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ETRAK(カルテ)という古着の店をやっています。 私の病症録です。 YouTubeも…

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ETRAK(カルテ)という古着の店をやっています。 私の病症録です。 YouTubeもやってます。 そのカルテを一部紹介しています。 所謂デザイナーズウェア、に凝らされた創意/閃きを愛しています。

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    MARC JACOBS Abstract_Graphic Printed Pure Silk Long Stole

    マークジェイコブスのロングストール。 かなり過激に設定された縦長バランスのボディに、エッジを飾るフリンジまでかなりのロングレングス。 思い切りエレガントに振ったディレクションですね。 私的体感、このレーベルでは中々珍しいと思います。 しかもそのクオリティも振り切ってる。 「やれるけど普段は やってないだけ」って感じ。 向こうの透ける繊細なシルクシフォンに、このレーベルらしいアート性の強いグラフィック。 ポップな色使いと、抽象的なジオメトリー。 そしてそこで使った色をフリンジでも拾う。 その一本一本に鈍い艶感があり、並々ならぬ作り込みを感じます。 こんなのが沢山あれば良いのですが、この縦長形の時点でなかなか出会えない……。 Made in ITALY サイズ:216×20
    15,000円
    ETRAK
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    c90's ITALY VTG Viscose_Mix Soft Pink Tweed Tied Front Easy JKT

    ホワイト、エクリュ、そしてベビーピンクの混色。 可憐なムードと奥ゆかしい複雑な作り込みを両立させた春色のツイードテキスタイル。 裏無しで軽やかに仕立て上げ、 フロントのボタンも排除。 コード状に配置されたシャギーフリンジを前で結んでボタンの代わりにする仕様です。 このシャギーフリンジは、襟端からフロントエッジをぐるりとトリミングし、ポケットと袖口にもあしらわれます。 クラシカルである反面、絶対的に重たく見えがちなツイードという生地を、徹底的に若く軽やかにソフィスティケートしたデザイン。 ちょうど90年代の前半、モードの世界が豪奢な装飾趣味から次世代のコンフォートに舵を切った時代かな。 このツイードだって、ウールの優しいテクスチャは基軸にしつつ、レーヨンを5割ほど混ぜることでぐっと優美に柔らかくディレクションされています。 そうして軽やかに柔らかく、現代風にアップデートされたビジュアルは、フロントコードの先端を飾るメタルパーツでピシッと引き締められる。 締めるけど締め過ぎない、素敵なバランス感覚。 作り手は、80-90'sのマイナーレーベル GEMMA ZANZANI。 マイナーとは言え これは60年代のイタリアにファクトリーを構えたGEMMA ZANZANI女史による確かなクラフツマンシップのもと80年代に発足した、同氏のシグネチャーレーベル。 90年代以降は ソフィア・ココサラキ オリヴィエ・ティスケンス アンジェロ・フィギュス等 ファッションフリークに人気のディープなクリエイター達のクリエイションを支えたファクトリーです。 このクオリティも頷ける。 Made in ITALY (DA-NI) サイズ表記42 肩幅:46 身幅:50 着丈:71 袖丈:60
    13,000円
    ETRAK
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    c80's FRANCE VTG Flower Pattern Viscose Bias_Cut O-P Dress

    100年も前にM.VIONNETが発明したアイデア 【バイアス・カット】。 生地の地の目に対して斜め45°に傾けて型紙を裁断する手法です。 織物ってのは、ポリウレタンやスパンデックスでも入れない限りは基本的に伸びません。 でも、地の目に対して斜め方向にだけは伸びるんです。 これは織物という構造自体が根本的に持つ性質。 まだ化学繊維なんて存在しない時代に、この斜め方向の「伸び」をストレッチの材料に転用したのがヴィオネ。 以降今日まで、品位の高いプレタポルテでラグジュアリーの象徴として静かに使い続けられています。 ってのを前提に……… これは大体80年代くらいのフランス服。 土台にある美意識は30年代風のスリーク・グラマラスかな。 飛び切り上品で淑やかで瀟洒。 スキンベージュに版画調の植物グラフィック。 そこに枯れかけのガーベラ。 趣味の良いグラフィックセンス。 さあ、 その着丈は137。 日本人にはなかなか容易ではないマキシレングスのワンピース。 その前後身頃を、ネックラインから裾まで接ぎ無しで一枚取りする型紙。 滅茶苦茶に贅沢。 生地巾的にもギリギリでしょう。 バックネックにボタンスリットを1箇所設けてますが、それ以外はジップ等皆無。 着る時はバイアスのストレッチに頼る他無いという、かなり攻めたデザイン。 (腕周り柔らかい人じゃないと難しいのでは?) しかし着用時の吸い付くようなボディフィットは底抜けに美しい。 そして このバイアスカットってのは、ボディへのフィットの他に、ドレープを綺麗に落とす時にも使われるんです。 バイアスカットの方が圧倒的に優美で柔らかく落ちるので。 ・ボディへの吸い付き ・優美なドレープスカート このバイアスカットが生む両要素がひと繋ぎで一着に詰め込まれてるのがこのドレスという訳。 ヴィンテージドレスなんてのは 納得のいくクオリティの個体(状態もね)にほぼほぼ出会える事がありませんから、入荷も殆どありません。 そんな訳で、そこそこ(?)貴重ですよ。 Made in FRANCE サイズ表記2 身幅:42 着丈:137
    25,000円
    ETRAK

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ETRAK

https://DSOG19.official.ec
*日本国内送料無料 ETRAK / カルテ カルテのよう、お客様一人一人に寄り添うファッション。 そして、服に溺れた私の病症録。
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MARC JACOBS Abstract_Graphic Printed Pure Silk Long Stole

マークジェイコブスのロングストール。 かなり過激に設定された縦長バランスのボディに、エッジを飾るフリンジまでかなりのロングレングス。 思い切りエレガントに振ったディレクションですね。 私的体感、このレーベルでは中々珍しいと思います。 しかもそのクオリティも振り切ってる。 「やれるけど普段は やってないだけ」って感じ。 向こうの透ける繊細なシルクシフォンに、このレーベルらしいアート性の強いグラフィック。 ポップな色使いと、抽象的なジオメトリー。 そしてそこで使った色をフリンジでも拾う。 その一本一本に鈍い艶感があり、並々ならぬ作り込みを感じます。 こんなのが沢山あれば良いのですが、この縦長形の時点でなかなか出会えない……。 Made in ITALY サイズ:216×20
15,000円
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c90's ITALY VTG Viscose_Mix Soft Pink Tweed Tied Front Easy JKT

