見出し画像

思考フレームの取り外し方

昨日、アスレチックで有名な清水公園に行ってきた。が、アスレチックのコンテンツ力が高くて本当に驚いた。

水上アスレチックで、「ターザン渡り」というアスレチックがあり、ターザンロープで水の上を渡り、反対側にあるネットに捕まる。
これがまた、大人も子供もドバドバ水の中に落ちていく。
「あー 難しそうだなあ...」
とか思いながら10分くらい見てたんだけど、
落ちてる人たちみんなにっこにっこの笑顔で。

こんなしょーもないこと。心から笑い続けられる人間でありたいなって思いました。
今のところ、誰よりも心から笑える自信あります。

清水公園に向かう道中、聞いてた曲。


思考フレームのデフォルト設定

物事を考えるとき、自分が「当たり前」だと思っているものってなんだろう?
例えば「レモンは黄色い」とか
「告白しないと彼氏彼女の関係にはなれない」とか
「マーケティングはこのフレームで考えるのが一番いい」とかとか

でもその当たり前は、実はあなたの思考の塊であることを忘れちゃいけない。

思考のフレームは、考える土台になり、日々生活するコストを大きく下げる。
だからこそ、人はすぐに変わらない当たり前を作ろうとする。

今こんなことを考えたのは、今週読んでいた本に影響を受けたから。

内容もさることながら、タイトルに驚かされた。
「マーケティング」と「組織革命」をつなぐ思考が、自分のフレームを飛び出していたら。
このタイトルを見た時に、自分自身が驚いた理由を構造分解しながら、先入観の発生源について考えるようになり、今日のNoteにつながる。

思考フレームには、潜在フレーム(不変的フレーム)と、顕在フレーム(トレンドフレーム)があると考える。
潜在フレームは、仕事・学業・人間関係・遊び 人間が生きていく上で無意識的に最適化されたフレームであり、本人がきづかない内に思考を制限しまっているもの。先入観や価値観に近い。潜在フレームは過去の体験によって補強されたもので、大きな衝撃を与えないと再建されない。

顕在フレームは、最近読んだ本、見たもの、感じたことの中から、瞬間的に現れるフレームである。潜在フレームと比べて顕在フレームはトレンド性が強く、意識的に変える事ができる。趣味に近い。

私自身の思考フレームの一部を例えで挙げると
潜在フレーム ... 何事もまずは自分でやってみる
顕在フレーム ... コミュニティ、組織

こんな感じ。潜在・顕在フレームは共依存関係で、顕在が積み重なり潜在の一つとして加わっていく。ただしその顕在フレームの選択は、潜在フレームによって行われる。

ここで重要なのは、自分自身の思考癖をメタ認知しているかどうかである。

思考のフレームが外れる瞬間って?

思考フレームを構成する2つのフレームがどんな時に外れるのか考えてみる。

1. 潜在フレーム(先入観・価値観)を外す

結論、外的な刺激がなければ、潜在フレームは動かせない。大好きな彼女にふられる。事業を潰してしまう。いじめにあう。
外的な大きな刺激に対して、当人の自己保存能が適応させようとしない限り変わらないものだと一旦考える。

2. 顕在フレーム(趣味等)を外す

顕在フレームを外すためには、没入状態から一度離脱する時間を設けてあげればいい。
例えば、お風呂でシャワーを浴びる。散歩に行く。仕事以外の仲間と話す。美味しいものを食べる。
この、ブレークタイムの間に、脳は潜在フレームに当てはめて、思考を保存しようとする。しかし、どうしても当てはまらないものに対して、脳は次なる施策を打つ。潜在フレームを混ぜて、新しいフレームを作ろうとするのだ。ここで起きている脳の働きが「シャワーを浴びてる時に、いいアイディアが浮かんだ」につながる。

フレームを外し慣れておく

自分の思考フレームを知り、フレームを外す方法を知った次は、思考のフレームを外す経験をたくさん積もう。最初に述べたように、人の思考は時間と共に、どんどん潜在フレームに落とし込まれ、意識的に動かせないものになってしまう。潜在フレームが補強され、強固なものになってしまうと、フレームはますます取り外せないものになってしまうのだ。
フレームが外せなくなるとどうなるか、真っ白な塗り絵を、毎回毎回同じ色で塗っているようなもの。それでしかできなくなってしまう。最悪なことに、そのことに本人は気づけないのである。

まとめ

今回は思考のフレームについて書いてみた。
ただし、ここに書かれている事自体が、自分自身の顕在・潜在フレームが融合して出来上がったものであるので、他にもたくさんの考え方があるだろう。

価値観が多様化し、正解が個に内的要素に依存するこれからの時代。
自分自身の思考癖と上手く付き合っていきたいなー。

参考書籍






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?