DSOG
服に関する記事のまとめ
本に関する記事のまとめ
昔からデカいバッグが嫌いだった サッカークラブ 部活動 修学旅行 色んなシーンで持たされるエナメルのショルダーバッグはUMBRO 2リットルの魔法瓶を2本入れてもまだ余裕を見せる 殆ど身体の小さい自分は そうした Carry だとか Luggage みたいな概念を 育ちの中で潜在的に嫌っていった ずっと両手が空いていて欲しいし 出来れば手指には何のアクセも付けず 完全フリーでいたかった そんな中で随分久し振りに 「持ち方」とか「サイズ感」とか アティ
ボーリングシャツってあるじゃないですか 昔のアメリカで ボーリングの時によく着られていた 半袖の開襟シャツ 多くがレーヨンとかの 極めて肌触りの良いソフトテクスチャですね 背面にはモチーフグラフィックがあったり チェーンステッチで何かしら書かれてたり それをそう呼んだのと同じ気持ちで 【テラスシャツ】と呼びたい服があります。 それ一枚で 素肌にさらり そんなお風呂上がりスタイルで テラスでチルタイムを過ごしたいじゃない べランピングだなんて大掛かりな事は出来ま
ゴシック・モーデッド ゴシック と “モードだったもの”という意味で モードの過去形を組み合わせたもの。 私の中にだけ薄らとある 汚い造語です。 常用しないでくださいね。 ゴシック趣味の服を 一括りに「モード」又は「モード系」と括る風潮への歯止めのつもりです。 あんまりに強烈でクリティカルなその衝撃は 後世の何気無い言語感覚にまで深く根差してしまいました。 そんな、西洋モードに殴り込みを掛けた日本人デザイナー達のクリエイションを幾つか。 -Harness COMM
《SEE BREEZE》 なんて親父ギャグみたいな銘を打って、 “そよ風の見える服” ってのも今回展開します。 風が嬉しくなるこれからの季節、その「風」の存在をより強く確かめられるようなエアリーエッセンスを、風情としてフックアップしてみます。 ロマンチストが頑張りましたので リアリストもそれなりには仕事をしなければ。 風のように軽いキャプションで さらっといきます。 オンライン未掲載の現地優先入荷分より、風をキーワードに幾つかピックアップしてみました。 こうし
(普通にポップアップの服の話です) 2014年 これ書いてる今から 丁度10年前 モードシーンにストリートラグジュアリーの概念が普及して、簡潔な型紙に、グラフィックのクオリティで勝負する所謂《グラフィックモノ》が増えたタイミング。 そしてその尋常ならざる勢いは 後から見返せば 2010年代を象徴する、キーセンテンスであったように思います。 そんな中 文脈を凡そ同じくして 《後から見返さなきゃ見えないもの》 がもうひとつあります。 それが モードブランドによる グ
こんにちは。 カルテは来たる5/19をもって 3周年を迎えます。 つきましては ドンピシャではないものの 5/10~5/12 の3日間、ポップアップイベントを開催させていただきます。 ところはお馴染み裏参道ガーデン。 そしてまたもお馴染み、 GAMUSTOREさんとの合同開催です。 ・当時の住まい ・OPENのタイミング どちらも本当に偶然、殆どを同じくして始まった2店舗。 そしてどちらもデザイナーズファッションの虜。 佐久間さん、本当に徒ならぬご縁ですね……
2024年 1/27-28に 本年一発目のポップアップショップを執り行いまして。 それが終了してひと段落した今 これを書いてます あれ この記事がもしかして今年の一本目ですか。 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 いやはや 楽しいと共に 強く刺激などを頂いたポップアップでした。 現状 出来てること/出来てないこと また改めて少しずつ見えてきた感じです。 1月後半 日本で最も出遅れた初売りといった趣。 強いて言えば難しいタイミングなのか
○POP UP SHOP開催のお知らせ○ ○と、雑記です。 今秋冬、何回かポップアップ開催予定があります。 その中で直近の、11/3-4-5の回について。 今回はエッセンスとして 40年前のヨーロッパで発生したカジュアルウェアをなるべく沢山仕入れました。 で、当時のスタイルを手本取るのではなく、当時より更に選択肢の増えた現代視座で自由にリミックス。 --- “ヨーロッパに吹いたアメカジの風” オーセンティックな製造水準を大前提に据えた作りの良いハイカジュアルに
