DRIVEキャリア by.ETIC.

ソーシャルベンチャー、NPO など「社会を変え、未来をつくる」仕事に特化した転職支援サ…

DRIVEキャリア by.ETIC.

ソーシャルベンチャー、NPO など「社会を変え、未来をつくる」仕事に特化した転職支援サービス・DRIVEキャリア。ここでは社会課題解決を仕事にしたい人たちへのメッセージや役立つアドバイスをお届けします✨https://drivecareer.etic.or.jp/

マガジン

  • DRIVEキャリア10周年企画 #わたしのソーシャルキャリア

    NPOやソーシャルベンチャーで働くみなさんが「この仕事を選んでよかった」「この仕事ができて幸せだ」と感じた瞬間やエピソード、仕事をする上で大切にしていることを写真を通してお伝えします。

最近の記事

課題を抱える子ども・家庭を孤立化させない。今らしい社会とのつながり方の再構築。

子どもを取り巻く環境と社会問題は年々深刻になっています。貧困や教育格差、虐待、家庭や学校からの孤立、ヤングケアラー、子どもの自殺、望まない妊娠、不登校、引きこもり等々…。すべての子どもたちが健やかに希望がもてる社会の実現という思いとはうらはらに、ますます複雑化しているのが、子どもならびに子育てにおける社会問題です。 問題がより複雑化、重症化してしまう一つの要因として、家庭内で起きる課題は外から把握がしづらく、早い段階での支援が入りにくいという現状があります。また子どもは成長

    • ロジカルより胆力。勇気をもって言うべきことを言い、動き、自ら事例をつくっていく。~DRIVEキャリア主催「クロストークライブ」より~

      DRIVEキャリアでは、ソーシャルセクターで働くリアリティをつかむトーク企画「クロストークライブ」を定期開催しています。>>詳しくはこちら 今日は、9月10日(火)で開かれた「日本から世界の海を変えていく」をテーマにサスティナブル・シーフードを世に広める活動をされている、株式会社北三陸ファクトリーの下苧坪之典さん、株式会社UMITO Partnersの藤居料実さんとのトークライブの様子をお届けします。 冒頭でそれぞれの事業が立ち上がってきた背景、現状の課題、今回出会いたい

      • 誰もが可能性をもっている。収益化しにくい「ホームレス・難民」の領域に挑む―クロストークライブより

        9月12日(木)のクロストークライブは、「難民・ホームレス支援:孤立しがちな人たちの可能性に焦点をあてる」をテーマに、3名のゲストをお迎えしました。 【ゲスト】  ●市川 加奈さん/Relight株式会社 代表取締役  ●渡辺 早希さん/NPO法人WELgee  理事兼リソース部門統括  ●藤井 優花さん/ピープルポート株式会社 ZERO PC事業統括 難民も、ホームレスも、社会課題として話をする時には、属性でくくり、「支援の方法・社会の仕組み」をお話することになりがちで

        • 対人支援の仕事は、ビジョンだけでなくスタンスも大事

          DRIVEキャリアには、子どもや若者たちと向き合う仕事が多数掲載されています。それぞれに特徴のある事業や場づくりがされていますが、この領域にチャレンジしたい方は、団体が目指しているビジョン・ミッションは当然ながら、どういう視点やスタンスで子どもや若者たちと関わっているのか、よく観察していただきたいと思います。同じ問題に対して「どう見立てるか」「それに対してどういう立場をとるか」によって、取りうる行動が大きく変わります。 「できるだけ声をかけないで、そっとしておく」ことを大事

        課題を抱える子ども・家庭を孤立化させない。今らしい社会とのつながり方の再構築。

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        • DRIVEキャリア10周年企画 #わたしのソーシャルキャリア
          12本

        記事

          ソーシャルビジネスを立ち上げるには、天才ではなくオタクであるべし

          NPO法人ETIC.は、ソーシャル転職のお手伝いだけでなく、社会起業支援や、企業の社会的事業立ち上げや、そのための人材育成など、幅広くよりよい社会づくりに向けた挑戦のサポートに取り組んでいます。また、私たち自身も、その担い手として自団体で新しいサービスや事業も立ち上げながら活動を広げていっています。これまでたくさんの事業・サービスが生まれる瞬間を目の当たりにしてきました。 社会課題解決を目指して事業をつくっていくには、一般的なビジネスよりも、たくさんの情報や経験をインプット

