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葬式をあげるとき注意する「5つのこと」その参

お葬式を、挙げる立場(喪主、施主)になったとき、どういう風に物事が進んでいくのかを、紹介してます…

前回紹介のおさらい。
生前に、葬式の話をしておく」
と良いこと。


①どこで挙げたいか。
②誰(どこまで)を呼ぶのか。
 弔辞は、誰に頼むか。
③予算は、どれくらいかけるのか。
 また、誰(どこから)が出すのか
③遺影の写真は、どれを使うのか。
④宗派(檀家になっている寺)は、どこか。
⑤戒名は、どうしたいか。

今回は、③について話します。

遺影についても、すぐに用意
しなければならないものの
一つです。

最近はスマホでも、写真をたくさん撮る
ので、困るイメージはないかもしれませんが、
父親の写真って…どうですか?

父親の写真って、良いのがなかなか見つからない
のです。
《遺影の条件は》
・笑っていて、
・正面を向いて、顔がよく見え、
・人前にお見せできるもの。


ですよね。

私の父は、あまり写真自体を撮らない人でした。
夫婦旅行なども、背景を収めるために、
めちゃくちゃ遠目で撮っていたり、
(引き伸ばせず)
歳をとると。帽子を被っていたり
(頭が薄くなったからかな)
で、
笑ってない😱

そうなんです、こういう写真って
たいてい母は、笑っているのに
父は、笑ってないんです。

私自身も、最終的には、
10年前の写真を引っ張りだしました。
歳取ると近影でなくても、
そんなにかわりませんから。
そして、何より…


ちょうど子供(孫)が生まれたとき
の写真だったので。
笑っていました。とても、良い顔でした。
嬉しかったのですね。

とても、親孝行できたな…
と、改めて思った瞬間でした。

遺影を決めるのに、家族が
とても笑顔で、思い出話に
花を咲かせました。
(死去してからの、つかの間の安らぎですね。)

本当は、毎年、家族写真を撮る。
というのが。理想ですが、
お子さんがいらっしゃる人は、

孫が生まれたときの写真を
思い出して探してみると、
良い写真がみつかると思います。

遺影は、葬儀後もずっと、
家にあります。

いつも父が笑っています。

つづく

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