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統合失調症青春狂騒回想録番外編 幼少期転校前1

 一番古い思い出は3歳頃の赤水の出る中野のボロマンションで生まれて、お袋に幼稚園に行く?それとも代々木公園で集まる会に行く?と聞かれて、代々木公園と答えたところだ。
 おぼつかない記憶を辿ると土建の社長だった親父が社員に騙されて、新宿のヤクザに手形が回って、一年くらい借金を返すのに奮闘していたらしく、親戚のいる福岡に母親と行って福岡の保育園にも通った覚えがある。
 あとで親戚に聞いたらsxmooo、お風呂でうんちしたっとーとよと言われた。あと親戚みんなで長野のキャンプ場にも行ったらしいが、この辺は覚えてない。
 代々木公園では冬でもランニングをきていた。朝1番ランニングするのだが、いつも走るのは一番だった。しげちーという男の子の家にはすでにファミコンがあってドラクエのIがあった。僕はみてるだけだった。
 タケノコ族っぽい人がいたり、フリマがやっていた。伊豆の踊り子号でキャンプをしに行ってハンゴウスイサンをやったり、箱根の森美術館に行ったり、原宿の公民館や塩とタバコの博物館にも行った。原宿の公民館のひとつにはすでに初期のコンピューターがあった。プールもこの頃入っていた。同じ自主保育の同じ中野の家族と仲が良く。泊まりに行って5人くらいで寝ていたが、どこに寝る?と聞かれひとつ上の女の子の横と答えると母親に止められた。TVではキャプテン翼がやっていた。
 中野の幼馴染が4人いて、男の子僕含め3人と女の子1人で人の悪口は言わないということを4人の母親は教育してたらしい。ケンくんはアメリカへ行って、女の子は三年生くらいのとき3人の男の子にバレンタインチョコを渡し、僕は2番目に大きいチョコをもらった。幼少期1番仲の良かったのはタカシ君で地元の幼稚園に行っていたのだが、暇を見つけては児童館で遊んでいた。ビリヤード、卓球、手塚治虫https://amzn.to/3QPkmfNや梅図かずおhttps://amzn.to/3V6APhSさんのマンガなどなど、卓球はおもしろくてタカシ君は神さまサーブなど独自の技を編み出していた。
 原宿の自主保育を卒園する頃に母親に将来どういう暮らしがしたい?と聞かれ、同じマンションにしげちーと女の子ふたりと暮らしたいと答えると、怪訝な顔をしていた。
 幼少期好きなアニメはルパン3世https://amzn.to/4dH2w8lだった。暖房器具がなかったそのマンションでは冬が越せないとなって、お袋がヨドバシカメラでこたつを買ってきた。多分手運びで電車に乗って持ってきたんだと思う。ひとりっきりで留守番をすると不安で、ルパン3世をみていた記憶がある。タカシ君ちは筋肉マン消しゴムhttps://amzn.to/3ynthhXなどの小さい人形があって、一度ひとつ気に入ったものを盗んだ覚えがある。すごく後悔して、そっと返した。

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