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ランウェイのソリューション開発部が目指す方向性と求める人物像とは

電通ランウェイ(以下:ランウェイ)には、営業が所属するアカウント統括本部と並列して、メディア&ソリューション事業本部があります。その中には、ソリューション開発部という部署があり、さまざまなソリューション提案を営業と協力してクライアントに行っています。今回、この部署で活躍するMさんとSさんにお話を伺いました。

Mさん(左)とSさん(右)

-- ソリューション開発部のミッションを教えてください。

Mさん 「ソリューション開発部のミッションは、その名の通り、クライアントに最適な課題解決手段を提供することです。
 
データ分析などをもとに戦略構築に関わることが多いですが、デジタル媒体の活用やインフルエンサーの起用など特定分野への対応や、電通グループが独自開発したツールの活用、アドホックなアプローチなど、ニッチな手法の活用にも対応しています」

Sさん 「各案件でニーズが明確になると、ソリューション開発部のメンバーがアサインされます。
 
また、個別案件にとどまらず、効果的なツールの開発や、技術、手法の発掘をすることで、全社的なプランニングスキルの向上に貢献することもミッションになっています」

-- ソリューション開発部には、どのようなメンバーが在籍していますか?

Mさん 「ランウェイのソリューション開発部には、これまでのキャリアで何かしらの突き抜けたスキルを習得している個性的なメンバーが集まっています。マーケティングデータの分析、広告配信の最適化、SNSを活用したコンテンツPRなど、その領域は多岐にわたります」
 
Sさん 「経歴もさまざまです。クライアント側で広告に携わっていた人、他の広告会社での経験者、メディアデータに関わっていた人などがいます。個人の得意分野や特徴に合わせて、強みを活かせるようなアサインがクライアントやプロジェクトごとにされています」

-- お二人の、これまでのキャリアについて教えてください。

Mさん 「私は、今年で社会人歴が10年目になります。ランウェイに入社する前は、中堅や、大手の広告会社のメディアプランニングセクションで働いていました。以前の仕事では、営業チームが1列目にいて、私は2列目で依頼されたソリューション提案に的確に対応する役割を担当していましたが、やがて物足りなさを感じるようになりました」

Mさん 「広告会社は規模が大きくなると、分業が進みます。クライアントから見て、2列目や3列目に後退してしまうことで、狭い視点での仕事になりがちです。
 
私は最前線で動く営業ではなく、クライアントから近いけど、少しだけ後ろから全体を俯瞰して、課題解決に繋がる最適なソリューションを提案できるポジションを求めてランウェイに入社しました。現在は1.4列目くらいの位置から提案をしています。
 
現在、誰もが知っているようなハイブランドのグローバル企業を担当していますが、今のポジションでクライアントの課題解決に取り組めていることに満足しています」
  
Sさん 「私は商社に入社し、需要予測に基づく売上分析を担当していました。その後、メディアデータを分析する仕事に転職し、デジタル化の進展に伴い、新しい業界ルールを確立することに取り組みました。クライアントである放送局などは課題が複雑になり、技術的な知識が必要だったため、一人で、営業、開発、分析など、領域を跨いで活動していました。
 
ランウェイに入社してからは、全社的な視点で最適なソリューションを提案できるように努め、会社のケイパビリティを向上させることを目指しています」


Sさん「最近の広告会社の優れた営業は、ソリューションを理解し、クライアントに適切に提案できるよう努めています。広告業界は分業化されていますが、ランウェイの営業はマルチタスクで全領域をカバーするため、皆が複雑なソリューションを理解できる環境を作りたいと考えています。
 
個別のクライアントの最前線に立つことや、一人で高度な専門性を持つ仕事をすることは減りましたが、私は会社の急成長に貢献できる存在でありたいと考えています」

-- ランウェイがクライアントから求められていることは何ですか?

Sさん 「本質的に求められていることは変わらず、『納得感』だと思います。『見積の納得感』『提案内容の納得感』『施策の効果に対する納得感』などです。
 
その納得感は「なぜ?」に対するレスポンスの質にあります。これを支えるのは、クライアントや他の関係者とのコミュニケーションや、時代に応じて変化する規制や手法に関する知識とスキルだと考えます。その際に重要なのは、ただ打ち手を案件に当てはめるのではなく、案件に合わせて打ち手を調整することです」


Sさん「経験と知識があれば、コスト調整力や提案時・事後報告時の説得力が向上し、納得感を生み出せます。ただし、最も大切なのは、クライアントや商品、売り方の特性や重要なポイントを把握し、中途半端にせずに最後までやり遂げるコミュニケーション力と実行力です」
 
Mさん 「クライアントは、広告会社に縦割りの対応ではなく、領域に垣根を設けず迅速に取り組めるマルチタスクワーカーを求めていると思います。
 
どの広告会社もそのニーズに対応すべく新しい組織やミッションを作ろうとしていると思いますが、ランウェイのように設立してから年数が浅く、これまでの商習慣にとらわれない広告会社にはチャンスがあると考えます。そのためには、まず自分たちでやり切るんだという、マインドを持つことが重要です」

-- ソリューション開発部では、どのようなメンバーを求めていますか?

Sさん 「ソリューション開発部では、まず他を圧倒するスキルを持つことが重要です。ただし、一点突破のスキルのみならず、オリエンテーションから提案、レポートまで、広範囲な業務に対応できるマルチタスクな能力を持つゼネラリストが望ましいです。自身の強みを活かしつつ、他のメンバーと協力し合えるマインドを持つ方を歓迎しています」
 
Mさん 「プロフェッショナルに一つの領域を突き詰めたい人は、大手の総合広告会社が向いていると思います。ランウェイのような成長過程にある総合広告会社では、専門知識を持ちつつも幅広い視野を持っている人材が、社内からもクライアントからも高く評価されます」

Sさん 「自分で領域を狭めず、積極的に多様な業務に取り組む姿勢が重要です。そして、チームワークを大切にできる人材が求められます。ソリューション開発部では、個人での作業よりもチームとの連携が重視されるため、協調性が欠かせません。キャリア面では、過去の経験よりも実力を重視します。これまでの実績よりも、これから発揮できる能力が評価されます」
 
Mさん 「私も同感です」

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いかがでしたでしょうか。ランウェイのソリューション開発部について、ご理解いただけましたでしょうか。
 
ランウェイはまもなく設立5周年を迎えますが、まだまだ成長の過程にあり、一緒に会社を伸ばしてくれる新しい仲間を募集しています。興味をお持ちの方は、ぜひ採用ページからエントリーをお待ちしております。
 
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