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2拠点生活のススメ|第79回|朝の定番は、ブラジル庶民派コーヒー

我が家では、徳島でも川西でも、豆乳を使ったカフェオレが朝の定番。

カフェオレに使うコーヒー豆は、ブラジルの一般家庭で一番飲まれているというピロンコーヒー。ブラジル産には珍しく、渋みが少なく、コクと苦みがやや強い。エスプレッソ用に細かく挽いてあり、ドリップして飲むには濃く出過ぎるが、カフェオレにするとまろやかさが増し、とても美味しくなるので気に入っている。


このコーヒーは、7年ほど前、仕事でブラジルに行った際に寄ったスーパーマーケットで見つけた。旅に出ると、地元のスーパーに行くのが好きで、変わったパッケージのお菓子なんかをいろいろ仕入れてお土産にしたりするのだが、店内をうろうろしていると、煉瓦のようなものが数百個、天井に届くかと思うほど大量に積まれているのを見つけて驚いた。

こんな数を品揃えしておかなければならない食品って何かと思って近付くと、それは真空パックされた500g入りのコーヒーパック。触るとカチカチで、そのカタチもまるで煉瓦。それがピロンコーヒーだったという訳。

ブラジルの一般家庭でもっとも飲まれているコーヒーらしく、世界NO.1の生産量と輸出量を誇るブラジルのレギュラーコーヒーというふれこみだった。

高価なコーヒーはいくらでもあるのだろうが、一般家庭の方が好むコーヒーとはどんなものかと気になってお土産に買って帰った。

主な特徴
                                                                                                                    ・ 深煎りした味わい深いコク・苦味をお楽しみいただけます。        
・ 香ばしいビターチョコレートのような風味。酸味は少なめ。                             ・ 採りたてのコーヒー豆をブラジル現地で細挽きにして真空パック、
  酸化を防ぎ香りと旨味を逃がしません。
・ しっかりした苦味とコクがあるため、エスプレッソの他、
     カフェオレでも コーヒー本来の味わいを楽しめます。

最初は、苦みが強く、とても濃く出るので朝一番にはすこし辛いと思っていたのだが、カフェオレにすることで抜群に美味しくなった。それに不思議と飲み飽きない味ということもあって、もう7年も我が家の定番になっている。

日本の店頭では買えないので、ネットで注文。最安値は1パック500g入って500円ほどと、かなりお安いというのも定番の理由。真空パックされているので半年ぐらいは保存が可能、徳島用と川西用に常に数パックは買い置きしている。

高級豆のように香りを楽しむというようなものではないので、コーヒー通の方にはあまりオススメできないかも知れないが、カフェオレ好きという方にはオススメです。ふだんあまり砂糖は入れないのだが、このコーヒーだけは砂糖を入れて飲む方が美味しく感じる。何故なんだろう?

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最近、香りがイマイチという評判を気にしてか、お値段は2〜3割増しになるが、カフェピロン・アロマオリジナルという、豆も登場した。なかなか市場には出回っていないようで、まだ試したことは無いのだが、どんな感じか気にはなっている。

はるばる地球の裏側から届けられるピロンコーヒー、たまにお土産でこだわりのコーヒー豆を頂くと、香りもいいし美味しいなあと思うのだが、2〜3日も経つと物足りなくなってくる。ピロンコーヒーには定番に相応しい不思議な魅力があるのだ。

皆さんも一度試してみられてはどうだろうか・・・

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