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別冊 夢想ハウス.にこにこ

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毎月SHOWROOMで朗読配信した後に、朗読した作品、作家について好きに語ります。
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#詩

犬は遠吠えをする。影は永遠に追ってくる。:萩原朔太郎について

犬は遠吠えをする。影は永遠に追ってくる。:萩原朔太郎について

おはようございます。月に一度の別冊夢想ハウス.にこにこです。

9/22(金)の朗読では萩原朔太郎の詩を読みました。
主に「月に吠える」より序文と抜粋したいくつかの作品、そして「宿命」より「死なない蛸」。
始めは「純情小曲集」「青猫」からも何作品か…と思っていたのですが、「月に吠える」の序文がすごく好きだったので絞ってみたよ。

私が購入したのはちくま日本文学全集。
寺山修司も持っているんだけどこ

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萩原朔太郎と室生犀星について:たちの悪い年増女とヒユーマニチイの祕密

萩原朔太郎と室生犀星について:たちの悪い年増女とヒユーマニチイの祕密

8/25(金)、SHOWROOM<夢想ハウス.にこにこ>にて61作品目『田端に居た頃(室生犀星のこと)』を朗読したよ。
前回、室生犀星の『蛾』を読んだ。調べていると室生犀星のエピソードがかなり独特で興味を持ったので、生涯の友である萩原朔太郎によるエッセイを読んでみた。室生犀星と萩原朔太郎、両名の人柄がわかる作品で面白い。

萩原朔太郎 田端に居た頃 (室生犀星のこと) (aozora.gr.jp)

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