ホワイト、エクリュ、そしてベビーピンクの混色。 可憐なムードと奥ゆかしい複雑な作り込みを両立させた春色のツイードテキスタイル。 裏無しで軽やかに仕立て上げ、 フロントのボタンも排除。 コード状に配置されたシャギーフリンジを前で結んでボタンの代わりにする仕様です。 このシャギーフリンジは、襟端からフロントエッジをぐるりとトリミングし、ポケットと袖口にもあしらわれます。 クラシカルである反面、絶対的に重たく見えがちなツイードという生地を、徹底的に若く軽やかにソフィスティケートしたデザイン。 ちょうど90年代の前半、モードの世界が豪奢な装飾趣味から次世代のコンフォートに舵を切った時代かな。 このツイードだって、ウールの優しいテクスチャは基軸にしつつ、レーヨンを5割ほど混ぜることでぐっと優美に柔らかくディレクションされています。 そうして軽やかに柔らかく、現代風にアップデートされたビジュアルは、フロントコードの先端を飾るメタルパーツでピシッと引き締められる。 締めるけど締め過ぎない、素敵なバランス感覚。 作り手は、80-90'sのマイナーレーベル GEMMA ZANZANI。 マイナーとは言え これは60年代のイタリアにファクトリーを構えたGEMMA ZANZANI女史による確かなクラフツマンシップのもと80年代に発足した、同氏のシグネチャーレーベル。 90年代以降は ソフィア・ココサラキ オリヴィエ・ティスケンス アンジェロ・フィギュス等 ファッションフリークに人気のディープなクリエイター達のクリエイションを支えたファクトリーです。 このクオリティも頷ける。 Made in ITALY (DA-NI) サイズ表記42 肩幅:46 身幅:50 着丈:71 袖丈:60
13,000円
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c80's FRANCE VTG Flower Pattern Viscose Bias_Cut O-P Dress

100年も前にM.VIONNETが発明したアイデア 【バイアス・カット】。 生地の地の目に対して斜め45°に傾けて型紙を裁断する手法です。 織物ってのは、ポリウレタンやスパンデックスでも入れない限りは基本的に伸びません。 でも、地の目に対して斜め方向にだけは伸びるんです。 これは織物という構造自体が根本的に持つ性質。 まだ化学繊維なんて存在しない時代に、この斜め方向の「伸び」をストレッチの材料に転用したのがヴィオネ。 以降今日まで、品位の高いプレタポルテでラグジュアリーの象徴として静かに使い続けられています。 ってのを前提に……… これは大体80年代くらいのフランス服。 土台にある美意識は30年代風のスリーク・グラマラスかな。 飛び切り上品で淑やかで瀟洒。 スキンベージュに版画調の植物グラフィック。 そこに枯れかけのガーベラ。 趣味の良いグラフィックセンス。 さあ、 その着丈は137。 日本人にはなかなか容易ではないマキシレングスのワンピース。 その前後身頃を、ネックラインから裾まで接ぎ無しで一枚取りする型紙。 滅茶苦茶に贅沢。 生地巾的にもギリギリでしょう。 バックネックにボタンスリットを1箇所設けてますが、それ以外はジップ等皆無。 着る時はバイアスのストレッチに頼る他無いという、かなり攻めたデザイン。 (腕周り柔らかい人じゃないと難しいのでは?) しかし着用時の吸い付くようなボディフィットは底抜けに美しい。 そして このバイアスカットってのは、ボディへのフィットの他に、ドレープを綺麗に落とす時にも使われるんです。 バイアスカットの方が圧倒的に優美で柔らかく落ちるので。 ・ボディへの吸い付き ・優美なドレープスカート このバイアスカットが生む両要素がひと繋ぎで一着に詰め込まれてるのがこのドレスという訳。 ヴィンテージドレスなんてのは 納得のいくクオリティの個体(状態もね)にほぼほぼ出会える事がありませんから、入荷も殆どありません。 そんな訳で、そこそこ(?)貴重ですよ。 Made in FRANCE サイズ表記2 身幅:42 着丈:137
25,000円
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1995F/W ZUCCA Airy_Green Fancy Nep Tweed Tracker JKT

ふわりと淡い萌葱色のツイードに 豊かに散らされた色鮮やかなファンシーネップ。 花畑の点描みたいなビジュ。 ジョルジュスーラが作ったんか? (もえぎって奈落の花でしか聞いたこと無いわ。) こんなの生地の時点で堪らなく美しい。 命芽吹く春への礼讃みたいな強火の情緒デザイン。 そしてこれで仕立てるのが[タイトフィットのトラッカージャケット]ってのは、余りにも渋くありませんか。 いや、これツイードでトラッカージャケットを作る ってより、トラッカージャケットの雛形をサンプリングしたシャネルジャケット、みたいな認識の方が近いかも。 この生地でこのサイズ感、どうしても脳裏を過るのはコンサバティブで粉っぽいマダムエッセンス。 そこに真逆の要素(Gジャン感)をぶつけてるのか。 ステッチ類は全部生地と同色で纏めて生地の雰囲気を尊重。 そのせいで生地の情緒とディテールのミニマル感に凄い温度差が生まれてる。 これを狙ったアンビバレンスによる独創。 面白い服作ってるなぁと思いきや これイッセイミヤケ社傘下期のオールドZUCCAですか。 どうりで。 言われてみればボタンもイッセイのボタンだ。 Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:39 身幅:45 着丈:49 袖丈:67
16,000円
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JOSE LEVY Trimming_Hem Design Navy Shorts

このS/Sの大本命、ショートパンツ。 出来ればユニークなデザイナーズで欲しいところ。 こちらは90年代のパリ・モードシーンでも一際異彩を放っていたフレンチカジュアルの鬼才。 【パイピング】 それのみをレーベルのアイコンとして展開される品の良いフレンチカジュアルのリミックス。 そしてその中心にある素朴な少年性。 JOSE LEVYより。 このパンツなんてかなりレーベルを象徴するデザイン。 膝上丈のショートパンツ。 生地はディープネイビーのナイロンコットン。 そこにシャイニーブルーのパイピング。 このパイピングは裾に入ることでビジュアルポイントになってるんですけれど、服の内側の縫い代始末も全部同じパイピングで仕上げてるから、【裾】って位置に入ることで[表][裏]の両属性を兼ねちゃって仄かにインサイドアウトの概念が香ってくる。 裾が[裏]への入り口であることを再認識させるデザイン。 そしてポケットエッジにだけ遊びで入るホワイトステッチも良いバランス。 X字の閂ステッチも可愛らしい。 重くさせ過ぎないデザインベクトルは【ショーツ】というアイテムカテゴリにベストマッチ。 Made in FRANCE サイズ表記36 ウエスト:71 ワタリ:32 股上:26 股下:16 裾幅:27 前裾の軽いアタリなど、使用感はありますが全体的に大きな傷や汚れは見られません。
18,000円
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80-90's JAPAN CASUALS Oversized Nylon Washer Coat

