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【やってはいけない練習 5選】④調子が悪い日の練習がダメな理由

どーも!
ドラム講師の たっつん です!
プロドラマー × 作編曲家 × ドラム講師として

あなたの潜在能力を引き出すレッスンで
\ 家族も惚れる /
歌心のあるドラマーをプロデュースします!

ドラムの上達に欠かせない「思考」「あり方」「練習方法」等を
様々な悩みを抱えるアマチュアドラマーに向けて
YouTubeTwitterで発信してしてます。

生徒から
・効率的な練習方法を知りたい
・練習へのモチベーションが続かない
・初心者から脱却できない
と言う悩みを多く聞きます。

今回はそんな悩みの答えになる

やってはいけない練習5選 その④

調子が悪い日の練習 がダメな理由

をご説明します。

調子が悪い日の練習とは


日頃の基礎練習やスタジオでの個人練習等で

「あれ…?今日はなんだか思うように体が動かないなぁ」
「いつも叩けるテンポなのに、手や足が追い付かない」
「そもそも、体調が良くない&身体がだるい」

この経験ありますよね?

ドラムや楽器を上達していく上で
調子が悪いときの練習は逆効果です!

思い当る節のある方は、練習の仕方を改善ましょう!

・理由その① 身体を壊してしまう

映画 セッション ネタバレ 評価7-1024x437

思ったように体が動かないとき…ありますよね!

ウォーミングアップを行っていつもと同じように練習…でも
「いつもシングルストロークで200bpmの16分音符を余裕で
叩けたのに、今日は全くと言ってスピードに追い付けない」
「昨日は出来たはずのフィルインが出来ない…」
「いつも踏めるはずのバスドラのダブルが今日は全然…」

でもそういう時に、無理して練習してたりしませんか?
調子が悪いときでも

「自分には気合いが足りないんだ!」
「根性で何とかやってやるんだ!」
「こんな調子が悪いくらいでへこたれるな!」

と自分に厳しいスパルタ根性の方いますよね。
(映画のセッション的な世界観…)

でもそうやって無理して練習して
身体を壊してしまう方を結構見てきました!

いつも出来るはずの事が出来ないとか、なんだが違和感があるとか
そもそも思ったように身体が動かないのは「不調のサイン」

・指が痛いのに練習する人
痛いなら叩くな!!!!!!!!!!

・手首痛いのに練習する人
腱鞘炎になったり、変な癖がつくからやめて!!!!

・腰痛いのに練習する人
とにかく安静!マッサージとか整体とかで調整して!!!

・映画の世界の話だけど…
血が出るまで叩くとか…ホントやめてね…!!!笑

と、まぁ物理的に体を壊してしまうってことは
調子が悪いときの練習がダメな理由として
理解しやすいと思います。

でも、ダメな理由としてはこの先が本質です!!!

・理由その② セルフイメージが下がる

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セルフイメージとは自分が認識している自分のこと。(自己認識)

ようは、自分が今までに達成してきたことの積み重ね です!

○○の曲が叩けるようになった。
パラディドルのアクセント移動が出来るようになった。
ライブで一度もミスせずに叩ききった。

この様な経験や達成を積み重ねて、自分自身を認識しているという事。
積み上げてきた自分自身を「自信」にして
目的に向かって努力しているわけです。

想像してみてください…

もし、自分の積み上げてきたものを無かった事にされたら…

一瞬でやる気なくなりませんか?きっと無気力になるでしょう。

それは、セルフイメージが著しく下がるからです。

それと同様に、調子が悪い状態で練習することは
セルフイメージを下げることになります。

無意識に「出来ない自分を」積み上げてしまうのです。

身体が思ったように動かせない状態で練習しても

「こんなに練習しても今日はダメだった」

「結局練習したって自分はダメなんだ」

と言う、自己暗示を無意識で掛けているのです。

例えば、プロゴルファーは試合の前日や前々日に
試合会場で練習ラウンドを行います。

その練習ラウンドでミスをして林の中に打ってしまった
としても、そのボールでそのままプレーを続行せずに
本来ミスしなければあるべき「理想の場所」に
ボールを置き直してプレーをするそうです。

何が言いたいかと言うと、
「ミスした自分のイメージを、一切自分に植えつけないことが大切」
という事。

もし、ミスしたボールでプレーを続行していたら、
試合の時に
「このホールは練習ラウンドの時にミスして大変な思いをした場所だ」
と言う悪いイメージに支配されて「出来ない自分」を想像してしまいます。
結果、悪いイメージに引っ張られてミスをしてしまうそうです。

大切なのはセルフイメージを下げないことです。
自己肯定感も同時に下がってしまうので、やる気が爆下がりします。

・解決方法

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とにかく、調子が悪い日や思うように練習できないときは
休みましょう!!

休むことは絶対に必要です。
休むことで、身体の違和感や不調に気づける場合もある。
休むことで、ドラムへの熱量が高まりモチベーションが上がることもある。
休むことで、自分を見つめ直して効率の良い練習が思い浮かぶかも。

とにかく、調子が悪い日は休むようにしよう!!!
むしろ、いつも頑張っている自分にご褒美をあげよう。

温泉に浸かるとか、のんびり映画鑑賞とかおススメ!!

・まとめ

調子が悪い日や、思うように身体が動かないときの練習は…

・無理して練習して身体を壊す可能性がある
・セルフイメージが下がって「出来ない自分」を積み上げてしまう
・自己肯定感が下がり、やる気やモチベーションが下がる

百害あって一利なし!
一日練習しないくらいで下手にはならないので大丈夫です!

そんな時はしっかり休んで、明日やそれ以降の練習から頑張ろう!

思い当る節のある方は、練習の仕方を改善することをオススメします。


それでは、理想の未来に向かって頑張っていきましょう!


動画版【やってはいけない練習5選】の動画はこちら↓↓↓

▶ やってはいけない練習 5選 その①
無理な負荷が掛かる練習をしてはいけない理由

▶ やってはいけない練習 5選 その2
爆音での練習がダメな理由

▶ やってはいけない練習 5選 その③
メンテ不足の楽器での練習がダメな理由

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