山田D太郎の現実レボリューション

フィクション作家、山田D(ダディ)太郎の作品note。登場人物達は、人生を思索しながら…

山田D太郎の現実レボリューション

フィクション作家、山田D(ダディ)太郎の作品note。登場人物達は、人生を思索しながら、前に進み続ける。これは現実をより良く革命したい者達のアレコレなのである。

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親父、地球は、まるいんだ!

五郎は父親と仲が悪い。 クソ親父と心の中で悪態をついていた時期もあった。 嫌いというわけではないが、常に意見が対立して折り合いがつかない。 そんな親父も一家の父…

「器用貧乏」愛すべき器用と憎むべき貧乏

器用貧乏は「貧乏」という言葉がついているだけで貧乏になるストーリーを連想させる。 頑張って働いて、勉強もして、やりがいもないわけではない。 でも収入は一向にあが…

キミはどっち側?

一郎は自身の半生を振りかえりながら思った。 「なかなか思い通りにならないものだ…」 経済苦、病苦、人間関係の悩み… 生きていれば何かしらある。 まわりを見ればこ…

親父、地球は、まるいんだ!

親父、地球は、まるいんだ!

五郎は父親と仲が悪い。
クソ親父と心の中で悪態をついていた時期もあった。

嫌いというわけではないが、常に意見が対立して折り合いがつかない。

そんな親父も一家の父として、懸命に家族を養ってきた。

五郎はそのおかげで大学にもいかせてもらえたし、社会に出るまでお金の事で苦労する事はなかった。

ここは、感謝する所なのにナゼか暖かい気持ちにならない。

親父は昔から酒癖が悪く、激情型であった為、うま

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「器用貧乏」愛すべき器用と憎むべき貧乏

「器用貧乏」愛すべき器用と憎むべき貧乏

器用貧乏は「貧乏」という言葉がついているだけで貧乏になるストーリーを連想させる。

頑張って働いて、勉強もして、やりがいもないわけではない。 でも収入は一向にあがらず支払いだけが増えていく人生。

コレを貧乏と言わず何と呼ぶ!? 

三郎は職場では器用にいろんな事をできるので重宝される事が多い。

これもそれも、いろいろな事を広く浅くやってきた結果である。

とはいえ何かのプロ、専門の分野というも

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キミはどっち側?

キミはどっち側?

一郎は自身の半生を振りかえりながら思った。
「なかなか思い通りにならないものだ…」

経済苦、病苦、人間関係の悩み…

生きていれば何かしらある。

まわりを見ればこれらの苦しみが比較的少ない人もいる。苦しみを乗り越えた人もいる。悠々自適の現実を満喫している人もいる。

人と比べる事でしか感じる事のできない幸福感、人と比べる必要のない幸福感。そういうのがあるのは、わかっている。

40歳半ばに差し

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