80-90年代の日本のマイナーカジュアル。 この時代に流行った黒のワッシャーナイロンで仕立てられたオーバーコート。 カジュアルでありながらも、アシンメトリーやインサイドアウトのアイデアがキラキラ光るユニークなビジュアルです。 着脱可能の尖ったフードも可愛い。 背中のプリントがフードで隠れて見えなくなっちゃう辺りの詰めの甘さもご愛嬌。 レーベルタグの名前とは別に多用されている文言として [PUMPKIN CLUB]ってのがあります。 カボチャ倶楽部。 ひよこ倶楽部みたいなもんでしょうか? この時代、○○倶楽部って名付けも流行りましたからね、この企画も何かしらのチームアップのノリがあるのでしょう。 ハイエンドとはまた違った、 雑多なオーバードレープを楽しめるコート。 こんなのも上手く扱えたら素敵ですよね。 メンズみたいに左前になっていますが、 各所寸法的にレディースの洋服です。 何故かスリランカ製。 Made in Sri Lanka サイズ表記フリー 身幅:70 着丈:103 裄丈:79
9,000円
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90-e00's S.FERRAGAMO Airy-Touch Oversized L/S Full-Knit Polo SH

飛び切り品質の良いニットウェア。 「知る人ぞ知るファクトリーレーベル!」 ってのもお洒落ですけれど、誰もが名を知るハイブランドにも、その名に恥じない特級のプロダクトが沢山。 フェラガモの洋服なんて、品質がカンストしてる物が少なくありませんよ。 品質表記を疑うほどに滑らかで優美なテクスチャはコットン100%。 極限まで細く長く精錬させているのでしょう。 シルクか何か入ってるものだと思ってました。 それをタップリ使った オーバーサイズのニットポロシャツです。 ピッチ幅をグラデーションさせたピンク×ベージュのボーダー柄。 羽襟まで同素材で統一。 (これが大切) 前ボタン部分の見返しと前立てを一繋にするカッティングエッジも目逃せないディテールポイント。 ニットウェアでのカッティングエッジってニッティングエッジって言うのかな? まあいいか。 オーバーサイズを120%活かし切る一枚袖のラグランスリーブも最高の条件。 誰でも綺麗に肩が落ちるのは勿論、その切替え(編み変え)ラインを飾る編み模様も美しい。 こんな裄丈、凡そ誰でもだぶだぶレングスでしょうね。 ここぞとばかりにオーバーサイズで華奢にお楽しみください。 Made in ITALY サイズ表記XL 身幅:58 着丈:73 裄丈:96 右袖口付近に非常に小さいながらも薄いシミ汚れあり。軽微ですがご留意ください。
17,500円
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J.P.GAULTIER CLASSIQUE Ex_Wide Oversized Suspender PT

ゴルチェの名作再編、クラシックラインよりオーバーパンツの入荷です。 そこそこ使用感はあるものの、まだまだカッコ良いはず。 横向きに畳んだ写真が最も説明的だと思います。 出鱈目に深く取られた股上と広いウエスト。 サスペンダーの使用を大前提に設計された超ユニークなシルエットメイク。 アイコニックで強烈なクリエイションで溢れた同レーベルですが、このモデルは比較的ニュートラルに取り回せます。 取り回しづらいピーキーなじゃじゃ馬ピースも、それはそれで素晴らしいのですけれど。 前オーナーもそんな訳で、色んなシーンで愛用されたのでしょう。 ヒップ周りを中心にアタリ/テカリが見られます。 (これ白く汚れてる訳じゃありません) また、後ろ腰付近に数ミリの小穴があります。 置いて撮るとサスペンダーにも若干のヘタリを感じますが、実際着用する際にはテンションが掛かって綺麗に伸びるので見栄えには差し支えありません。 また、フロントのトップボタンは欠損していたので2つとも新しい物を取り付けています。 ヨウジとかでありそうな上等なやつ。 そんなところかな。 あんまり身長高い人は似合わない気もしますが、開き直ってグッと上げてクロップド&ハイウエストで履きこなしちゃうのも可愛いか。 サイズ表記40 ウエスト:86 ワタリ:39 股上:49 股下:48 裾幅:30
35,000円
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c90's FERRE JEANS (YOUTH) Crazy Switched Carpenter Shorts

ジャンフランコ・フェレのカジュアルライン FERRE JEANS。 そのユースサイズ。 なのでデザインはボーイッシュですが、実際これをリアルに御推奨するとなればその対象はレディース。 無邪気な膝丈のバランスは今っぽくって好きなんですが、メンズにはサイズ的に厳しそう……。 中途半端に色褪せたデニムとカジュアルなヒッコリーのコンビネーション。 どさくさに紛れてデニムと似たようなボリュームのホワイトドリルも混ざってますね。 両脚アウトサイドにはツールポケットとハンマーループ。 ペインターパンツのフォーマット。 そしてウエストはフロントフライ以外にも、両サイドにボタンによる開閉システム。 ハンマーループに このウエストシステムが混ざると………? そう、これ オーバーオールの下半分をぶった斬ってショートパンツに仕立て直したようなデザインなんですね。 ワークウェアのワークエッセンスを 無理矢理詰め込んだ、 詰め込み尽くした結果、 象徴的な生地達がクレイジーパターンとして暴れるまでに至った、というデザインフロー。 「やんちゃな少年」 をテーマに据えてデザイン。 と一言に言ってもここまでやれるのがフェレか。 その解像度というか、ボキャブラリーの豊富さには驚かされるばかり。 ヒッコリーって汚れが目立たないように作られたストライプ生地なんですが、正にその仕事を全うしています。 左膝辺りにちまっとした汚れがありますが、殆ど目立たなくなっています。 Made in ITALY サイズ表記11 ウエスト:68 ワタリ:30 股上:28 股下:23 裾幅:26
9,000円
ETRAK
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EMPORIO ARMANI Deep Purple Glossy Pile Knit China JKT

こっくり深いパープルと ズッシリ重たいパイルベロアのテキスタイルデザイン。 ヴィスコース&ポリアミドですって。 これぞ近代デザイナーズ って感じにテクノロジカル。 これで組むのがマオカラーのチャイナジャケット。 最高じゃありませんか。 アルマーニらしく思い切りコンフォーダブルなストレッチ性をチープにならないように取り入れて、そのエキゾチックな異国情緒は消し切らず、このテイストの根底にふわり薫る艶感は残す。 このディレクションにドンピシャの素材選定。 ビジュアル、実際の着心地共に デザイナーズで探すカーディガン枠の最高レベル。 ちなみにメンズの50です。 出てこない、こんなの。 Made in ITALY サイズ表記50 肩幅:48 身幅:49 着丈:72 袖丈:67
27,000円
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c90's BYE-BYE (MEXICO) Parrot Graphic Tough Cotton White Tee

