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想いを形に。サイト刷新で示した「道」

こんなにも反響があるとは予想していませんでした。

電通ランウェイのコーポレートサイトを12月19日(月)にリニューアルオープンしたところ、「カッコよくなった」「魅力的」「会社の強みがハッキリわかる」など社内外から多くのポジティブな反響をいただき、本当に嬉しく思っております、社長秘書兼広報チームのTです。

今年の3月にキックオフしたコーポレートサイトリニューアルのプロジェクト、およそ9ヶ月もの期間を経てようやく公開できました。この壮大なプロジェクトに携わった3名の社員に、その過程や苦労と気づき、そして会社への想いを聞きました。今回は、プロジェクトマネージャーを務めたAさんの話をお伝えします。

本プロジェクトマネージャーの赤塚さんはランウェイの創業メンバー。

創業メンバーとして、会社を良くしたいという想い。

今回コーポレートサイトのリニューアルに至ったきっかけは?

A「電通ランウェイの設立から3年が経ち、社員が76名となり会社の規模が大きくなってきました。一年前くらいから社内外へのブランディング発信に向き合う中で、まずVMV(ビジョン・ミッション・バリュー)を定めたのち、そのアウトプット施策の一つとして今年の3月からサイトのリニューアルに取り組み始めました。

そもそも“うちの会社って、一言で言うと何?強みって何?”の答えを言えない。言えたとしても、答えは社員それぞれで違ったんです。これからの会社の成長を考えた際に、点の情報を集約し、共通の理解と言語化によるコミュニケーションが重要になると考え、このタイミングでの整理が必要だと考えました。

私自身も会社が設立して早々に入社しましたので、創業メンバーとして会社をよくしていきたいという想いがありました。」

創業メンバーとしての使命感がAさんを駆り立てたという。

ランウェイとは?を確立させ、情緒的に伝えたかった。

そして生まれた、あのタグラインですね。

A「はい。私たちは、メディア・コミュニケーションカンパニーであると、自分たちを端的に表す言葉ができました。

総合代理店の中で電通ランウェイを語る際に、他社と差別化を図れるタグラインのような、一言で会社を表す言葉が必要だと感じていました。社員が各自の解釈で、それぞれ違う説明をすると会社の価値が正確に伝わらない懸念があったのです。

元々、電通ランウェイにはメディア起点として、どの広告領域でもクライアントの課題解決をするという会社の強みを表現する言葉がありましたが、それらを紐解く中で最終的にこのタグラインに決まりました。」

そして、ステートメントには電通ランウェイを表す「道」という言葉が繰り返し使われていますね。

A「電通ランウェイとは、花道や滑走路が名前の由来でもあったので、「道」という言葉を用いて電通ランウェイという会社を伝えることになったのです。つまり、自分たちがどんな会社でどこに向かっているのか、道という言葉を使って情緒的に伝わるようにしています。」

パートナーが涙するほど、熱い想いが込もった。

具体的にどうやって進めていったのですか?

A「まずは制作・全体進行を行っていただくマウントさんに、広告業界や電通ランウェイについて正確に理解してもらうことに時間をかけ、その後にサイトを構築する要件定義をまとめていきました。

広告業界や電通ランウェイに先入観のない第三者として、フラットな目線で、経営陣から部門のリーダークラス、現場社員まで様々な立場の社員にインタビューの時間を設け、会社のファクトをとことん抽出してもらい、3ヶ月ほどかけて理解をしていただきました。

マウントさんは「わからない言葉を使わない、逃げずに向き合う」というスタンスを持っていて、制作だけではなくコンサルテーションも持ち合わせていらっしゃるので、納得のいくまでとことん向き合い、電通ランウェイとは何なのかの要素分解をしていきました。

そうして抽出した要素から、会社としての強みやカルチャーなどを抽出。それをマウントさんによって、様々な視点のあった言葉を定義し、整理・言語化いただきました。いま思えば、やはりそこが一番大変だった点でしたね。」

マウントさんへ、一番感謝したいことは何ですか?

A「担当してくれた方々が本気で向き合い伴走してくださった、熱意ですね。要件定義を整理・言語化し提案していただいたのですが、プレゼンの最後に、我々に対して書いたメッセージを読みながらその方が泣いてしまった。それくらい熱い想いの込もったもので、本当に嬉しかったですし、一緒に良いものを作りたいと、より強く思いました。」

当時を思い返して感慨深い様子。

「道」を示して個々の色を出して欲しい。

そして、5つの強みについても導き出しましたね。

A「はい。電通ランウェイの優位性についてもかなり議論を重ねました。元々、自分たちで認識していた強みも多いですが、第三者から言われてあらためて気づいたりする強みもありました。

また、社員に対してのメッセージの意味合いもありますが、こうでなければならないということではなく、方向性のひとつとして考えてもらえたらなとも思います。こうした方向性つまり「道」を示した上で、それぞれの個性・色を出して欲しいという想いです。」

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いかがでしたでしょうか。次回は本インタビューの続編として、サイト刷新で見えた電通ランウェイの社員の魅力やカルチャーについて紹介します。

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