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感じたこと、考えたことまとめ

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私の書いた記事の中で、体験から感じたことや考えたことが中心となっているものをまとめたものです。
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2023年11月の記事一覧

二重敬語・連結敬語について思うこと

二重敬語・連結敬語について思うこと

普段生活していて、気になる日本語がある。それは、二重敬語だ。二重敬語とは、尊敬、謙譲、丁寧といった敬語表現のうち、同じ種類のものを重ねて使うことを言う。つまり、尊敬+丁寧の「おっしゃいます」や謙譲+丁寧の「致します」は二重敬語には当たらない。

文化庁の『敬語の指針』から引用すると、二重敬語の中には習慣として定着しているものもある。「お召し上がりになる」「お見えになる」「お伺いする」「お伺いいたす

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怪我したからこそ見えたこと

怪我したからこそ見えたこと

大抵の人は、自身の経験や、今自身が置かれている境遇を参考に周りを見る。「周りの人も大体私と同じだろう」、と。考えたことが無いことや、経験したことが無いことには配慮が及ばないことが多い。それに、今現在自身が体感していないのであれば、自然と配慮を忘れてしまうことだってあるだろう。そんなふうに、人はその人自身の持つ物差しで周りを測るものだ。

でも、その物差しは自身の置かれた境遇で変わる。私にとって、そ

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"つくる"楽しみ

"つくる"楽しみ

普通、「料理が趣味」と言えば、「料理をつくることが趣味」だと捉えられるだろう。決して、「料理を食べることが趣味」とは思われないはずだ。
私は、クイズやパズルを"つくる"ことが趣味みたいになっている。わざわざこう言うということは、解く方は特に趣味ではない。「クイズが趣味」とか「パズルが趣味」とか言うと、大抵解く方だと思われるので、区別のためにこう言っている。

クイズやパズルの作問の魅力は、料理にも

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気になる言葉「OKです」

気になる言葉「OKです」

今では私もつい使ってしまうが、初めてビジネスシーンで「OKです」という言葉を聞いたときは思わず耳を疑った。私が中途採用した社員へ指導した際、その新人が返答として使った言葉だった。よく言えばフランクな人柄のその新人は、事務職の割に砕けた言葉をよく使っていた。

当時の私は、この件を受けて採用時の試験の内容の見直しを提案した。事務員として相応しい言葉遣いができる人を採用すべきだと考えたからだ。「敬語の

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申告敬遠

申告敬遠

私は野球をしたことがないし、プロ野球への関心も薄いが、ゲームの『パワフルプロ野球』、通称パワプロは好きだ。とはいえ、ちゃんとやったのはゲームモード「サクセス」が中心のスマホ向けアプリが初めてで、ソフトを購入したのは2022年のこと。そう、Switch用のソフト『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』だ。

アクション要素の苦手な私は、理想通りの育成をサクセスでは出来なかった。だが、ゲームモー

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