夏Teeそのものって感じのハッピービジュアル。 ちょっと陽気過ぎるかな。 キャッチーにデフォルメされたオウムのグラフィック。 同時代、80-90'sの南国モチーフはリアルタッチが多いですが、あくまでそれって“外から見た時の視点”なのかな。 お土産的な。 これみたいな現地モノは意外とポップ。 コズメル以外にも幾つかメキシコの都市名が入った個体が存在するみたい。 (規模は違うけどハードロックカフェシリーズみたいな) 現地である程度展開していた企業モノかな?と推測してます。 なんせこんな名前だからリサーチが難しい難しい………。 さて これは化繊混ぜ無しのコットン100%。 まだそこまで使い込まれてなくって、カシっとした硬さが少し残ってます。 所謂“古着っぽさ”ってのには欠けますが、まあ丈夫です。 真夏に一枚でテキトーに着るTシャツって感じ。 上に何か重ねるにしても、生地がしっかりめなので細い服とは合いません。 各所生地端は2本針ロックで、サイドシーム無しの丸胴ボディ。 着心地良好。 Made in MEXICO サイズ表記L 肩幅:51 身幅:52 着丈:68 袖丈:19
6,500円
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2011A/W Y's Adjustable Cords Shoulder Design Cupra Dress

スモーキーパープルの良い色味。 普通洋服の裏地とかに使われるキュプラで全面を仕立てたマキシレングス。 長方形の身頃を脇線だけ縫い合わせて、アームホールとネックラインはネックに通された共布コードで自由に調整してね、って構造。 ですので 肩の蝶々結びをタップリ長めに取るとデコルテは狭く出来ますし、その結び位置を緩めにするとデコルテも広くなっていきます。 合わせる羽織物や、インナーのグラフィックやバランスに合わせて適宜調整してください。 キュプラを使うってことで 感覚としてはペチコート的な意識を下敷きにしてのスリップドレスって感覚でしょうか。 敢えて雑多なTシャツに合わせて、ボトムスはショーツ、みたいなサマースタイルに良さそう。 シンプルな構造に見えて、背中中心に太いタックを一本隠してウエスト辺りで開放して少しだけフレアシェイプを助長してるのがヨウジらしいですね。 Made in JAPAN サイズ表記3 身巾:49 着丈:120 着丈は身頃のみの計測です。
16,000円
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JIL SANDER Bias_Cut Tailored Nallow Corduroy SH

細畝のコーデュロイをバイアスカットで仕立てたシャツ。 【コーデュロイのバイアス使い】 文字だけでこんなにも心躍ること、なかなか無い。 しかもそれがジルサンダーのシャツ。 もう理想通りのクオリティ。 気怠げなアッシュベージュの色使い、コーデュロイと言えどカジュアルになり過ぎない極細畝の上品なテクスチャ。 シルエットはスキニー以上/レギュラー未満の美しいスリムライン。 さあジルサンダーのタグが付く訳ですから、さり気無くも独創的なミニマルな捻りが効いています。 先ずは襟。 ここでもバイアスカットを使っているのですが、その使い方がちょっと異次元。 襟巾を両断するようにシームを入れて、そのシームに対してバイアスに傾けて生地を配置。 するとコーデュロイの畝がヘリンボーン状に並ぶんです。 光に当たるとその毛並み方向のコントラストから其々のパーツが違う強さで光り、その意匠をさり気無く知らせてくる。 ・コーデュロイ ・バイアスカット この2要素の特性を滅茶苦茶巧みに扱った特上のアイデアクオリティ。 天才の仕事だと思います。 さて、これよりさり気無いプチディテールがもう一手あります。 書くべきかちょっと迷いますね、全部知らせるのも野暮かもしれません。 そう思わせてくれる程の粋。 サイドヘムの裏面にだけ補強のマチが入ってます。 ミニマル〜〜〜〜……………! Made in - サイズ表記40 肩幅:44.5 身幅:52 着丈:78 袖丈:70 左袖口、剣ボロのボタンホール端に数ミリ裂けた痕跡と、そのリペアが見られます。 ある程度しっかりしてます。問題無く開閉出来ました。 が、悪戯に力を掛けるのはお避けください。
26,000円
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MISOMBER NUAN Irregular Skirt Docking Dnsign Short Cargo PT

香港のデザイナーズレーベルです。 大元を辿れば大体RickとCCPが始祖にある、デカダン・グランジの系譜。 アルチザンの流れを汲むハイカジュアル。 2008年に始動し、2010年代前半には日本にも少しだけ入ってきたような、マイナーなレーベルです。 当時の合わせだとやっぱり同テイストでバチリと……って感じ。 販路はセレショだからブランドの世界観最優先で提案する以上、普通にそれは仕方無い。 古着屋というフラットな立ち位置からこそ今紹介出来るピースだと思います。 カッコつけ過ぎてない普通のカジュアルにほんのりグランジ感とスピード感を加えてくれるデザインショーツ。 分厚めのシーチングみたいな飾りっ気の無い生地での7部丈。 加工か自然な着古しか、全体的に燻んで薄汚れた生地感。 裾を二重に重ねたパンツに、更にアシンメトリーな巻きスカートをレイヤードするような構造。 但し、このスカートと言うのもウエストをぐるり一周する訳ではなく、フロントの途中まで。 前後のスカート身頃は其々全然違うカットラインで組まれてて、それらを無理やりドッキングしたようなビジュアルです。 そしてそのフロントとバックの繋ぎ目はジップによる開閉式。 バックスカートの方にはモンキーパンツみたいに大振りなカーゴポケットが乗ります。 その裾は黒のフリンジでトリミング。 生成り一色の中で極めてユニークなインパクト。 このテイストにしてはかなり使い易いというか、デイリーカジュアルにも綺麗に馴染んでくれるピースだと思います。 これくらい強火のデザインなら同系色でふんわり合わせたとしてもディテールが引き締めてくれそう。 ジッパーは全てriri社製(欲を言えばジッパーテープも同じく生成りベージュにして欲しかった)。 ボタンは多分オリジナルかな……? 糸を通す穴が4つでも2つでもなく3つの面白いボタン使ってます。 ディテールも付属部品も超一級。 血の滲むような作り込みと考え込みを感じる情熱的な作風。 滅茶苦茶カッコ良いです。 Made in HONG KONG riri_zips サイズ表記0 ウエスト:82 ワタリ:36 股上:30 股下:58 裾幅:20
21,000円
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80's EURO Levi's Hard Worn_Out Wide Body Denim JK

パブリックイメージで語られるところのリーバイスは一旦置いといて 80'sユーロカジュアルが生んだ語彙の一つとしてのデニムジャケット。 ドカンと横に広いボディバランスと そこに不釣り合いなちっちゃい襟。 有名どころだと同時代のジルボーでもよく見られたバランスですね。 最近そういうの出し過ぎかな。 まあ、そのフォーマットが先に敷かれててそこに偶々リーバイスのコードが乗ってるだけ。 最高の青緑フェードと変則的なシルエット。 「このレーベルらしさ」の一部と 「この時代らしさ」の一部が混ざった、ちょっとしたイレギュラーピース。 チュニジア生産なのでフランスメインの企画かな? ユーロのレトロカジュアルに綺麗に馴染むのは勿論、あえてアメカジっぽく使って現代的に崩すのも良いでしょう。 Made in TUNISIA サイズ表記L 肩幅:56 身幅:63 着丈:67 袖丈:65.5
14,000円
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2001's GAP Irregular Cutting Hidden Pocket Design Denim SH

