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バック・トゥ・マラカナン、歓びの先にあるものは?本当に幸せですか!

ヨコハマフットボール映画祭でバック・トゥ・マラカナンを公式レビュアーの特典で無料で鑑賞させていただきました。

本当は『LFG モノ言うチャンピオンたち』に興味があって、この映画のレビューや鑑賞に応募しようかと思いました
僕自身長年女子サッカーに関わってきた人間ですし、教え子にも沢山女子選手がいます、アンダー日本代表に選ばれた選手もいます。

話が飛んでしまうかもしれないけど、6年前ぐらいにコートジボワールからレッスンを受けに来てくれた女の子がいました
この子のお母さんが、なでしこJapanが世界一になった時、丁度、アメリカで働いていたそうなので、話をしてくたのですが、日本に敗戦をした後、アメリカ全体が落ち込んで、すごい暗い雰囲気だったそうです。日本なんかに負けたとね

日本では国中が喜んだり、落ち込んだりはしませんよね
それに、アメリカは、とにかく勝利主義、なんとしても勝つんだ!とゆう気持ちを持った国なんだそうです
ちょうど、レッスンがあった年、野球のWBCがあり、アメリカ対日本でアメリカが勝利した話をした記憶があります
確かタッチアップ問題でしたね、勝ちへの執念が凄いとゆう話をしました。

まー今の時代、日本の野球がアメリカのベースボールに勝てるようになりましたけどね

なので、次こそは、なでしこJapanには負けなるものか!とゆう執念があったのでは、とゆう話です
アメリカの女子選手は強気なんだと思います
日本とのメンタルが違います、アメリカの女子サッカーは男子よりも観客が多いらしいし、ワールドカップ、オリンピックで何度も優勝しているので、報酬を上げることは僕も賛成です、女子だからどうのこうのは関係ないと思います。
イギリスやスペインなんかもそうですね、

しかし、男子のワールドカップ予選の規模などとははだいぶ違うのではないでしょうか?

話がだいぶ飛んでしまいました。

バック・トゥ・マラカナンの話に戻ります
ワールドカップ決勝の地、マラカナンを目指してキャンピングカーでブラジル中をイスラエルに住むブラジル人移民の3人、おじいちゃん、お父さん、息子が駆け巡るドタバタ旅です。

ワールドカップへ向かうものの泊まるホテルが見つからず、最終的にキャンピングカーを借りることになります、動く宿泊所を見つけて、ブラジル代表の優勝を願いながらマラカナンを目指すことになります

笑いあり、涙ありで良かったです。
自分の人生をサッカーと共にサッカーの為に生きて行くのが改めて凄いと感じました。
おじいちゃんが病気でありながら、勝手にワールドカップの観戦に行ってしまいまい、タクシーや観戦チケットでほぼ全財産を使ってしまいます。
こんな生き方は本当に幸せなのだろうか?スポーツ選手はグランドの上で倒れたら本望だと言うけども、本当にそれは幸せなんだろうか?

昨年の6月、大腸を壊して入院したことがあるけども、朝方、トイレに向かった時、貧血や下血が凄すぎて、トイレの前で倒れそうになったことがある、意識を失いそうになりました
その時、こんな所で死にたくないと思ったものです
それに比べれば、グランドやスタジアムで楽しい思い、気持ちになりながら倒れるのは幸せなのかもしれないけども
でも、やっぱり嫌だなー幸せではないと思う。

マラカナンの悲劇の話から、その後の7-1で負けたドイツ戦の所まで映画はあります。
ブラジル人が何故、サッカーを愛しているのか、サッカーに人生をかけているのか、それはやはりマラカナンの悲劇があったからこそ、そこから先のブラジル代表にかけたい,
夢を乗せたい国民が多いのだと思います

マラカナンの悲劇とは
1950年7月16日、ワールドカップ
ブラジルVSウルグアイの一戦でウルグアイに逆転負け
自殺を図る者まで現れ、結局2人がその場で自殺し、2人がショック死、20人以上が失神するほどの大事件が起きた

これほどまでに、ブラジル国民はサッカーが人生と共にあるのです、日本では考えられないことです

この悲劇からブラジル代表とブラジル国民はスタートしている、日本の文化とは違います

2018年に制作されている映画のようだか、もっと早く、日本に配給されても良かったのではないかな?
ミニシアターでも。

この映画を見れて良かったです

映画終了後の芸人、カカロニさんのトークショーも面白かったです、やはり写真は撮っておくべきだね
映画を見る前、ブースで話ている人がいた、
「なでしこ行きますよ、行きましょーよ」なんて話していたが、芸人さんもそうだけど、なんで、そんなに行ける資金と時間があるのかが、少し不思議に思いましたが(^-^)
趣味に時間とお金をかける人生も良いかもしれませんね。それを発表できる場所があるのも素晴らしい事だと思う。

この映画の後、ケイコ目を澄ませてを鑑賞したのですが、正直、観客の少なさに驚きました。
僕個人はこの映画を見るのは2回目なので内容は知っています
良い映画ですよ、ほぼ実話ですし。

モデルになった小笠原恵子さんのトークショーがあるにしても、やはり、一般の人達にはサッカーとボクシングを合わせるのは少し難しかったのかもしれません。

僕個人としては素晴らしい企画だと思っていたのですが











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