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ETRAK(カルテ)という古着の店をやっています。 私の病症録です。 YouTubeも…

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ETRAK(カルテ)という古着の店をやっています。 私の病症録です。 YouTubeもやってます。 そのカルテを一部紹介しています。 所謂デザイナーズウェア、に凝らされた創意/閃きを愛しています。

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    c80's Pregnant Pig-Mama Graphic Design Boro Tee

    ボロっと着古されたパキ綿Tee。 プリントには細かいクラック。 ボディにはガッツリ斜行。 裾もぐにゃぐにゃ。(ここまでいくか?) 最高の配色とたまらない熟れ具合。 ポプテピピックのタッチからあざとさを抜いたような絵柄。 「私は太ってるんじゃないの…妊娠してるのよ!」 ですって。 仔豚たちの懐き方からして、きっと愛情深い優しいママなのでしょう。 どうかみんな健やかにね。 生地感はポリ混ざってるくらいにテロテロですがオールコットン。 ポリ混ぜカットソー特有の毛玉が無いってのがやっぱりアドバンテージ。 着てて気持ち良い。 さてこのTシャツ、個人的には裏返してからが本番。 エッジステッチはシングル?ダブル? なんていう二択の外側。 細巾テープ状に裁断した共布パーツをリブみたいな感覚で切り替えドッキング。 「折り返してステッチ」という当たり前をひっくり返す仕様選定。 そして肩部分! ここが変だよビンテージ! 実はトルソーに着せてる時からずっと違和感はあったんです。 肩部分の縫い代、なんか異様にゴロついてるな? 答えは共布テープの巻込み縫製でした。 こんな知恵があったんですね。 真面目に服を見るようになってから初めて気付いたディテールアイデア。 この部分は現代のカットソーだと全部伸び止めテープを肩シームに巻き込んで一緒に縫うんですけれど、それの代わりを普通の布でやってるって訳。 こんなのがあるのか……。 古着は奥が深いです。 奥に進めば進むほど未踏エリアが増えてきて、宇宙の膨張を追いかけてるのかと思うほど。 この肩仕様、実際効果があるのかって? 分かりません……。 Made in Pakistan サイズ表記M 肩幅:47 身幅:46 着丈:62 袖丈:17
    21,000円
    ETRAK
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    80-90's BYBLOS All-Silk Tailored 4-Tucks Ex-Wide Slacks

    S/Sを迎え撃つに当たってこれ以上に理想を叶えてくれる個体も無いでしょう。 霧のように霞んだ ペールピンクのワイドスラックス。 この霞んだ感じ、ヘイジーカラーを更に加速させるのがオールシルクという極めて贅沢なファブリックチョイス。 ウエストにはタックが4本。 ワタリ巾、40cmオーバーです。 なんて贅沢なんだ。 80'sミラノの黄金期、数多のハイメゾンと並び輝いていた古豪、BYBLOSの仕事です。 いや本当素晴らしい! こんなの何と合わせても可愛い。 おおよそ30年前のオールシルク仕立て、 それもピンポイントで最高のカラーリングの個体が なんとほぼミント、 極めて良好なコンディションで出て来てくれました。 これマイサイズなら絶対私物にしてたんですが、嬉しいやら悲しいやら、稀少なメンズのオーバーサイズ、50でのご用意となります……。 数寄者諸賢、是非宜しくお願い致します。 OPTI_Zip Made in ITALY サイズ表記50 ウエスト:90 ワタリ:41 股上:35 股下:81 裾幅:25.5
    32,500円
    ETRAK
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    19S/S DRIES VAN NOTEN Black Glasses Constructed Stole