目付けの軽い濃紺デニムで仕立てられたカジュアルなシャツ。 正直このレーベルの中でこの時期だけは全くの別物だと思います。 もう完全に、良いデザイナーズレーベルくらいのデザインクオリティ。 この素材選びと ボタンの選定と 内胸に隠れたヒドゥンポケット これらの掛け合わせで遠回しなメッセージを作ってる。 フレンチワークみたいに内側に付けられたポケットは思いっきり角度を付けて傾斜。 内ポケとして使うんなら、前身頃の見返しをもうちょっと広げてそこに乗せりゃいいのに、あえて見返しは狭く設計して服のオモテにステッチが出るように配置。 こうすることで、この 【デニムシャツ】っていう中途半端なアイテムポジションを肯定してる。 インナーに使っても、アウターとして羽織ってもいいよ!っていうデザイン。 そしてそれを助長するのがメタルボタン。 これ普通のデニムシャツには大きい。 しかも重い。 これも「シャツ」と「ライトアウター」の狭間というポジショニングを補強。 ちゃんと、アイテムカテゴリを跨ぐことを目的として設計された、ユニーク且つ一貫性のあるデザイン。 極め付けはヘムラインと身頃構成。 この服の裾線、前から見たらシャツらしいラウンドヘムかな?って思うんです。 でもサイドからバックにかけてはラウンドカーブ無し。 プツッと切ったようなストレートライン。 ここも両カテゴリの要素を静かにミックスしてる。 さあ、最後。 脇線が面白い。 リーバイスのエンジニアードみたいに 脇線を前に捻じ曲げてます。 これをやると、前から見た時に少しだけシェイプシームが見えます。 そうなるとビジュアル的には若干の「ジャケット感」が生まれる。 でもこれ、実際に身頃を3枚構成にしてるんじゃなく、そのさり気無いフロントシェイプを作るためだけに作られたイレギュラーシーム。 サイドから背面は絞り無しでストンと落とすボックスシルエット。 これもアイテムカテゴリのコードを跨ぐアイデア。 これらの何が凄いって 【GAPの上代設定でも成立させられるミニマルな手数】 を前提に据えた上で、これだけ発想を洗練させられるという点です。 上代ドカンと積めるハイブランドなら風呂敷は大きく広げられましょう。 でもこれを組んだ人は ・工数を増やさず ・パーツを増やさず ・一切の装飾を使わず ・日常着の範疇を越えず ・生地のグレードすらも上げず その上でこんなに ミニマルでユニークで クリティカルなデザインを組んだんです。 凄まじい仕事です。 Made in CHINA サイズ表記M/M 肩幅:49 身幅:59 着丈:70 袖丈:64.5
17,500円
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e00's KEY STATION Tartan check Bondage Pants

日本のカジュアルレーベルによるリプロ。 前後の取外し式プリーツスカート、2本のバックジップ、左右間のボンテージストラップ。 基本的なボンテージパンツ。 ジッパーが何処かに付いていればBDSM関係無くボンテージパンツと呼ばれるこの時代、こうして実直に再現した個体で、リアルに使い古されているってだけで十二分に貴重です。 プリーツの保持に重きを置いたのかな、ポリレーヨンのミックスで作られたタータン。 この生地がまた良い仕事をしてる気がします。 別に高級感とかは無い、言っちゃえばチープ寄りの生地ですが、その分リアルな使用感が出易い。 新品ピカピカで着ても格好付きづらいアイテムですから、この辺のリアルな毛羽立ちとかがとても好ましい。 このサイズ感も合う方多そうです。 個人的にはですけれど、デニムonデニムとか、ユーロワークJKTとか、定番から逃げるように着こなしたいやつ。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:72 ワタリ:28 股上:29 股下:81 裾幅:17
16,000円
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2000's DOLCE&GABBANA Beach_Photo Printed Cut_Out_Trim Tops

砂浜は写っていないけれど 明確にビーチフォト。 そんなアイコニックなカナリーヤシ並木。 乗ってもないのにオープンカーみたいな風が吹いて、何処からとなくドライブミュージックが聞こえてくる、超ゴキゲンなサマーピース。 で、ゴキゲンなだけじゃなく ちゃんとデザイナーズらしい凝ったディテールもやってます。 アームホールやネックラインの構造が面白い。 ボディとは別のフライスリブを重ねてるんですが、これをカットアウトしてる。 分かりますか。 生地端を綺麗に始末するためにパイピングするのに、それをカットアウトしてるんです。 この上無く無駄なリブパイピングでしょう。 これは使い古してリブ端が擦り切れた古着の再現。 完成形の上品下品とか関係無い、 描いたビジョンを作り込む情熱こそがデザイナーズレーベルの真髄です。 その点、ただのノースリーブカットソーにさえ一切手抜かないドルガバ、熱い。 Made in ITALY サイズ表記L 肩幅:(40.5) 身幅:45 着丈:71
9,000円
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80-90's THE DUFFER OF ST.GEORGE Oily Leather Single Breast Riders JKT

1984年の設立以来 2003年、日本でライセンスが始まるまでのおおよそ20年間に作られた作品群より。 ジェームス・ジェビアのセレクトショップUNIONにてブリティッシュストリートのエッセンスとして扱われていた 最高にクールなレーベル。 ブリティッシュトラッドのカジュアルエリアより 巧みなリミックスを繰り返しながら徐々に派生し現代カジュアルウェアの原型作りにて片棒を担ったデザイナーズレーベル。 レーベルのショップにて、レッドウィングやカーハートを逸早く取り扱い、現代で言う「アメカジ」を英国の視点で展開したというのが語り草。 意外と重要な英国ファッション史の一部。 弊店で入れるのは基本的に、こうしたユーロオリジナルのオールドレンジ。 (ライセンスになると別のレーベルになっちゃうので。) 弊店にもう一着、オールドダファーのレザージャケットがありますが、ソレもコレも同じく、独特なオイリーテクスチャ。 80'sハイファッションへの反抗も感じる、地に足ついたストリートウェアのラギッドな男臭さ。 このアンチマインドをもってして、現代カジュアルの基礎は形作られていくのです。 シンプルなシングルブレストのジップフロント。 ちょっとイレギュラーなポケット配置と、袖を天辺から二分割するセンターシーム。 なんか変。 どの定番とも違う。 マテリアルのクオリティと根本的な作り込みで滅茶苦茶オーセンティックな顔をしてるんだけど、こんな定番は存在しない。 平行に配置された浅いジップポケットも 袋布の枠線ををステッチした胸ポケットも そもそもこんな構成の袖も 存在しない、架空のヴィンテージ。 (見た事無いだけだったら申し訳ない) Dufferらしいアイロニカルな視線。 丁寧に丁寧に隙間を縫った、 極めてニッチなビジュアルメイキング。 ぱっと見でそのクオリティは分かる。 でも何処のやつだろう? 当て嵌まる前例が無い……… という一幕が容易に浮かぶ、デザインされたアンオーセンティック。 裏地はコットンですが、袖裏はこのレーベルらしいギラギラの玉虫化繊。 全体的に程良く着古されたコンディション。 ただ、襟のステッチに少し解れがあるのと、各パーツ端に微細なスレが見られます。 スレは味ですが解れは瑕疵。 ご留意のうえ御検討くださいませ。 riri_Zips Made in U.K. サイズ表記- 肩幅:45 身幅:52 着丈:59 袖丈:60
65,000円
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c80's AGNES B. HOMME Full Leather Tailored Soft Gilet

