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感覚を直接感じとる

美しい風景、美味しい料理、ふわふわの犬…
私たちは五感を通して外の世界を感じています。

しかし僕自身は感覚を直接感じることが苦手なようです。

なんだか言葉にしないと感じた気がしないのです。

例えば美しい夕焼けを見ても、心の中で

雲の輪郭が光で縁取られて綺麗だな...

とか

空に虹色のグラデーションがかかってるな...

とか

無意識にいつの間にか言葉にしている気がするのです。もちろんこんなに明確に言葉が浮かんできているわけではありませんよ。でも、脳の中の言葉を扱う部分が活性化している感じがするのです。

もちろん言葉にするのがいけないわけではないですが、もう少し実体験に重きをおいても良いのかな...と感じています。

言葉になる前の原体験があるはずなのです。言葉偏重になりすぎると、その原体験がマスクされてしまう勿体ない感じがするのです。「直接感じる」ことを大切にしたいものです。

心が動かされるときって、その対象と自分自身が一体となっているのではないでしょうか。でも言葉にするときって、すでに我に返っているというか。


これと似たことに、「つい写真を撮ってしまう」というのがあります。

目の前の美味しそうな料理に思わずiPhoneを構える。

すでに自分の眼には精巧なレンズとフィルムがついているにも関わらず、なんか写真を撮らないと、見た気がしないという。

写真を撮ることの主目的が、「撮らなきゃ」という強迫観念を落ち着けることになっている自分を感じることがあります。

まずは自分の眼で直接感じとる。そんな意識を持ちたいなと。


言葉にせよ、写真にせよ、根底には「形に残したい」という気持ちがあるのかもしれません。それ自体悪いことではありませんよね。

でも「今この瞬間の体験」とのバランスを大事にしたいな...と思っています。


今日はこんな感じ。「スキ❤️」や「フォロー」をして頂けると執筆のモチベーションが爆上がりしますので、よろしくお願いします🙇‍♂️

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