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大ちゃんの読書日記

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僕が書いた書評の記事の一覧です。
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2021年12月の記事一覧

「家族だから愛したのではなく、愛したのが家族だった」がとても尊い件

「家族だから愛したのではなく、愛したのが家族だった」がとても尊い件

岸田奈美さんのことを知ったのはこの記事です!

確か前澤さんが面白いとかツイートしてたんじゃないかな?

読んでみたら、怒涛の情報量でビビった覚えがある。なんだかすごい人だなと。

なんとなく、気になる存在ではあったんだけど、それからしばらくして、SNSでまわってきたのがこの記事。

これね、今は有料化されてるんだけど、公開当時は無料で全文読めて、これがねなかなか考

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「嫌われた監督」って「嫌われる勇気」の実践だな、きっと!

「嫌われた監督」って「嫌われる勇気」の実践だな、きっと!

「嫌われた監督」を読んだ!これが最高に面白かった。



落合さんが中日で監督を務めた2003年から2011年までの8年間の軌跡を綴っている。8年間で日本一1回、セリーグ優勝4回、日本シリーズ進出5回、そしてすべての年にAクラス(3位以内)という特段の成績を収めているというのはちょっとびっくりした。

ちょうどこの頃は我が地元の千葉を本拠地にもつロッテが強かった時期なので、プロ野球

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世界を変えたのはインターネットじゃなくて箱だった?!コンテナ物語を読んで

世界を変えたのはインターネットじゃなくて箱だった?!コンテナ物語を読んで

グローバル化をもたらしたものはインターネットのおかげとかよく言うけど、実はコンテナという箱の発明だった。

コンテナの発明、なくして実現しなかった、そんなお話。

物流の手段には色々あるけど、国際間移動の基本は船なんですね。その船の移動に革命をもたらしたもの、それがコンテナだった。

コンテナが初めて輸送に使われたのは1950年代。それまでは港に荷役夫が働いていて、主に人力で何日もかけて積み下ろし

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自分はマレーシア人かもしれないと思った寒い年末、「日本人はやめる練習がたりてない」を読んで

自分はマレーシア人かもしれないと思った寒い年末、「日本人はやめる練習がたりてない」を読んで

この本読んでて、自分はマレーシア人かもしれない、そんなことを思ってしまった。

多分、年末年始に近づいてるという寒波のせいでおかしくなってるからだと思う。

この本の作者はマレーシアに住むようになった日本人。

最近、noteは海外在住の人のものを読むことが多くなったんだよね。野本さんはそのうちの一人
(最近やることが多くなって苦しくなってるのはこのことも大いにある)

野本さんのnoteを読むよ

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