古いベーオムのレザーベスト。 美しい彫刻が入った5ボタン。 ベストってよりはジレって感じの雛形ですが、背面が裏地じゃなくフルレザーで作られてて、身頃も結構広めに組まれてるので良い感じ。 ある程度コシがあって、でもちゃんとテロっと柔らかいレザー。 コンディションも品質も素晴らしいですし、捻ったレイヤード遊びには最高のイレギュラーピースになると思います。 コロンビアとかノースフェイスとか、 ちょっとゴツめのシェルジャケットの上から重ねるとカッコ良いです。 今回みたいにライダースの上からってのも面白い。 ただウエスタンシャツとかに重ねちゃったりするとあまりにコスプレかも。 やや扱いの難しい じゃじゃ馬です。 Made in FRANCE サイズ表記2 肩幅:(34) 身幅:50 着丈:56
14,000円
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c90's TRENCH [USA] Worn_Out Junk White Tee

配色、ヤレ感、サイズ感、 どれもパーフェクトな白Tee。 こういうのが沢山必要です。 TrenchボディのBraves、1991年のコピーライト。 裾付近にちょっとした小穴あり。 まあ御愛嬌ってことで……。 あまり拘りはありませんが各所エッジは天地のシングルステッチ。 サイドシームは無しの丸胴ボディ。 (こっちの方が個人的には重要。) ポリ50で柔らかめのタッチ。 着古しの映える良い塩梅。 今回はレザージャケットと合わせてますが ブラウン&ブルーを基軸に、色んなアウターと仲良くしてくれます。 紺ブレとかGジャンとか 茶系のテーラードとか ちょっと綺麗めのアウターをいなしたい時に。 Made in U.S.A. サイズ表記M 肩幅:46 身幅:49 着丈:61 袖丈:17
8,500円
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c80's EURO VTG Off_WHT Unique Pocket Design Wide PT

あんまり温度感の無い 冷えたホワイトのワイドパンツ。 乾いたコットンドリルでの仕立て。 多分80年代のイタリア服。 内タグ切られてるので詳細不明です。 LEMONというレーベル。 ヤング向けのローカジュアル、くらいのポジション感でしょうか。 ただこの国のこの年代、そんな服でも洋服としての縫製/生地 の完成度は現代での同じレンジとは比べ物にならないクオリティ。 ポジション的にはディッキーズやカーハートでルーズシルエットに仕上げるところへの代替スパイスって感じかな。 アメリカのテキトーさ  とはまた少し違った能天気なカジュアル。 例えば腰ポケットに重なったサイドアジャスターベルトのお飾り感。 ポケットの開閉を助けるでもなく、 入り口を塞いでくれるでもなく、 ウエストを絞れる訳でもない。 あんまり意味が無い位置に 調節機能ゼロのベルト。 ハンマーでも引っ掛けろってか。 そしてスレキの柄チョイスとかも愛おしい。 柄そのものはクラシカルな小紋柄ですが、色がポップ。 そしてヒップポケット袋布の仕立て方なんかはスラックスと同じフォーマットですね。 ヤングレンジに目線を遣ってるものの、骨組みは大人のオーセンティックをちゃんと下敷きにしてる感じがします。 そしてこんな古い服なので別に綺麗なミントコンディションって訳でもありません。 あくまで自然な範囲での細々とした薄汚れはありますし、ウエストエッジなんかはパッカリングも見られます。 加工じゃ辿り着けない、着古しのナチュラリティ。 これが映えるのはコットンドリルって生地チョイスあってこそ。 まんまドレッシーな生地選びじゃ、なかなか程良い塩梅で生き残ってくれませんからね。 LAMPO_Zip サイズ表記50 ウエスト:80 ワタリ:36 股上:31 股下:79 裾幅:21
13,500円
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c90's DUFFER OF ST.GEORGE Club_Check Full Pattern Tailored Coat

1984年の設立以来 2003年、日本でライセンスが始まるまでのおおよそ20年間に作られた作品群より。 ジェームス・ジェビアのセレクトショップUNIONにてブリティッシュストリートのエッセンスとして扱われていた 最高にクールなレーベル。 ブリティッシュトラッドのカジュアルエリアより 巧みなリミックスを繰り返しながら徐々に派生し現代のカジュアルウェアの原型作りにて片棒を担ったデザイナーズレーベル。 意外と重要な英国ファッション史の一部。 これも勿論オリジナルのオールドレンジ。 恐らく90年代くらい。 イタリア製のスプリングコート。 アクアスキュータムみたいなビジュアルのクラブチェック。 随分トラッドに振ってますね。 アクアスのそれはベージュ×ネイビーですが、本品は限り無く彩度を落としたブラックネイビー。 エレガント→ラギッドに ほんの僅かですがイメージチェンジ。 仕立てとしては 表地と共布での半裏仕立てに袖裏にのみツルツルの化繊ライニングという、スプリングコートにおける理論値みたいな丁寧な仕立て。 外も内も、ポケットの存在が捕捉出来ない程正確に仕上げられた柄合わせがお見事です。 でもこのコートにおける魅力というか、デザインポイントってそういうディテールじゃない気がします。 【このチェック柄を全面に堂々と配置する感覚】そのものが特異点なんじゃないかな。 同国同時代のトラディショナルレーベルにとって、チェック柄ってのは内に隠すものなんです。 裏地とか、衿裏とか、カフス裏とかポケット裏とか。 チラッと見えて、おや、粋だね! って。 [そういうもの]なんです。 現代でこそ、バーバリーもその感覚を裏返してノバチェックの総柄でコートを発表しますけれど、それをこの時にもうやってたんです。 トラッドに振ってる? 違う、真逆。 これはトラッドの記号を使って執り行うトラッドへの反攻。 コンサバティブな連中からは顰蹙を買ったでしょう。 そうした意味では、このレーベルのアティテュードをかなり強烈に宿した一着かなと。 ラグランじゃなくセットインスリーブなのも良い。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:46 身幅:55 着丈:97 袖丈:65 非常に綺麗なコンディションです。
36,000円
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90's JOE CASELY HAYFORD L/S Shirt Layered Design Tops