    この人のランウェイは傑作ばかりなんですが、このシーズンも素晴らしい。 過去や未来の引用ではなく《現代》を礼賛したディレクション。 ベクトルを違える諸要素が並行して混ざり合う時代……というのは、流行や潮流が多角化した現代では耳に慣れたセンテンスか。 その時代の風景も このレーベルのフィルターを通るとここまで美しく調和していく。 ミリタリーウェア-ワークウェア-テーラードコート-とマスキュランなテイストがズラリ並び、かと思えば精巧なクチュールワーク、婉麗なドレープ、華奢なシアーテキスタイルのカルテットが重なる。 シェルコートのナイロンが擦れる音と 重厚にあしらわれたスパンコールやビーズワークが跳ねる音がモデルの足音を追いかける。 毳毳しく染め上げられた羽飾りが眩しい。 かと思えばそのルックのキャミソールを首に巻き留めるコードはアウトドアギアに使われるようなユーティリティテイストだったりする。 《機能性とクチュールワークの融合》 と、どうにか一言に纏めるとそんな所だけれど、いやいや、それを取り持つバランス感覚のいかに洗練されたことか。 それらを見つめる視点の解像度の、如何に豊かなことか。 本品はその圧倒的なボキャブラリの中の小さな1ピース。 ランウェイでも多用された、無数のバンブービーズを組み立てる糸仕事。 このストール自体はランウェイで登場していないものの、前述したそれらは《クチュール性》の象徴として、スウェットシャツやモッズコート等の現代衣服と織り交ぜてスタイリングされる。 なればこのビーズストールも、雑多なるボロ着に混ぜ込むくらいでこそ、その本懐を遂げようというもの。 --- そんな感じで、カルテではヴィンテージと混ぜて美しいギャップを模索してみました。 色もテクスチャも軽くなりがちなサマーシーズン、この超尖ったマテリアルはどんなスタイルも忽ち独創的に引き締めてくれるでしょう。 総手仕事で、長さは首に一巻きか、巻かずに垂らすか……くらい。 長過ぎても危ないですからね、これ。 このくらいのレングスが実際ベストだと思います。 贅沢の極みみたいなストール。 ストール? ストールとプリミティブジュエリーの中間地点みたいな存在か。 言わずもがな デリケートな商品ですので、 くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。 デッドストックでのご用意です。 レングス:124
    40,000円
    ETRAK

マガジン

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    c80's Pregnant Pig-Mama Graphic Design Boro Tee

    ボロっと着古されたパキ綿Tee。 プリントには細かいクラック。 ボディにはガッツリ斜行。 裾もぐにゃぐにゃ。(ここまでいくか?) 最高の配色とたまらない熟れ具合。 ポプテピピックのタッチからあざとさを抜いたような絵柄。 「私は太ってるんじゃないの…妊娠してるのよ!」 ですって。 仔豚たちの懐き方からして、きっと愛情深い優しいママなのでしょう。 どうかみんな健やかにね。 生地感はポリ混ざってるくらいにテロテロですがオールコットン。 ポリ混ぜカットソー特有の毛玉が無いってのがやっぱりアドバンテージ。 着てて気持ち良い。 さてこのTシャツ、個人的には裏返してからが本番。 エッジステッチはシングル?ダブル? なんていう二択の外側。 細巾テープ状に裁断した共布パーツをリブみたいな感覚で切り替えドッキング。 「折り返してステッチ」という当たり前をひっくり返す仕様選定。 そして肩部分! ここが変だよビンテージ! 実はトルソーに着せてる時からずっと違和感はあったんです。 肩部分の縫い代、なんか異様にゴロついてるな? 答えは共布テープの巻込み縫製でした。 こんな知恵があったんですね。 真面目に服を見るようになってから初めて気付いたディテールアイデア。 この部分は現代のカットソーだと全部伸び止めテープを肩シームに巻き込んで一緒に縫うんですけれど、それの代わりを普通の布でやってるって訳。 こんなのがあるのか……。 古着は奥が深いです。 奥に進めば進むほど未踏エリアが増えてきて、宇宙の膨張を追いかけてるのかと思うほど。 この肩仕様、実際効果があるのかって? 分かりません……。 Made in Pakistan サイズ表記M 肩幅:47 身幅:46 着丈:62 袖丈:17
    21,000円
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    80-90's BYBLOS All-Silk Tailored 4-Tucks Ex-Wide Slacks

