物件探しに役立つ - ドバイの不動産業者の調べ方
今回は、皆さんが物件を購入する時に依頼する、ドバイの不動産エージェント・仲介業者を調べる方法について解説します。
この記事はこんな人に向いています。
✅ ドバイの業者を確かめたい
✅ 問い合わせたエージェントが怪しい
✅ これから物件探しをする
ドバイで公開されている情報
ドバイは人口の9割が移民の国です。現地民を守るため、外国人が100%所有権を持てる土地とそうでない土地を区別しています。ドバイ政府は、認められた範囲内での外国人の不動産購入を、積極的に推奨しています。そのため、ドバイ土地局（DLD）では、外国人が安心して不動産を購入できる体制作りに取り組んでいます。
日本と違い、DLDではあらゆる情報を公開しています。利用には費用はかかりますが、オープンデータのAPIも公開しています。
例えば、下記のようなデータを誰でも確認することができます。
不動産業者データベース
RERA登録エージェントデータベース
過去に行われた取引履歴
エリアの取引数、平均価格などのデータ
建設中のプロジェクトの進捗状況
不動産業者と登録エージェントのデータベースについて、解説していきます。
ドバイの不動産業者の調べ方
① DLDのwebサイトにアクセスする
サイトにアクセスすると下記のような画面になります。
② 業者名もしくはエージェントの名前で検索する
検索窓で、不動産業者名かエージェント個人の名前で検索します。
③ 個別の詳細を確認する
RERAエージェントの資格の有効期限、所属する会社、取引履歴、取り扱ったプロジェクト、ランキングなどが確認できます。
上記のように、各年の取引数が確認できます。上記のエージェントであれば、10年ほど仲介エージェントの経験があることが明らかにわかります。
また、このようにどのプロジェクトを取引したことがあるのかを見ることができます。もしプロジェクトがある特定の地域に偏っている場合は、そのエリアのスペシャリストかもしれません。
業者に所属するRERAの登録エージェントも併せて確認することができます。日本でいえば、その宅建業者で宅建士登録されている人を確認することができる状態です。
以上、ドバイの不動産仲介業者を調べる方法を解説しました。
物件探しの際に、ぜひ活用してください。ドバイでは、不動産取引の透明性を高めるため、さまざまな情報が公開されています。海外不動産は、情報が取れないことが一番の不安要素です。DLDをうまく活用して情報収集しましょう。
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