社会課題解決に向けたNPOのチェンジ・エージェントとしての役割
「NPOと企業の違いは?」という質問はよくあります。法人格の違い、収益に対する考え方、ビジネスモデルなど、いろんな角度から語ることができますが、ひとつ特徴的なのは社会課題の本質的な解決のために、セクターを越えてさまざまな人々の力を引き出しながら、変化を促す触媒(チェンジ・エージェント)としての役割があることです。
図で表現されている通り、NPOや社会起業家が向き合うステークホルダーは、問題を抱える当事者だけではありません。個人の支援者はもちろん、活動の裏側を支える行政や企業・財団、時には同じ課題に取り組む他団体とも連携しながら動くこともあります。
環境が違う、価値観が違う、共通言語も違う「他者」と働くことが当たり前。人を巻き込んだり、ときに巻き込まれたりしながら、少しずつ社会をよくしていく。困りごとを抱えている当事者に寄り添うだけでなく、問題が起きてしまう構造を紐解きながら、誰がどう動くと課題解決が加速するのか、てこの原理が利くポイントはどこか。課題の解決がされることによってメリットを得られる人は?社会の関心は今どこにある?など、幅広い視点が必要になる仕事ともいえます。
8月8日のクロストークライブは、誰も取り残されない社会がテーマ。特に「社会的弱者」と呼ばれる状況に陥ってしまっている方々は、自分たちで声が上げづらく、支援も届きにくい状態になりがちです。それらの課題について、構造的に捉え、共に解決に向かうステークホルダーを上手く巻き込みながら、アプローチしている団体をゲストに迎えます。Rebit、あなたのいばしょ、サンカクシャの3団体で、DRIVEでも特に人気のあるNPOです。
3団体とも、まさにチェンジ・エージェントとしての役割を存分に発揮されている団体です。誰のどんな課題を解決するために存在するのかといった目的の話から、今取り組んでいる事業や今後の展望をお聞きしながら、どんな方を仲間として迎えたいかといったリアルな話もしていただこうと思っています。少人数での開催なのでお早めにお申し込みください。
詳細・お申し込みは↓↓こちらをご覧ください。
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