【やってはいけない練習 5選】①無理な負荷が掛かる練習がダメな理由
どーも!
ドラム講師の たっつん です!
プロドラマー × 作編曲家 × ドラム講師として
あなたの潜在能力を引き出すレッスンで
\ 家族も惚れる /
歌心のあるドラマーをプロデュースします!
ドラムの上達に欠かせない「思考」「あり方」「練習方法」等を
様々な悩みを抱えるアマチュアドラマーに向けて
YouTubeやTwitterで発信してしてます。
生徒から
・効率的な練習方法を知りたい
・練習へのモチベーションが続かない
・初心者から脱却できない
と言う悩みを多く聞きます。
今回はそんな悩みの答えになる
やってはいけない練習5選 その②
無理な負荷が掛かる練習 がダメな理由
をご説明します。
① 無理な負荷が掛かる練習とは
・極端に太くて重いスティックでリバウンドを殺して練習
・ペダルのビーターの角度を大きくして、バネの強度を強くする練習
・イスを極端に低くして、膝が腰より高くなる状態での練習
例をあげるとこんな感じです。
特に初心者(初級者)や10代のドラマーにはおすすめしません。
理由としては、身体の使い方や身体性、筋力などがしっかりとしていない
状態で無理な負荷が掛かる練習をすると身体を壊してしまうからです。
・極端に太くて重いスティックでリバウンドを殺して練習
自分は中学生時代(吹奏楽部でした)に
「筋力をつけて早く強く叩けるようになるんだ!」
と意気込んで、KMKの練習用スティックを購入
(太さ19㎜/長さ423㎜/重さ110g と言うゴリラ用スペックwww)
そして、練習台の上にクッションを置いてリバウンドを殺して
ひたすらストーンキラー(シングルストロークを早くする練習)
を馬鹿みたいに練習しました。
結果、手首を痛めて腱鞘炎一歩手前まで痛めました。。。
一ヶ月くらいかな?治るまでに結構な時間がかかった。
(むしろちゃんと腱鞘炎だったのか?)
その期間はまともに練習も出来なくて、同じパートの先輩に
めちゃくちゃ迷惑をかけて大変な思いをしました。
これ、練習用のスティックで練習することが悪いわけではなくて
・重いスティック
・リバウンド殺し
・長時間のストーンキラー
・身体の使い方がわかっていない(力で叩いていた)
・14歳くらいで成長途中
と言う感じで、掛け合わせたらダメな要素が盛り沢山!
そりゃあ、腱鞘炎になっちゃうよね。笑
・ペダルのビーターの角度を大きくして、バネの強度を強くする練習
「キックの音量を大きくしたい」
「バスドラの音圧上げたい」
「ペダルを早く踏めるようになりたい」
とか、そんな純粋な思いから、
「ペダルの設定をゴリラ仕様のガッチガチにして練習しよう!」
って、バネをマックスまで強く張ってビーターの角度を水平くらいに
設定して練習する方法をする方がいます。
(過去の自分がそうでした…笑)
はい、これもおススメしません。
特に初心者や初級者などが
身体の使い方がわかっていない状態での練習しても
ただただ余計な力が入るだけで
筋力アップ、音量アップ、速度アップとかには
直結しないです。
バネの反発を利用してタイミング良く踏む練習
とかにはバネの強度を上げる意味があるけども、
長期的にゴリラスペックペダルでの練習は
身体のバランスを崩してしまい、ペダルにエネルギーを
効率的に与えられない踏み方になりかねないです。
そもそも、
音圧や音量を上げる為には、筋力を上げれば良い
ってことではないからね!
身体の使い方を理解すれば簡単に音圧や音量上げられるよ!
・イスを極端に低くして、膝が腰より高くなる状態での練習
自分はチャドスミス(Red Hot Chili Peppersのドラマー)にあこがれて
めっちゃ椅子低くして叩いていた時期がありました。
実際にバスドラの低音が増して音が太くなって
自分の身体が一回りも二回りも大きくなったようなイメージになる。
でも、ある時からめちゃくちゃ腰とお尻が痛くなって…
しまいには、足の付け根(股関節)にも痛みが…
何が原因だ?ととりあえず椅子を元の高さに戻したら
「あら不思議!」腰痛や股関節の痛みとはおさらば!
原因は椅子を極端に低くしていた事でした。
そう、腰や脚にめちゃくちゃ負担がかかる!
でもね、これも椅子を低くすることがすべて「悪」ってことではないです。
ただ、これも身体の使い方がわかっていない状態で長期間続けること
が良くないと言いたい!
身体の使い方を理解した状態で、
自分のプレイスタイルや出したい音のイメージとリンクできていれば
低いイスでも全然問題ありません!
なので、腰や脚に違和感や痛みを感じたら座り方を見直してみよう!
・まとめ
練習方法は千差万別ありますが、自分の身体性や筋肉量を考えた
身体に極端に負荷のかからない練習をしましょう!
身体を壊してドラムを叩けなくなってしまったら本末転倒。
とにもかくにも伝えたい事は
身体に極端な負荷が掛かる練習はやってはいけない!
と言う事です。
あなたは極端に負荷のかかる練習していませんか?
この機会に、自分の練習を見直してみましょう!
ちなみに、やってはいけない練習5選の残り4つは
随時更新していきます。お楽しみに!
それでは、理想の未来に向かって頑張っていきましょう!
簡潔版【やってはいけない練習5選】の動画はこちら↓↓↓
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