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世界を変えたのはインターネットじゃなくて箱だった?!コンテナ物語を読んで

グローバル化をもたらしたものはインターネットのおかげとかよく言うけど、実はコンテナという箱の発明だった。

コンテナの発明、なくして実現しなかった、そんなお話。

物流の手段には色々あるけど、国際間移動の基本は船なんですね。その船の移動に革命をもたらしたもの、それがコンテナだった。

コンテナが初めて輸送に使われたのは1950年代。それまでは港に荷役夫が働いていて、主に人力で何日もかけて積み下ろしをしていたそうです。

それが、いまはコンピュータ制御のクレーンで積み下ろしをものの数時間で終わらせるといいます。さらに陸揚げされたコンテナはそのままトラックで運んでいける。

時間も手間もコストも格段に減っただけじゃなくて、人の働き方まで変えてしまったという話です。

日本では主に雇用の関係から国内でものづくりと言われますが、それがだんだんうまくいかなくなっているのはコンテナのせいなんだなあ。色々と考えさせられてしまったという話です。

ちなみに、本の方ははじめの方にこんな話が書いてあって、あとはひたすら細かい話が続くので飛ばしながら読むのがおすすめです。


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