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夢20220819 宝具

登場人物:

仮名  現実中との関係
張航  大学友人、優しいがちょっと優柔不断の性格

私はミニバンを運転して、張航と数人の友達と一緒に旅行に行った。途中休憩したい時駐車場がなかなか見つからなかった。とりあえず車が少ないところで停車した。

一人の地元の女の子が私の車の近くに来た。

「ここは駐車禁止なのよ。警察に発見されたら罰金を喰らうよ」

「知っていますけど、近くに駐車場がないようですね」私は返事した。

「よかったらうちの車庫に泊まるか?」と彼女が誘った。私は同意した。

彼女の家は一戸建て。私はミニバンを車庫に停止させた。そして友達と一緒に彼女の家に入った。

「お仕事は何ですか」私は彼女に聞いた。

「無職です」彼女は笑った。

「じゃ生計はどう立ちますか」

「私はある宝具を持っている」彼女はある金属の箱をテーブルまで運んで、「この箱に物を入れて、蓋を閉めて、再び開けた時、その物は二つになる。つまり、その物が複製される。」

私は仰天した。確かにそういう宝具があれば、仕事なんか全然必要ないだ。

「しかしこの箱は限界がある」彼女は引き続き説明して、「たとえばコンピューターのCPUのような精密のチップなら、形で複製はできるが、そのチップは実際にパソコンに入れると作動できない。多分ナノメートルスケールの完璧な複製はできないだろう」

(表題の画像はUnsplashDeleece Cookが撮影した写真)

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