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秋の夜長の雑記帳

お疲れ様です。
古着屋カルテです。

秋の夜長、ということで
何か書くか!と思いつきだけでnoteを開きました。

何書きましょうか、来週末に迫った東京ポップアップの事とか?

重いよなぁ。

告知やらアイテム紹介やらをゴリゴリ書き連ねるような気分でもないんです。
それはBASEとインスタグラムでやってるので。

そんな訳で
皆さん、
最近何か買いましたか。

2022年の秋冬が始まろうとしている訳ですが、別にファッションに限っての話じゃあなく。

新しい香水とか、仕事道具とか、絵画とか、植物とか。

何かを買う時の、どうしたって言葉にしがたいワクワクを、あえて言葉にするのが僕は割と好きなんですが、それを読むのはもっと好きなんです。

最近こんなの買いましてね、
これはここがこうでね、
実はこんなアレがあって、
いや面白いでしょ、それでここがまたね……、

って
そんな感じのやつね。

どなたかDMなんかで書き連ねて送ってくれませんか。
Twitterに書けよ!って一蹴されそうなお買い物冒険譚を読ませてくださいよ。

IGライブかTwitterスペースでラジオみたくお便りトークしますから。


え、じゃあお前がまず書けよって??
僕からですか、参ったなぁ、、、
最近ですか、何か買ったっけなぁ〜

何かこう最近、いわゆる“サラ着”ってのを少しずつ買えるようになってきまして。ありがたいことです。
で、知り合いだったり、先輩だったりのお店なんかで開かれてるレーベルさんの受注展示会にお邪魔する事が(以前に比べて)増えてきまして。

そんな訳ですからシーズン開幕のこの時期、「もうすぐ届く物」ってのは色々あるんですけれど、「最近買った物」ってなると今ひとつパッと浮かばない訳なんです。
ちょっと思い返してみましょうか。


あ、アレ買いましたね。
Wacoalとbeautiful peopleのコラボ。
下着です。ボクサーパンツ。
一個¥4.000とかするんですよアレ。

まあまあまあ、仮にも一応ファッション方面の事柄を仕事にしておまんま食べている訳ですから、別に下着1着に4000円ってのにビビってちゃお話になりませんよ。身に付ける物ですからね。見えない部分にこそ美意識は宿るものです。

って自分と

普通に高ない?!分不相応やない?!

って良いリアクションしてくれる自分とね
両方いらっしゃるんですけれど、あえて洋服以外で挙げるならこれかな。

本当にめっっっっちゃ伸びます。
S~LLまでをone size fits everyoneと謳ってるだけのことはある。
でもまあそんなの別にレビューサイト覗けば載ってるか。

何か不思議な履き心地ですよ。

ただ、何だろう、一発目に選んでおいてあれですけれど、あまり筆が進む感じではないですね……。
人へのプレゼントには滅茶苦茶良いんですけどね。

エッジが最低限まで削られてて、些細なチクッと系のストレスは皆無ですし、確かに普通に快適。
買うと小さなサイズの洗濯ネットみたいなパッケージに入ってて可愛いんですよ。
カラバリもかなり優しく攻めててね。

エクリュ/ブラック/オリーブ/からの/ミント/ラベンダー

なるほど4000円のパンツって感じのカラバリ。
セクシーとは真反対、ヘルシーでポップなディレクションでした。

メンズがトライするにはやや勇気の要るペールトーン。
あえて画像を貼っ付けたりはしないでおきます。ニュアンスだけでご想像いただくのがミソですし。


にしても
新鮮なお買い物でしたね。

例えば苦学生時代、初めてバーに行って、カクテルが一杯800円して、「あ、ジントニック一杯で晩御飯一食分消えるんだ」って凄くカジュアルに、誰にも悟られないように絶望した時の、あの感じ。

そこから貧乏性の私は、バーではバーでしか絶対飲めないような、難しい、珍しいカクテルを頼んじゃう大変メンドクサイ人種になっております。

だってモスコミュールは別に何処で飲んでも美味しいじゃん……。

冒頭で募集した買い物冒険譚に続いて、酔いどれ冒険譚も同時募集とさせていただきますね。
おすすめのカクテルがあったら教えてください。いやちょっと違うな。
貴方の大好きなお酒があれば魅力を教えてください。

お酒の失敗談、みたいなのは結構です。
こっちに沢山あるので。


さてもう一つくらい挙げておきましょうか。
一発目ちょっと湿気ってましたものね。


あ、そうだ、そうそう、アレがありました。
DAIRIKUのカットソー。

22A/Wの[SCHOOL]刺繍が入ったUSED加工ロンT。

今期の洋服なんですけれど、胸に入った刺繍2段目には2012A/W、とあります。岡本デザイナーが放課後アメ村に通っていた高校時代の思い出からのデザイン。

それをリアルタイムで見ていた後輩が私です。
あんまり書くとあれですけど、昔から本当にずっとカッコ良いです。

なのであくまでブランドの名前として[DAIRIKU]と発音する時、なんか先輩を呼び捨てにしてる感じがして普通に恐れ多いんですよね。
なんて呼ぶのが正解ですか???
その辺も考慮して名付けて欲しかったと思います。
いちいち名前を括弧で挟むかのように

“DAIRIKU”のロンTなんですけど〜……って

こう、半拍あけて口語で括弧を表現するの大変なんですよ。


さて私がこうもお洋服にのめり込むようになったのは、この時代のこの方達の影響です。
今知ってるファッションデザイナーの7割はこの時期に覚えたんじゃないかな。

曲がりなりにも好きな事を仕事にする生活になり、色々と大変ではありますがとても楽しいので、この時代(2012A/W)にこの人達と出会えて本当によかったというか、命拾いしたというか、そんな感じです。

この感じを服にして世に残してくれるなんてもう有難すぎる。
ずっと着るかは分かりませんが、永遠にクローゼットにいる服だと思います。
見る度に頑張れる〜〜〜。
高校生みたいな感想ですけれど、そんな服が私にはあるんです、良いでしょう。
(案件じゃないぞ)



さてさて

やっぱりどうも衣類ばっかりになっちゃってアレですねえ。
なんかこう、もっとライフスタイルを豊かにする何か無かったのか?

良い枕とか 良い椅子とか。
アンティークのテーブルセットとかさ。

まあまあ、まだこんなもんでしょう。
そこまで総合的に豊かにはなれませんから、そういう意味では分相応なのかもしれません。引き続き洋服と向き合って、楽しみながら頑張っていきたいと思います。

先ずは今月末のポップアップ、宜しくお願いします。

ETRAKらしく、よく練られたデザイナーズウェアを中心に、これまでWebじゃ触り心地を伝え切れていなかったリュクスなタッチのニットなんかも多めに持って行ってみようかな、と企んでいます。


お買い物冒険譚、作りに来てください。

ETRAK オオギ

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