彼が生きていたら今年で67歳。 2019年に62歳という若さでこの世を去った、ジョー・ケイスリーヘイフォードの作品です。 精緻で複雑で堅牢な、オーセンティックテーラードを学び、革新的なアイデアでそれをブラッシュアップする。 文字に起こすとアレキサンダーマックイーンのデザインについて書いているようですが、それをマックイーンよりも先に手掛け、先に成功を収めた、誰もが認める天才デザイナー。 -あなたのインスピレーション源は? -ロンドンの狂気と正気。そして未来。様々な文化の破片がぶつかって生まれる爆発に興味があるんです。 生前のi-Dからのインタビューからの抜粋です。 ロンドンの狂気と正気。 凄い言葉。それを本当にハッキリと感じていた人間からでないと出てこない言葉選びでしょう。 彼のデザインの隣に添える文としてこの上無くしっくり馴染む。 カルテで嬉々と取り上げる「クール・ブリタニア」、そのパイオニア。 さあ、そんな人が作るロンTeeってどんなのでしょう? ロンTee? どう見たってシャツじゃないの。 そう、見るだけならシャツなんです。 だから文章が要る。 これ全部同じカットソー生地で仕立てられたドッキングデザインなんですが、 前を開けた白シャツの開いたフロントにカットソーのフロントを嵌め込んでるんです。 (写真5枚目が分かりやすいかな) 今回はフォーマルとはまた違う、リアルなデイリースタイルが遊び道具に選ばれていますけれど、こうしてオーセンティックを装いつつその根幹を思いっきりぶっ叩くアティテュード。 超が付く天邪鬼。 なんの気無しに一枚でふらっと着ても既に面白いんですけれど、こうして軽いコートの中に挟むにあたってこの上無い適任じゃありませんか。 色や柄、これ見よがしな変形に頼らない根本構造へのイレギュラーアプローチ。 これぞデザイナーズレーベルの面白さ。 Made in ENGLAND サイズ表記M 肩幅:43 身幅:48 着丈:64 袖丈:62
15,000円
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80-90's KENZO Oversized Airy&Shiny Full Silk SH

特級に柔らかいシルクポプリンで仕立てられた ルーズフィットのシャツ。 その色は綺麗に磨き抜いた10円硬貨みたいな グロッシー・カッパーオレンジ。 文字通り筆舌に尽くし難い、素晴らしいクオリティのシルクです。 こんなエアリーな生地なんですから、シャープに仕立てても仕方ありませんよね。 そのドレープを存分に楽しむため、ドカンと幅広に設計されたワイドボディ。 レディース規格ですが、寸法だけ見るとメンズでも着れそうなくらい。 でもお薦めしません。 何故なら“オーバーフィットによるドレープ”をこそ設計した服だから。 華奢な身体と、 その上を踊り靡くエアリードレープ。 それこそがこの服の身上。 風と友達になる服です。 社名すら未表記の古い日本個体。 このクオリティを現代KENZOでやると10万、同じ生地を作って完全再現となるとその倍くらいするのでしょう。 Made in KOREA サイズ表記F 肩幅:50 身幅:58 着丈:72 袖丈:59.5 透かせてようやくわかるような 微細な小穴が散見されます。 殆ど目立ちませんが、一応ご留意ください。
17,500円
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DRIES VAN NOTEN Relief_Details Design Knitting Sheer KN

極細のナイロンレーヨンで編み立てられたシアーニット。 繊維そのものの艶感によってゴールドにも見える、豪奢な山吹色。 綺麗………。 さてインナー必須ではありますが、この美しい素材の透け感がデザインの大きな鍵。 この服はロンTみたいなポジションでありながら、シャネルジャケットをサンプリングしています。 レディースの身頃に窮屈そうに乗った4つのパッチポケット。 ミリタリー由来のフロント4ポケ仕様。 それはレディースの雛形に変換するとどれもこぢんまりと、其々が控えめなボリュームで均等に並びます。 ココ・シャネルが産み落としたそのマスターコードを、ニッティングひとつで引用。 フラップ&ポケットの輪郭を、編み変えによる陰影によって再現しているデザイン。 これは向こうの透けるシアー素材だからこそ、陰影が強調されるんですね。 フロントの4つポケットは勿論、後ろ身頃にはGジャンみたいなサイドアジャスターも追加されていますし、袖口の装飾的なカフデザインまで作り込んでいます。 そう、引用しているディテールは、どれもアウターみたいな重衣料に使われるコードなんです。 こんなライトな、吹けば飛ぶような軽いトップスだからこそ効果的に作用するウィットに富んだ引用。 この人のデザイン、軽衣料も重衣料も等しくアイデアが凄く作り込まれてる。 しかもレディースでは特に素材そのものの美しさを大前提に据えているから、誰にも真似できない。 ライカ時代のオールドピース。 作風がボヘミアンになる前の、97~99年くらいのものかと推測しています。 コンパクトなキャミソールとか、最低限のインナーの上から重ねてお楽しみください。 Made in Belgium サイズ表記S 肩幅:36 身幅:41 着丈:49 袖丈:65
24,000円
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2011S/S JEREMY SCOTT Coke_Sampling Design Worn_Out Sweat PT

この時代の日本ストリートシーンで絶大な存在感を放っていたジェレミースコット。 その中で幾つもあるアイコニックな傑作。 このコカコーラパロディはその一つでしょう。 Coke → God ®︎ パロディにレジスターマーク付けちゃう図々しさ、めっちゃ面白いですね。 コークを楽しめ 的な文言から 神を楽しめ に。 どうなんでしょう、ちょっと違和感ありますね。 神様、楽しめよ! みたいなニュアンスの方がしっくりきます。 このロゴプリントは左右から同じバランスでクラックが始まっていることから、加工かな?と訝しんでいますが、それを置いておいても全体的に結構使い古されています。 所々に黒っぽい汚れが散見されて、物凄く勝手な見立てをすると【滅茶苦茶TUNEっぽい】。 良く言い過ぎかな。 ともあれ、スウェットパンツって現代の装いにほぼ必須と言って良いアイテムなのに、調子の良いデザイナーズピースってなると本当に少ない。 是非ドレッシーなトップスやテーラードジャケットと… あれ? このスウェットパンツ、 なんか変………………? 脇線無ーーーい!!!!! サイドシーム無いぞこの家!! そう、ウエスト両サイドのポケットがあるところまでは普通なのに、ポケットの下から続いてる筈のサイドシームが無いんです。 【巻き縫い】って呼ばれるやつ。 (これシームそのものでも同じ名前で巻き縫いって縫い方があるんで凄くややこしい。) これは古いUS_NAVYのパンツとかで見られる構成デザインで、縫製の手間そのものを1工程まるっと省略出来る仕様。 でもその代わり、サイドシームが担う筈のウエストのシェイプもヒップのヨーク切替も出来なくなりますし、サイドシームにポケットを混ぜ込むことも出来なくなります。 なのでその海軍パンツとかは身頃の上からパッチポケットを叩き縫うしかないんです。 しかしこのスウェットパンツ、その無理を捻じ曲げてる。 サイドシームがあるかのように、無理やりサイドポケットを作ってる。 これポケット入口の下端周りでかなり大変な縫製手順が必要になるんです、小さな悪戯心で手間を膨れ上がらせる鬼仕様。 まあスウェットパンツならウエストシェイプもクソもありませんからね、デメリットは多少解消されるのかな………。 なんて思ってたら、これただの遊びじゃない。 このカッティングでサイドシームを無くすことで、右サイドに入ってるGodロゴがシームを一切跨ぐこと無く、完璧に綺麗に乗るんだ…………! 悪戯心どころか、普通に合理に基づいたクレバーデザインでした。 渋過ぎる…………。 Made in U.S.A. サイズ表記S ウエスト:76 ワタリ:35 股上:30 股下:82 裾幅:14 ウエストは絞れます。 また、ゴムが入っているので多少伸びます。
16,000円
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90's RALPH LAUREN Airy-Beige Pure Linen Tailored JKT