とある国の海兵用セーター。 分かりやすいネイビー。 ハーフジップでのハイネック。 別に市場価値が高いとか 隠れた名品とか そういうんじゃない。 市場価値もそうだけど 別に僕の主観で見ても 「希少」な服ではない。 結論から言うと 「たまたま」良い服。 「「たまたま」良い」ってのも気持ち悪い日本語だけど、そうとしか言いようがない。 と言うのも “機能のために為されたデザイン”が 数十年経った現代で “可愛いディテール”……、 つまり、少なくとも一個人以上のここ
天高く馬肥ゆる秋。 この書き出しで始まるのは、教頭か校長が書いてる 誰も読んでない学校通信くらいのもんです。 ああいうの誰が読んでるんでしょうね。 中身がありそうでなさそうな 絶妙な薄さの 毒にも薬にもならないテキスト。 僕なんですよね。 僕が読んでたんですよね。 校長、安心してくれ。 読者はきっといるから。 もうね 誰が書いたかとか 面白いかどうかとか そういうんじゃないの。 そこに文章があったら読んじゃうの。 何でもそう。 最近クラフトビールにハマっ
茹だる暑さです。 “茹だる”のです。 尋常じゃ無いツラした文字です。 人間、並びに、生物は茹でると死にます。 今や過ぎた言葉じゃありませんね。 この言葉を初めに考えた人も、 心からの言葉だったのでしょう。 お見舞い申し上げます。 飲みの席 海釣りの席 スポーツの席。 体力の要る「席」が図らずも連続する盆の暮れ。 まだそんなに歳取って無いと言うのに 体力は格段に劣化しており 暑中とか関係無く、 見舞いが必要なのはお前の体なのではないかと。 こんな事を感じてるのは私だ
今からフットサルでも行くんかよ と まあまあ、親愛ありきの優しいツッコミを頂きがちなサッカーTee。 イングランドのチームですから、ちゃんと「フットボールTee」と呼んだ方がいいか。 秋冬にはそのポジションをフットボールマフラーに譲りますが、どちらにせよ現代的にスポーツエッセンスを取り入れつつ、現代ティーンエイジャーのフラットなバランス感覚を楽しむアイテム、という感じ。 70-80'sのフーリガン達の着こなしとはまた少し違う、ストレートなチームTee。 そこで愛用さ
ーーーーー 洋服でも何でもいいです 小説 写真 音源 絵画 果てはツイートでもいいや。 自分がいなければこの世に生まれなかった物が 生まれた瞬間 その瞬間には 作品の産声をも上回る 作り手の歓声がある。 その声を拾い集める “創意”のアーカイブワーク。 消え掛かった軌跡を辿り その声を再現するお仕事。 その積み重なりは 過去→現在 だけでなく 現在→未来 への新しい創造に化ける。 至上命題 「これから僕らはどう楽しむか」 一着の中にさえ 無
寝室を覗いた先輩の、至極真っ当な普通の質問。 リビングには付けた。 でもそのリビングにつけたその時 寝室には付けんとこう と思った。 僕はその時こうも思った。 「カーテンってムズいわ」 洋服において「生地」ってのは その魅力を形成する上で、とても大きな要素やと思う。 装飾無しのシンプルなアイテムなら、尚更。 オーバーコート、テーラードジャケット、トラウザーズ……、果てはストールとかかな。 そんな最果て、 “生地の魅力”がそのまんま“プロダクトの魅力” に置き換
11月末、カルテ東京ポップアップが終わり 心身共に消耗し切った私のイマジネーションは枯れ果てに枯れ果てております。 どうも、お疲れ様です皆様。 もう12月ですね。 ここからが速いですよ、毎年のことですが。 ぼーっとしてると12ヶ月目は光の如し矢の如し。 欠伸をしている間に置いていかれます。 そう自分に言い聞かせながら、回らない頭でうんうんうんうんうんうん唸りながら仕事を再開させつつあるところです。 通常モードの1/8くらいしかスタイリングが組めない程には頭が眠っている現
お疲れ様です。 古着屋カルテです。 秋の夜長、ということで 何か書くか!と思いつきだけでnoteを開きました。 何書きましょうか、来週末に迫った東京ポップアップの事とか? 重いよなぁ。 告知やらアイテム紹介やらをゴリゴリ書き連ねるような気分でもないんです。 それはBASEとインスタグラムでやってるので。 そんな訳で 皆さん、 最近何か買いましたか。 2022年の秋冬が始まろうとしている訳ですが、別にファッションに限っての話じゃあなく。 新しい香水とか、仕事道具と