「眠り」というエネルギータンク。 #DC6
道教(タオ)秘伝の呼吸法を20代に習って以来、筆者はいわゆる「ショート・スリーパー」という特殊能力がついた。毎日3時間も眠れば大丈夫だ。
このように書けば、コラムとしての「ヒキ」は強いかもしれない。しかし、そんな秘伝奥義はなく昔からビックリするくらい「寝なくて良い子」なのである。
それでも健康診断は毎回「オールA」である。
最近は「睡眠障害」や「不眠症」という命名で、わざわざ「病名」にして西洋医学サイドが、相も変わらず怪しい商売を始めている。さしずめ「睡眠障害」「不眠症」は、ここ10-20年に登場した「新商品名」といったところだろう。
「睡眠障害」「不眠症」という商品は「眠れる神経系の薬」を処方できるので、まだまだ未解明の脳機能、脳神経の人体実験データをとるのに最適である(そして、そのデータを元に怪しい新商品が「新病名」として販売される)。
「睡眠障害」「不眠症」のメカニズムは非常に簡単だ。
ほとんどの理由は「社畜だから」である(笑)。
シンプルに考えてほしい。
「日々の疲労度やストレスは違う」のに夜になったら寝て、陽が昇って起きるということだけは「一定に」「強制」されて眠れなかったら「あー、眠れなかった…」と勝手にネガティヴになる。仕事で上手くいかなかったら、ストレス負荷ならびに、交感神経が優位になって眠れない。
はい「睡眠障害」「不眠症」患者の出来上がりである。
しかも、ほとんどの場合、命に別状はなく、本人の自己申告制だから薬だけではなく「いろんなグッズ」が飛ぶように売れまくる。いわゆる「安眠ビジネス」である。
ショート・スリーパーの筆者から根本的な解決方法を言わせてもらうと「無理して寝る必要はない」「なるべく社畜にならないように若いうちに稼げ」である。
本当にこれしかない。
「睡眠障害・不眠症なんですよ~」と、新商品のユーザーであることをオシャレに訴えかけてきても、限界まで起きていれば、やがて睡魔はやってきて「泥のように眠る」だろう。
「睡眠障害・不眠症じゃないやん!」って話。
そもそも、何時間連続で起きていたら「睡眠障害・不眠症なのか?」を定義し、統一して示せない時点で「インチキ病が確定」ではないのだろうか。
「睡眠障害・不眠症患者」の本質は、資本主義経済において「人工的な労働」をさせられ、その上に勝手にストレスかかって新商品の餌食になっているだけである。患者(もどき)は「眠り」というエネルギータンクが、ぶっ壊れている人々である。
金銭的に十分な蓄えがあり、田舎に住んで、好きなことをやっていれば、夜遅くまでセックスしたり、プラモデルを作って昼ごろ起きるだろう。
「夜遅くまでセックスしてた、プラモデルを作っていたから睡眠障害(不眠症)だ!」と人はいうのだろうか。
「ただ熱中していただけ」である。
眠れない本質も、これと変わらない。
睡眠は、その本質と向き合あった方がいい。
まもなく自分の睡眠時間タイプ、データを定量的にパターン化し、AIなどで分析すると「質の良い睡眠」と「タイミング」が分かるようになる。
その時まで、どうかお元気で。
おおっと、今は深夜3時33分。
全回転リーチがかかってしまった。
確変なので今から本を2-3冊、乱読する。
でも途中で眠くなったらネル。
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