          ソーシャルビジネスを立ち上げるには、天才ではなくオタクであるべし

          ホームレスや難民など、制度の狭間で孤立しがちな人々を支えるには。

          困難な状況に陥っている方々の多くは、制度やルールの狭間で、必要なサポートが受けられず、構造的に孤立した状態になってしまいがちです。そうなると、困窮状態から抜け出すのが難しくなってしまいます。 このように困窮状態に陥ってしまっている方が、そこから脱するためのサポートをしていくには、もちろん制度を変えたり、仕組みをつくることも大切ですが、まずはその人に徹底的に寄り添い、どうすれば状況を変えることができるのか、「可能性に焦点をあてて、選択肢を見出していく」ことでしか、次の一歩は見

          ホームレスや難民など、制度の狭間で孤立しがちな人々を支えるには。

          コーディネーターに必要な気質とは。やりたいことは、やったらいい。社会に本当に必要なことは収益化できる。~DRIVEキャリア主催「クロストークライブ」より~

          DRIVEキャリアでは、ソーシャルセクターで働くリアリティをつかむトーク企画「クロストークライブ」を定期開催しています。>>詳しくはこちら 今日は、8月22日(木)NPO法人ETIC.オフィスで開かれた「人が応援され、つながる。その仕組みをつくる仕事」をテーマにした回の様子をお届けします。 この日のゲストは、NPO法人アスクネット 山本和男氏、更生保護法人日本更生保護協会 石畑美幸氏、株式会社次世代共創企画 山中昌幸氏。 冒頭で3団体、それぞれが取り組んでいる社会課題、

          コーディネーターに必要な気質とは。やりたいことは、やったらいい。社会に本当に必要なことは収益化できる。~DRIVEキャリア主催「クロストークライブ」より~

          グローカル人材が世界を変える。

          「グローカル(glocal)」という言葉を聞いたことはありますか。「グローカル」は「global(地球規模)」と「local(地域的)」を組み合わせた造語で、地域性を考慮しつつ、地球規模で考え行動することを意味しています。この概念は1980年代に日本企業の海外展開方針として生まれ、いまでは企業の海外展開や地方創生、SDGsの文脈でもよく語られるワードです。 9月10日(火)のクロストークライブは『日本から世界の海を変えていく』と題し、まさにグローカルな事業を展開する2社をお

          グローカル人材が世界を変える。

          99%の地味な仕事と1%の希望。相手ではなく自分が変わる。自分にとっての幸せとは何か。~DRIVEキャリア主催「クロストークライブ」より~

          DRIVEキャリアでは、ソーシャルセクターで働くリアリティをつかむトーク企画「クロストークライブ」を定期開催しています。>>詳しくはこちら 今日は、8月8日(木)NPO法人ETIC.オフィスで開かれた「誰も取り残さない社会をつくる」をテーマにした回の様子をお届けします。 この日のゲストは、NPO法人ReBit 藥師実芳氏、NPO法人あなたのいばしょ上原純枝氏、NPO法人サンカクシャ 早川智大氏。 冒頭で3団体、それぞれが取り組んでいる社会課題、事業内容、ビジネスモデルや

          99%の地味な仕事と1%の希望。相手ではなく自分が変わる。自分にとっての幸せとは何か。~DRIVEキャリア主催「クロストークライブ」より~

          コーディネーターの仕事とは?

          「コーディネーター」と呼ばれる、人と人、人と組織をつなぐ仕事は、DRIVEキャリアの中でも人気がある職種の一つです。次回のクロストークライブは、必要な人や機会をつないで、支援の仕組みをつくっている3団体がゲスト。 「つなぐ」と聞くと「虐待を受けた子どもを行政の支援につなぐ」など課題の当事者とだれかをつなぐ「1対1の関係」(図上の①)をイメージする方も多いかもしれませんが、仕組みづくりのためのコーディネートは、もっと多岐にわたります。 例えば、社会課題に取り組む支援機関同士

          コーディネーターの仕事とは?