    S/Sを迎え撃つに当たってこれ以上に理想を叶えてくれる個体も無いでしょう。 霧のように霞んだ ペールピンクのワイドスラックス。 この霞んだ感じ、ヘイジーカラーを更に加速させるのがオールシルクという極めて贅沢なファブリックチョイス。 ウエストにはタックが4本。 ワタリ巾、40cmオーバーです。 なんて贅沢なんだ。 80'sミラノの黄金期、数多のハイメゾンと並び輝いていた古豪、BYBLOSの仕事です。 いや本当素晴らしい! こんなの何と合わせても可愛い。 おおよそ30年前のオールシルク仕立て、 それもピンポイントで最高のカラーリングの個体が なんとほぼミント、 極めて良好なコンディションで出て来てくれました。 これマイサイズなら絶対私物にしてたんですが、嬉しいやら悲しいやら、稀少なメンズのオーバーサイズ、50でのご用意となります……。 数寄者諸賢、是非宜しくお願い致します。 OPTI_Zip Made in ITALY サイズ表記50 ウエスト:90 ワタリ:41 股上:35 股下:81 裾幅:25.5
    32,500円
    ETRAK
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    19S/S DRIES VAN NOTEN Black Glasses Constructed Stole

    この人のランウェイは傑作ばかりなんですが、このシーズンも素晴らしい。 過去や未来の引用ではなく《現代》を礼賛したディレクション。 ベクトルを違える諸要素が並行して混ざり合う時代……というのは、流行や潮流が多角化した現代では耳に慣れたセンテンスか。 その時代の風景も このレーベルのフィルターを通るとここまで美しく調和していく。 ミリタリーウェア-ワークウェア-テーラードコート-とマスキュランなテイストがズラリ並び、かと思えば精巧なクチュールワーク、婉麗なドレープ、華奢なシアーテキスタイルのカルテットが重なる。 シェルコートのナイロンが擦れる音と 重厚にあしらわれたスパンコールやビーズワークが跳ねる音がモデルの足音を追いかける。 毳毳しく染め上げられた羽飾りが眩しい。 かと思えばそのルックのキャミソールを首に巻き留めるコードはアウトドアギアに使われるようなユーティリティテイストだったりする。 《機能性とクチュールワークの融合》 と、どうにか一言に纏めるとそんな所だけれど、いやいや、それを取り持つバランス感覚のいかに洗練されたことか。 それらを見つめる視点の解像度の、如何に豊かなことか。 本品はその圧倒的なボキャブラリの中の小さな1ピース。 ランウェイでも多用された、無数のバンブービーズを組み立てる糸仕事。 このストール自体はランウェイで登場していないものの、前述したそれらは《クチュール性》の象徴として、スウェットシャツやモッズコート等の現代衣服と織り交ぜてスタイリングされる。 なればこのビーズストールも、雑多なるボロ着に混ぜ込むくらいでこそ、その本懐を遂げようというもの。 --- そんな感じで、カルテではヴィンテージと混ぜて美しいギャップを模索してみました。 色もテクスチャも軽くなりがちなサマーシーズン、この超尖ったマテリアルはどんなスタイルも忽ち独創的に引き締めてくれるでしょう。 総手仕事で、長さは首に一巻きか、巻かずに垂らすか……くらい。 長過ぎても危ないですからね、これ。 このくらいのレングスが実際ベストだと思います。 贅沢の極みみたいなストール。 ストール? ストールとプリミティブジュエリーの中間地点みたいな存在か。 言わずもがな デリケートな商品ですので、 くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。 デッドストックでのご用意です。 レングス:124
    40,000円
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        Carry/からう

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          ETRAKはカルテと読む

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          「カーテン付けへんの?」

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          秋の夜長の雑記帳

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