ロジカルより胆力。勇気をもって言うべきことを言い、動き、自ら事例をつくっていく。~DRIVEキャリア主催「クロストークライブ」より~
DRIVEキャリアでは、ソーシャルセクターで働くリアリティをつかむトーク企画「クロストークライブ」を定期開催しています。>>詳しくはこちら
今日は、9月10日(火)に開かれた「日本から世界の海を変えていく」をテーマにサスティナブル・シーフードを世に広める活動をされている、株式会社北三陸ファクトリーの下苧坪之典さん、株式会社UMITO Partnersの藤居料実さんとのトークライブの様子をお届けします。
冒頭でそれぞれの事業が立ち上がってきた背景、現状の課題、今回出会いたいと思っている人材像などをご紹介いただきました。
非常に幅広い事業をされているので、組織体制も伺ってみました。特徴の違いも整理するとこんな感じ。
ー今いるメンバーのバックグラウンドは?
一人はESGコンサルタントだった方。もっと専門性が必要だと感じて大学院へ進学。日本の沿岸の施策がどうなっているか?を研究テーマにもって現地に入っていて、藻場の再生を通した漁師の支援をしている中で、UMITOに参画。もう1人は、金融商品を扱う仕事をしていたが、自然がもともと好きな方。金融×自然の職場ということで興味をもって参画してくださった。「人は海から恩恵を受け続けているが、その結果海のバランスが崩れてしまっている。そこをシステムチェンジしたい」いうところは共通している(UMITO Partners:藤居さん)
ロジカルだけではない、胆力がいる仕事。勇気をもち、言うべきことを言い、行動しプラクティスを重ねる。
―漁師さんをはじめ地域の方との密なコミュニケーションが必要な仕事だと思います。地域の中に溶け込んでいくにはどういう人が馴染みやすい?とかありますか?
人と人として向き合い切れるかどうか。ロジカルな理論だけでは漁師さんは動かない。結局は人と人。その胆力がある人は仕事を進めていけると思います(UMITO Partners:藤居さん)
どんなにプロマネスキルがあっても打ちひしがれる瞬間はある。勇気をもって言いたいことを言える人の方がいい。はっきりしないのが一番よくない。無理なものは無理ってはっきり言わないといけない。海の仕事はスピード命。成果を出すにはプラクティスを重ねていかねばならない。スピードが落ちるとプラクティスが減る。過去の例で言えば、オーストラリアの会社を買収するのも勇気の一つ。正直、三陸の海はあと5年持つかどうかも難しいのではと感じている。そういう意味でもこの課題は待ったなしで、日本でできないなら海外に出て学んでいくしかない。飛び込むか飛び込まないか、その勇気が大事(北三陸ファクトリー:下苧坪さん)
―皆さんの組織は、これからどんな方に出会いたいですか?
熱さをもった人。ハングリー精神がある人。「社会的意義としてご自身でもこういうことをやっていきたい」という思いがある方と一緒に働きたい(UMITO Partners:藤居さん)
魚を食べるのが好き、という人がいい。あと、藤居さんみたいな人がこういう業界にいるのが素敵だなと思っている。この業界は男性が多い。ジェンダーの違いをいいたいわけではないが、これからは日本の美を発信していきたいと思っているし、世界の水産物の未来は女性たちが鍵を握っているのではないかと可能性を感じてます。(北三陸ファクトリー:下苧坪さん)
■各団体の求人情報はこちらをご確認ください。
●UMITO Partnersの求人情報
▼プロジェクトマネージャー(アシスタント可)
▼ベンチャーキャピタリスト
●北三陸ファクトリーの求人情報
▼経営管理部長候補(COO補佐)
▼海外営業担当
「クロストークライブ」は、夜7時から開催です。今後の予定は、DRIVEキャリアのイベントページ、または、NPO法人ETIC.のホームページからご確認ください。皆さんのご参加お待ちしております。
▼9月26日(木)19:00〜@オンライン
子ども・若者を地域で育む
<ゲスト>
・影近 卓大 氏 / 一般社団法人Life is 代表理事
・関山 隆一 氏 / 特定非営利活動法人もあなキッズ自然楽校 理事長
・米原 裕太郎 氏 / 公益財団法人京都市ユースサービス協会 総務統括
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