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ドバイは不動産投資の3条件が揃っている!?


①ドバイが富裕層から注目される理由とは?

日本人の私たちからすると、ドバイの不動産のイメージは「きらきら」していて何億あっても買えないイメージですよね?
結論から言うと、それは「間違い」です。ドバイの建設業やサービス業を支えているのは出稼ぎに来ている移民であり、彼らの給料は日本よりも低い水準です。ドバイはビリオネアの流入数が世界で一番多いのは事実ですが、こういった発展を支えている存在がいてこそです。

なぜ世界中の富裕層はドバイの不動産を買うのか?

富裕層がドバイにくる理由は、もちろん「税制」が大きいことは事実です。個人の所得税、住民税、キャピタルゲイン税などほとんどありません。しかし、ドバイの不動産を買う理由は他にも理論的な理由があります。

このnoteでは「不動産」という視点で、なぜ多くの人がドバイの不動産に魅力を感じるのかを考えていきたいと思います。

②不動産投資の三因子とは?

ドバイに限らず、不動産投資に重要な要素は大きく3つあります。

  1. 経済成長・人口増加

  2. 政治的安定性

  3. 外国人不動産

とても基本的な内容ですが、大切なことなのでそれぞれ解説します。

1. 経済成長・人口の増加

不動産価格の70~80%は「需要」で説明できると言われています。不動産投資は5〜20年の期間を想定する投資です。そして、一般的に不動産投資のリターンは「誰かが物件を借りる」ことによってしか生まれません。不動産投資をするエリアの人口が増加していることが絶対条件であることは容易に理解できます。
「需要と供給」が「価格」に大きく影響を与えます。経済成長は、人口増加とダイレクトに関係します。経済成長は、紙幣を印刷することによって成されるのではありません。社会に必要なモノ・サービスを生産しなければなりません。生産には、必ず働き手がいるので、人口の増加は経済の発展に寄与し、経済の発展が人口の増加に寄与します。

2. 政治的安定性

不動産投資は、その建物や土地に対する権利を認められて初めてスタートします。不動産の所有権は、先進国なら国家や該当機関が管理するのが当然です。そのため、国家が安定しており、登記制度が機能していることが条件になります。
政治的に不安定なエリアは、人口需要の低下だけでなく、経済的な財政不安、通貨の信用問題や建物資産の棄損など、副次的な問題が多々発生することが予測できます。
不動産賃貸がリターンを生みます。政治的・人種的な差別が激しい国では入居づけや管理面のリスクが高くなります。
政治的安定性は、治安にも繋がっています。当然ですが、治安が良いほうが不動産の資産価値として保存されやすいと考えられます。

3. 外国人の不動産購入の政策・法整備

不動産市場にとって「外国人が参入できるか」という点は、歴史的に見ると重要な要素です。例えば、カナダは外国人による不動産購入の許可を整備した結果、不動産価格が上昇した歴史があります。ドバイは2002年に法改正があり、外国人の所有権を認める方向になりました。
外国人の参入障壁が全くない=良い市場ということではなく、地元国民の利益を保ちつつ、外国人が購入できるエリアが結果として不動産価格の上昇(需要増加)を促しています。
ドバイの不動産に関する法整備、ライセンス整備は厳しく管理されています。不動産売買で騙されるとすれば、ドバイの情報が公開されていることを隠したり、送金する口座がエスクロー口座ではなく仲介が受け取ったりするパターンです。

ドバイは、3つの要素が揃ったエリアです
外国人投資家や富裕層のイメージが強いですが、雇用の増加に伴い労働人口も増加しています。また、外国人が不動産を購入できるエリアは定められており、法的な100%所有権が認められます。経済における不動産セクターの重要性は政府が認識しているため、法整備、登記制度、ライセンス管理は外国人でも検証できる仕組みになっています。

③ドバイ不動産のポイントは?

ドバイ不動産が注目されるポイントをまとめてみました。

  • 不動産投資の3条件を持っている

  • 新しいエリアの開発が現在進行中であり、キャピタルゲインを狙いやすいキャピタルゲインを狙いやすい

  • 不動産取引に関する法律が整備され、データが公開されている

  • ビザが比較的取りやすい(不動産投資ビザ、ゴールデンビザ10年もあり)

  • 法人設立も比較的簡単で、オンラインで依頼可能

  • 税率が低い(個人の所得税なし、法人は業種による)

④ドバイ不動産の向き/不向き

ドバイ不動産はこんな人に向いています

  • とにかく天気が良い国で過ごしたい

  • 海外拠点、海外資産を持ちたい

  • 差別が少ない国を選びたい

  • 政府の信頼がある不動産プロジェクトを買いたい

  • キャピタルゲインを狙いたい

こんな人は向いていません

  • とにかく安く海外移住したい(東南アジア圏の方が安く、日本に近いです)

  • 砂漠が嫌い

  • 多国籍を尊重できない(ドバイは9割が移民です)

  • 新しいことや変化が嫌い(ドバイは良くも悪くも変化のスピードが早いです)

  • 長い歴史・文化的な建築を所有したり、運用したい人(ドバイはまだ歴史が浅いです)



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