見出し画像

【やってはいけない練習 5選】③メンテ不足の楽器での練習がダメな理由

どーも!
ドラム講師の たっつん です!
プロドラマー × 作編曲家 × ドラム講師として

あなたの潜在能力を引き出すレッスンで
\ 家族も惚れる /
歌心のあるドラマーをプロデュースします!

ドラムの上達に欠かせない「思考」「あり方」「練習方法」等を
様々な悩みを抱えるアマチュアドラマーに向けて
YouTubeTwitterで発信してしてます。

生徒から
・効率的な練習方法を知りたい
・練習へのモチベーションが続かない
・初心者から脱却できない
と言う悩みを多く聞きます。

今回はそんな悩みの答えになる

やってはいけない練習5選 その③

メンテ不足の楽器での練習 がダメな理由

をご説明します。

メンテ不足の楽器での練習とは

・シンバルが割れているドラムセットでの練習
・ヘッドがベコベコに凹んでいる太鼓類での練習
・状態が悪いスティックでの練習
・故障している&メンテ不足の楽器での練習

例をあげるとこんな感じです。

レンタルスタジオやライブハウスでドラムセットを借りると
楽器の状態が悪いって…あるあるですよね?

自分自身、全国ツアーで多くのライブハウスやスタジオに行った経験がありますが
「メンテが素晴らしい」
「楽器への愛情が深いなぁ」

と思える場所は、残念ながら数えるほどしかありません…

ドラムを上達していく上で
楽器のメンテ不足は大きなマイナスポイントです!

以下の例に当てはまるような練習をしている方は
すぐにその練習の仕方を改善ましょう!

・シンバルが割れているドラムセットでの練習

割れシンバル

レンタルスタジオで割れたシンバルに遭遇する確率は高いです。

割れたシンバルを発見しても
「店員さんに言うのも面倒だし、とりあえずこのまま練習しよう」

そうやって、練習を継続してしまう事…ありますよね。
でもダメですよ!

割れたシンバルは本来の音を鳴らすことはもうできません。

あなたの理想のシンバルサウンドは、割れたシンバルの音ですか?

おそらく多くの方が「違う」と答えるはずです。

割れたシンバルは、食べ物で言ったら賞味期限切れです。
「自分が今食べたい食べ物は、賞味期限切れのカレーです!」

っていう人はまずいないでしょう。

「割れてるけど…ま、いいか」と言うのは

「自分はこの程度の人間だから…」
「割れてるシンバル=自分の存在」


と言う自己暗示をかけているのと一緒です。

安いからとかタダだからと言って
賞味期限切れのご飯しか食べていない人に
食通やグルメはいないだろうし
そんな人に「○○がおいしいよ!」と言われても
説得力ないですよね。笑

そして、割れたシンバルは
繊細なニュアンス倍音のコントロール等の
楽器として本来持つ表現が出来なくなります。

自分のイメージした音が表現できないのは結構ストレスですよね!

しかも、割れたシンバルの破片が自分に飛んできたり
バンドメンバーに飛んで行ってしまったり
物理的に危険な要素もあります。

レンタルスタジオでシンバルが割れていたら
すぐに店員さんに言いましょう!すぐ変えてくれます!

自分のスタジオや自分のセットでの練習環境で
シンバルが割れている場合はすぐ買い替えましょう!
(今安くていいシンバルいっぱいあるからね!)

・ヘッドがベコベコに凹んでいる太鼓類での練習

画像2

これもレンタルスタジオで良く見る光景ですね。

ベコベコに凹んでいるスネアやタムは
どう頑張ってチューニングしても良い音になりません!

本来鳴るべき倍音が鳴らないので、
深みのないペラッペラのサウンドになってしまいます。

本来鳴るべき音が鳴ってない楽器でバンド練習して
「お前ドラム鳴らせてないぞ?」とか
「なんか君のドラムはぺらぺらだね」とか
そんなん言われたくないですよね!

でもこれは、あなたのせいではなく。
楽器のメンテ不足が原因です。

「そっか…自分の音はペラペラなのかなぁ?」
とか悩んだり、ネガティブになる時間がもったいない!

レンタルスタジオならすぐに交換してもらいましょう!
自分の楽器なら今すぐヘッドを交換しよう!!

・状態が悪いスティックでの練習

割れスティック

・チップが欠けている
・スティックが咲いている
・ひびが入ってる
・スティックが反っている

上記に当てはまったスティックで練習している方…少なくないのでは?

スティックって消耗品の割に、1ペアで1000円前後と高価ですよね。
だから、多少の割れや欠けなどは目をつむる…ってこともしばしば。

でも、よく考えてください。

チップの欠けたスティックで良いシンバルの音を鳴らせますか?

チップが欠けたスティックでライドを叩くとよくわかると思いますが、
「欠けている部分で叩く音」と「欠けていない部分で叩く音」に
大きな違いがあることに気付くはずです。

もちろんそれはスネアやタムのサウンドにも大きく影響します。

反りのあるスティックでは、リバウンドが安定しないので
リズムにもサウンドにも様々な面で悪影響があります。

リムをかけた部分が咲いているスティックや
ヒビの入っているスティックを
使いたくて使っているわけではないですよね?

スティックも立派な楽器です!

妥協せずに、状態が悪化したら買い替えましょう!

・故障している&メンテ不足の楽器での練習

画像4

レンタルスタジオやライブハウスで

「スネアのボルトが一本抜けている」
「スネアのボトムヘッドに穴空いてる」
「スナッピーが半分切れている」
「ペダルのヒールの部分のボルトが抜けてる」
「ペダルを踏むたびにギコギコ音がする」

上げていったらキリがないね…w

こんなこと言いたくないですが、日常茶飯事です…。

自分は気づいたらすぐに楽器の交換か修理をしてもらいます。

そんな楽器で演奏しても自分に悪影響を及ぼすことを知っているから。

故障している楽器は本来のポテンシャルを発揮できません。
本来の音も鳴らせません。
そんな楽器で練習してもテンション上がらないですよね?
むしろテンション下がりますよね。

まずは自分の為に、
そして、そのスタジオやライブハウスを使う他の人の為にも
違和感のある楽器を見つけたら店員さんに相談してみましょう!

レンタル代を払っている以上は最低限のメンテナンスはするべき!

レンタルする側が故障や違和感に気づかないとか、気にしないとか…
そんな人たちばっかりだったら貸す側も
「まぁ、ちょっと壊れてるけど誰も気にしないし良いかぁ」
となってしまうわけです。

意識高い人が一人いるだけでも大きな影響力が生れるはずです。

・まとめ

とにかく言いたいことは、
メンテ不足で状態の悪い楽器で練習していると

全てのイメージが下がります!

特に下がりやすいのが

セルフイメージ(自己認識)

メンテ不足で状態の悪い楽器は
自分が思う理想のサウンドと大きくかけ離れているはず

そんな状態の楽器で練習していると
「自分はこんな程度の人間」
「自分のレベルはこんなもんだろう」

と言う風に無意識でセルフイメージを下げることになります。

楽器に違和感がある場合は、メンテナンス、交換、修理して
スッと集中できる環境で練習しましょう!


あなたはメンテ不足の楽器での練習していませんか?

この機会に、自分の練習を見直してみましょう!

それでは、理想の未来に向かって頑張っていきましょう!


動画版【やってはいけない練習5選】の動画はこちら↓↓↓

▶ やってはいけない練習 5選 その①
無理な負荷が掛かる練習をしてはいけない理由

▶ やってはいけない練習 5選 その2
爆音での練習がダメな理由


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?