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2拠点生活のススメ|第23回|イボンヌ流、物件の探し方

引っ越す予定が無くても、物件を見るのは楽しいモノ。立地や間取りなどから、いろんな妄想が膨らんでいくし、地図を見ているとその街のことに知らぬ間に詳しくもなる。今回のnoteは、そんな物件探しの楽しみを伝えたいと思う。

便利さより、楽しさで探すべし

普通の物件探しは、生活を最優先に考え、駅やスーパーに近いなど生活の便利さを主として探すが、2拠点の場合は、拠点作りの目的や自然環境などを主軸に考える方が楽しさも倍増、探している段階からテンションが上がるモノだ。

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私の場合は、サーフィンが主体だったので、海へのアクセスの良さ、部屋からの眺望、散歩の楽しさなどを重視した。せっかくの2拠点なので、最初は別荘感覚で、特別感があり、ご近所トラブルなどの起こりにくい環境を選ぶのがオススメ。

便利な立地や設備ばかりに目をやると、普通に暮らす人々とニーズが丸かぶりになるので、人気が高くなり競争も激しいし、家賃も高くなる。とくに最初は、人とは違うところに価値を見いだした方が、案外安くて面白い物件に出会うものだ。使いにくいと思う間取りも、アイデア次第で特別な住まいになるぐらいの心持ちがちょうどいい気がします。


ストリートビューを活用すべし

離れた場所の物件を探すので、やはりネットの不動産情報をあたるのが定石。ヤフー不動産やHOMES、SUMOなど、いろんなサイトがあるが、サイト利用の際に「地図から探す」という検索を使うのがイボンヌ流。川沿いや公園沿いなど環境が良さそうと思う場所に当たりを付け、街を俯瞰で見ながら、いろんなものとの位置関係などを探っていく。

ある程度気になる物件を見つけたら。グーグルマップで実写の航空写真を拡大していき、隣近所との状況などを具体的に知るのもいい。さらにグーグルのストリートビューを使うと、物件写真ではないリアルな外観を見ることができるし、家周りの実際の通りや道幅、雰囲気もある程度把握できるのでオススメだ。

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私が最初に借りた物件は、吉野川沿いの小ぶりなマンション。グーグルマップを見ていると凄い川幅の吉野川とその河原を利用した様々な公園が目に入り、物件からの眺めを想像してテンションが上がった。マンションも小ぶりで1フロア1軒というプライベート感も気に入った。ただ周りは細い道や一方通行が多く、そういう意味では少し不便さは感じたが、その分家賃もかなり安めといいことづくしだった。

最初から高望みせず、まずは出せる家賃設定を決め、重視するポイントを2つぐらいに絞って探すのがベストだと思う。せっかくのセカンドライフなのだから、眺望や周囲の環境を重視した方が、のちのち楽しめると思います。


アプローチいろいろ

地方に住む利点は、何といっても家賃の安さや自然環境の良さ。私の居る徳島市も市内を外れるとグンと家賃も安くなるし、間取りも広くなる。ただ企業の不動産情報では限界もあり、物件数も少なく探しにくくなるもの。

そこで、ほんとの田舎や地方を考えている方は、自治体の空き家バンクなどの情報を見ることもオススメです。地域によっては登録をしないと物件検索をできないものもあるが、値段も安く、畑付きの一軒家が100万円以下といったものも多くある。ただ普通の不動産情報と違い、補修が必要だったり、元々の住民の荷物がおもいっきり残っていたりする場合もあるので注意が必要だ。

私も最初は、なるべく予算を掛けたくないとの思いもあり、鳴門市の空き家バンク等に登録したが。こういったものはあくまで移住者向けのサービスが前提で、2年とか3年とか入居期間の縛りがあったり、2拠点の場合はダメだったりするので、2拠点が前提の方には、あまりオススメできないかもです。

また競売物件を買うという手もあり、こちらはかなりリスクは伴いますが、ビックリするような格安物件に出会えるので、私も定期的にチェックはしています。

最後におまけ情報。やはり幾ら安くても事故物件などには、巡り会いたくないモノ。契約の前には、上記のサイトをチェックしておくこともお忘れ無く。


皆さんが、素晴らしい物件に出会えますように!

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