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今日も誰かの誕生日

 書きたいことは色々とあるけれど、今日は自分の普段の考え方の内の一つでも書いていこうかなと思いまする。

生きていれば、良い日も悪い日もある。

 毎日が、ポジティブで、キラキラして、インスタのストーリーに上げたくなるような幸せな日々、そんな人なんてこの世にいないと思います。

 僕は、ポジティブシンキングと言われることもあるが、どちらかといえばネガティブだし厭世的な人間だと自覚しています。

 常に頭の中で最悪の想定をしていて、それ以外の想定の範囲内であれば、ラッキーと思えるくらいの人間です。

 でも、そんな僕でも、怒りが爆発寸前になったり、ひどく落ち込んで深酒に浸る夜もある。

 そんな日こそ、家に着いてからソファに腰掛けたり、布団で横になった時に、頭の中で一つのことを思い浮かべる。

「きっと、今日も誰かの誕生日なんだろうな。」

 誕生日というものは、何もしなくても祝われる唯一の日、だと誰かから教わったことがある。

 たしかに、生きているだけで誰かから祝われるのは誕生日くらいだと実感する。

 誰でも平等に、この世に生を受けただけで祝福される年にたった一回だけの日。それが誕生日。

 例えば今日が、自分にとってどうしようもないくらい嫌な出来事があったとしても、今までの人生で一番苛立った出来事があった日だとしても、きっと世界中の誰かの誕生日であることは間違いない。

自分の誕生日に、誰かがイライラしてたり、ひどく落ち込んでいたら、何だか自分までネガティブな気分になりません?

せっかくの誕生日なのに、その主役まで気分が落ち込んじゃうのって何かイヤだなーって僕は思っちゃいます。

 だったら、自分にとっては今日はすごい嫌な一日だったけれど、きっと世界中のどこかでは誰かが誕生を祝われているんだし、いつまでも落ち込んでいるのも良くないな!って僕はいつも気持ちを切り替えるように努めています。

 見たこともない今日が誕生日の人たちへ「おめでとう!」とお祝いの気持ちを持つだけでも、何だか自分も少しテンションが上がっていく気がします。

 だから、皆さんもどんなに嫌な一日だったとしても、せめて寝る前だけは、顔も名前も知らない今日が誕生日の人へ向けて、「誕生日おめでとう!」の気持ちを持ってみませんか?

 そうすれば、少しだけ自分も幸せのお裾分けをもらえるかもしれませんよ。

 ということで、誕生日おめでとう!

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