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僕が「夜のお店」に通う理由

朝起きて、歯磨きをして、着替えて、車に乗り込む。

会社から最寄りのセブンイレブンに寄って、朝食にコーヒーとパンを買って、Suicaで支払いを済ませ、会社へ到着する。

昼食はあまり食べず、仕事を終えたら、車に乗り込み、道中のコンビニや本屋に立ち寄って、帰宅する。

着替えて、夕食を食べ、子供と遊んで、子供と一緒にお風呂に入って、寝る。

これが、今の僕の日常です。

そんな僕は度々、なぜ自分は「夜のお店」に通うのだろうかと考えることがあります。

ここでいう「夜のお店」とは、ガールズバーやキャバクラ、クラブ、ラウンジなど女性が目の前に立ってくれるもしくは隣に座ってくれて、お酒が飲めるような場所です。

女性店主がいらっしゃる、こぢんまりとしたワインバーもここに含まれます。

それは日常に彩りを与えるため、言葉を換えると生きるためのバランスを保つためなのだろうというのが、今の僕の持論です。

毎朝起きて、決められた時間までに会社に行って、仕事して、終わったら帰宅して、ご飯を食べて、お風呂に入って、寝る。

そんな日常にずっと浸っていれば、変化がなく、飽きてきます。

なんだか最近毎日つまらないなぁと感じ始め、悶々としてきます。

変化や刺激を求めたくなります。

そんなときの気晴らしにちょうどよいのが、「夜のお店」です。

僕の場合、懇意な女性がいるから定期的に通いたいとか、お酒がとにかく飲みたいとか、そんな気持ちはありません。

淡々と規則的になりがちな日常に、少しだけアクセントとして、非日常の空気を挟み込みたくなるんです。

それは、翌日からも続く日常を乗り切るためのスパイスになります。

暖炉に薪を焼べるようなものです。

この前、僕がそのあと考えたことは、ところで日々の生活の中で、日常と非日常の割合は、一体何対何くらいがちょうどよいのだろうかということでした。

そんなこと、考える必要ないんじゃないと一喝されそうな問いではありますが、日常対非日常が、8対2もしくは7対3がちょうどよい塩梅だろうというのが、今の僕の持論です。

これが6対4になる頃から、仕事や家族にほころびが出始め、それを超えて、5対5になれば、どちらが日常でどちらが非日常なのか区別がつかなくなります。

世の中には、歯止めが効かずに、生活の中の非日常の割合をどんどん増やしていってしまい、遂には破綻してしまうような方もいます。

僕は適度に非日常を挟みながら、彩りある日常を過ごしていければと思っています。

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