優しいホワイトベージュのリネンで仕立てられたテーラードジャケット。 ちょっとイレギュラーなラルフです。 パープルレーベルのタグフォーマットですが、そのタグ、色味をよく見るとネイビー。 パープルレーベルに日本製は恐らくありませんし、大方日本製のちょっと良いラインって感じの位置取り。 ’02年にリネームされる前、90年代のポロ・ラルフローレンジャパン社の取扱い。 タグのサイズ表記的に、スーツとして売られていたものの組上です。 さて、これぞラルフローレンって感じの ハイソサエティ感。 夏でもスーツをゆるっと着てそうな恰幅の良い壮年、そんなイメージが容易に浮かびますね。 そしてそんな恰幅の良いご体型を言い当てるような大きめサイズ。 日本のスーツサイズでいう所のAB体7号。 XLくらいです。 アメリカらしいボックス型のシルエットも相俟って、そのリラクシングムードは濃密。 こういうのは不労所得で暮らすメリケンの御老公が、我々で言うところのパーカー感覚で着るのでしょう。 暮らしてる世界が全然違う。 で、その感覚を熱帯の日本でやろうとするとあんまりに暑過ぎるんで、リネンであろうと関係無くシミ汚れ塗れになるのがこの時代のリネンウェアの御約束。 この世代は汚れたらすぐ買い替えるから汚すことに抵抗が無い場合が多い。 そんな前提があるからこそ、殆ど傷汚れの無いこの個体は実際以上に輝いて見えます。 キッチリ毛芯を使って、とても真面目に美しく作られたプロダクトクオリティ。 然し乍ら、やっぱり日本人には大きめのサイズ感かな。 うちのトルソーだとバランス取れませんから、現代カジュアルとしてリミックスせざるを得ない。 まあ、こんな具合でオーバーサイズで着こなせてもきっと楽しいですよ。 上から乱暴に、関係無いベルト巻いちゃったりして。 Made in JAPAN サイズ表記:タグ参照 肩幅:50 身幅:56 着丈:80 袖丈:57.5 また、今回極めて似た色/生地のリネンスラックスが入ったので一応着せ付けてみていますが、型番もサイズ感も全然違うので、セットアップとしての御用意は叶いません……。 ご留意ください。
22,000円
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[KANU] 2000's NIKE Anatomical Cutting Skipper Polo

2000年のUK製造、 ナイジェリアのサッカーユニフォームシャツ。 2000年代、じゃなく2000年。 このユニはNIKEがスポンサーに付いていた1998-2002のモデル。 '96年にナイジェリア代表のキャプテンマークを巻き、チームをアトランタオリンピック優勝に導いた同国の英傑、ヌワンコ・カヌのユニフォームです。 この時なんとアルゼンチンとブラジルを下しての世界一。 高身長のフォワードなんですが、4番を好んで付けるという渋い選手。 そのフィジカルに任せたゴリゴリのパワー系かと思いきやヒラヒラっと独特のリズムで混戦を抜き切るファンタジスタ。 洋服そのものの設計もとってもユニーク。 変則スキッパーネックのポロカラーに、 ボディではかなり奇抜なパーツ構成。 この時期のNIKEはスポーツウェアに流線形パターンのアナトミカルなイメージを深く植え付けたレーベルの筆頭です。 シャツみたいなラウンドヘムのボディで、白のメッシュをサイドパートに嵌め込んでの3面構成。 ここでの流線は、内袖の切り替えと対応するようにアームホールで合致。 後ろ裾にかけての、 更に後ろに流れるようなラインメイクもカッコ良い……! 左袖口のステッチに少し解れがあるものの、その他は概ね良好なコンディション。 多分殆どの方がダブつくくらいのオーバーサイズ。 ファッション使いにも良いですし、実際のフィールドプレーにも凄くお薦め。 こんなの着てたら最高にカッコ良いじゃないですか。 こういうのが話の切掛になったら素敵だなとも思います。 話しかけてくる方、多分相当のフリークでしょうけれど……。 Made in U.K. サイズ表記L 肩幅:52 身幅:55 着丈:72 袖丈:30
15,000円
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UNKNOWN Oval_Buckle White Leather Belt

レザーベルトのみならず 【ベルト】ってアイテムにおいて、 【バックル】ってのは非常に重要なデザインポイントです。 多くの人はここに1番コダワる。 ベルトの顔ですものね。 そのバックルを見せたいがために、Tシャツの前だけをちゃちゃっとラフにタックインしてみたり。 みんな気を遣う。 でも その真逆、 バックルから最も遠い位置 【ベルトの先端】ってのも 作り手の美意識が宿る重要なポイントです。 このベルトはその先端を思いっ切り尖らせた奇抜なデザイン。 ここまで尖らせたビジュアルはなかなか無い。 しかもこれが両刃刀みたいにシンメトリーじゃないんですよね。 片刃刀、いわゆる現代ナイフのようなアシンメトリーなカッティング。 これもまたカッコ良い。 同じく、さり気無くタックインしたくなっちゃいます。 ボディは白塗りを軽くクラックさせたブラウンレザー。 極小のスタッズが規則正しく打ち込まれた、やや控えめな装飾意識。 その控えめな美意識を象徴するのがプレーンなバックルのオーバルシェイプ。 何か掘りたくなるところ、一切無しのノッペラボウ。 何処にも刻印やプリントの見当たらない出自不明品ですが、これでもかと趣味の良いグッドデザイン。 サイズ合う方は是非です。 穴は多少増やせそう。 サイズ表記- ウエスト:81-96 レングス:110
9,000円
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