統合失調症青春狂騒回想録 終わりに、スピリチュアル、オカルティック編1
すべてが終わり、なくしていたと思っていた家の鍵が見つかった。3回目の入院以降くらいから家の鍵は開けっぱなしだったのだ。自転車で調布のほうを彷徨いながら、みのミュージックさんの選ぶ、spotifのプレイリスト、晴る春や懐夏、空き秋、冬風遊だっけな、そのプレイリストを季節ごとに聴いていた。秋は鍵をわざと空けっぱなしにしてみた。その年のハロウィンは幻覚かどうなのかわからないけれど、変な異界に入ったように感じれた。自分のマンションの入り口には青年の警備の人がいたり、そこら中バトルを