6月21日 口に入れたら麺つゆでびっくり

実家で目覚める朝。たまに敷布団で寝るの、案外良い。地面だぞ。地面に横になっているのだぞ。

実家だと新聞が読めるのも良い。普段はネットニュースしか見ない人間からすると、興味がない記事もある記事もまとめて強制的に家に入り込んでくる感じが新鮮である。

ふと見ると、高校の頃の音楽の先生が市内でカフェを始めたという記事が載っている。なんとシュールなニュースか。両親と盛り上がる。

お昼はいつものお蕎麦屋さんで季節変わり蕎麦をいただく。今月は冷やしかけ蕎麦だった。トマトやきゅうりが載せてある。冷やし中華が好きすぎてなぜか脳内が冷やし中華を期待したようで、口に入れたら麺つゆで（当たり前だ）びっくりした。酸っぱくないじゃないか。

根曲がり竹という細長い筍の天ぷらが超絶に美味しかった。熊や遭難のリスクを物ともせず山に入る、文字通り山菜に命をかけている老人たちの気持ちがわかるようなわからないような気がした。

空いている電車で夕方帰り、夜は夫とイタリアンを食べに出かけた。

注文するメニューがすっかり定番化してしまっているお店だが、このルーティンな感じも心地いい。ワインをたくさん飲んで、帰ったら歯が黒くなっていて驚く。

それにしても食べ過ぎである。