          社会課題解決に向けたNPOのチェンジ・エージェントとしての役割

          「NPOと企業の違いは?」という質問はよくあります。法人格の違い、収益に対する考え方、ビジネスモデルなど、いろんな角度から語ることができますが、ひとつ特徴的なのは社会課題の本質的な解決のために、セクターを越えてさまざまな人々の力を引き出しながら、変化を促す触媒(チェンジ・エージェント)としての役割があることです。 図で表現されている通り、NPOや社会起業家が向き合うステークホルダーは、問題を抱える当事者だけではありません。個人の支援者はもちろん、活動の裏側を支える行政や企業

          社会課題解決に向けたNPOのチェンジ・エージェントとしての役割

          「WHATではなく、WHOやHOWにこだわってもいい」地域の作り手たちが大切にしていること―クロストークライブ開催レポート

          DRIVEキャリアでは、7月25日(木)、「地域づくり最前線」をテーマに、東京・気仙沼・能登、それぞれを拠点に地域づくりの事業を展開する3団体・企業の違いに迫る「クロストークライブ」を開催しました。 ゲストはこちらの3名です。 ●小林峻さん(合同会社colere 代表 / 合同会社気仙沼の人事部 代表) ● 友田景さん/株式会社ノトツグ 代表取締役 ●村上弥耶子さん/株式会社タウンキッチン 最初に、コーディネーターから、この10年ほどの「地域活性化」の傾向と特徴について説

          「WHATではなく、WHOやHOWにこだわってもいい」地域の作り手たちが大切にしていること―クロストークライブ開催レポート

          地方創生、ここ10年の変化は?新しい地域のあり方に出会おう

          「地域活性化・まちづくり」は、DRIVEキャリアユーザーから注目されているワードの1つです。一方、年々寂しくなる地域を目前に「何かできることはないか?」と問題意識はもつものの、「何をしたらいいか分からない」という声もよく聞きます。 地方創生が注目されるようになったのは、2015年頃。当時は「人口減少問題の克服」「経済の活性化(GDP成長率の維持)」が掲げられていました。コロナ禍の2020年になると、人口減少は前提としながらも、テクノロジーを駆使した、サステナブルで自分らしい

          地方創生、ここ10年の変化は?新しい地域のあり方に出会おう

          「中間支援の仕事に迫る!」DRIVEキャリア クロストークライブを開催しました

          DRIVEキャリアでは、7月11日(木)、社会課題解決の現場で活躍するゲストの方々を迎えた「クロストークライブ」を開催しました。 求人情報には書かれていない組織や仕事の話をさまざまな角度から語るこのトークライブ。初回となった昨日、「中間支援組織」の団体で活躍されている3名の方にご登壇いただきました。 ●小堀 悠(こぼり ゆう)氏/特定非営利活動法人NPOサポートセンター ●長谷川攝(はせがわ せつ)氏/公益財団法人日本フィランソロピック財団 ●渡邉 さや(わたなべ さや)

          「中間支援の仕事に迫る!」DRIVEキャリア クロストークライブを開催しました

          「中間支援組織」とは?その特徴から自分にあった役割の組織をさぐってみよう

          社会課題解決の領域について情報収集していると、「中間支援組織」という言葉を耳にすることも多いと思います。聞きなれないかもしれませんが、実はDRIVEキャリアのユーザーさんの中では、結構人気のある分野です。 それにはいくつか理由があります。まずは、個人の想いがなにか特定の社会課題の解消ではなく、「誰も取り残さない社会をつくる」や、「個人のwell-beingを高める」という少し抽象度の高い”願い”に対して必要な仕組みをつくりたい場合。直接的に当事者を支援する仕事よりも、中間的

          「中間支援組織」とは?その特徴から自分にあった役割の組織をさぐってみよう

          【7/11 (木)より開催】「ここだ!」と感じる組織に出会う「クロストークライブ」始めます(月2回定期開催)

          NPOやソーシャルベンチャーに転職したいと思ったとき、「普通の株式会社と何が違うのか?」「どこに注目して選んだら良いのか?」。とても悩ましいですよね。求人票だけでは、見えにくいこともたくさんあります。 DRIVEキャリアでは、いくつかの団体・企業とまとめてリアルにコミュニケーションできる機会を定期的につくっていくことにしました。「クロストークライブ」です。 特徴は、直接話ができる場であること。毎回、社会課題解決の現場で活躍する複数のゲストを迎え、求人情報には書かれていない

          【7/11 (木)より開催】「ここだ!」と感じる組織に出会う「クロストークライブ」始めます(月2回定期開催)