別に設けることが条件ですが。

ただ形式だけのMtgは
熱も入ってこないし
内容もペラッペラになります。

それなら終業前にメンバーを集めて
チョロっと話しておくだけでもOK。

集めるのが難しいなら
リーダーやマネジャー自らが
個々にメンバーと話せばいいだけ。

目的と手段を誤ってはいけないんです。
誤ってしまうとそれも十分
「サボタージュ」になります。

ということで本日は
チーム論とりわけ
「ミーティングの鉄則」を
書いてみました。

何かの参考になれば
とても嬉しいです。

もしご感想があれば
コメント欄にいただければ
もっと嬉しいです!

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