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“エンジニアファースト”の会社で働く人たちがすすめる、仕事で役立った10冊

こんにちは。マーケティングサービス部所属デザイナーのマリコです。9月になってもまだまだ暑い日が続いていますが、秋の気配も少し感じます。「読書の秋」といいますが、比較的に涼しくなって集中力が高まるので、個人的にも一番本を読むのがこの季節です。最近本を読んでないなぁ……という人も、今年は読書の秋にしてみませんか?

というわけで……
今回は、“エンジニアファースト”を掲げるドヴァで働く人たちに、それぞれの職種視点で「こんな部分が役に立つ」というお薦めポイントとともにお気に入りの書籍を紹介してもらいました。さっそく一気に見ていきましょう!


エンジニア

『UNIXという考え方―その設計思想と哲学』

コンピューターシステムの基礎となるUNIX(≒Linux)OSが いかに効率的でスマートな設計になっているかよくわかる書籍。UNIXのソフトウェア開発のアプローチ(早い段階での試作や梃子の効果)を学ぶことで、複雑化したIT課題に対する解決方針の一助になると思います。

『Software Design』

幅広いソフトウェア開発・運用ネタを仕入れられる。
開発環境構築改善に役立ちました。自動化処理ネタの収集にも。

『すごい採用―考え方を変えれば採用はうまくいく』

現在の採用に何が起きているか、なぜ旧来のやり方がうまくいかないのかがよく分かる。企業のビジョンやカルチャーにマッチする人材を採用するためのヒントにあふれる書籍。継続的な体制強化・維持、企業ビジョンやカルチャーの明確化による働く人のマインド向上に役立ちます。

デザイナー

『「ついやってしまう」体験のつくりかた』

タイトル通り、「つい」読みたくなってしまう構成。 本書に出てくるゲームを実際にやった人は思わず「なるほど自分も動かされてた~!」となると思います。デザインだけでなく、マーケティング、マネジメント、プレゼンなど、あらゆるもの・ことに通じる本。 「なんでこうしてくれないんだろう?」ではなく、どうしたら相手が動いてくれるかな、と考えることの大切さを教えてくれます。

『けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本』

新人さんとベテランさんのデザインが要点と一緒にまとめられているシンプルな構成で読みやすいです。でもたまに「この部分は新人さんの方が良いな」と思うこともある。デザインは奥が深い。
Webサイトのデザインに煮詰まっていた際、この本を参考に少し余白を増やすだけでパッと印象が変わりました。 パワポで作ったプレゼン資料をもう少し見やすくしたいな~という時にも使えそう。

『見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色』

見ているだけでも楽しい。
Webデザインに煮詰まっていた時に購入した第2弾。 この本を読んでから色数をある程度絞るよう、心掛けるようになりました。 こちらも資料作りの時に役立ちそう。

『ちいさくはじめるデザインシステム』

デザインシステムってなに? なぜデザインシステムが必要なの?  というところから、実践的な構築例、運用例まで、とても細かくわかりやすく解説されています。 プロダクト開発にかかわる人すべてにおすすめです。

BOSSたち

『安岡正篤一日一言』

「本質」を考えるキッカケになれば。

『聯盟の危機と日米戦』

日米開戦8年前、国際連盟脱退直後に書かれた古書。
情報との向き合い方は、現代の仕事にもとても役立ちます。見える範囲が世界のすべてと思い込まず、何事も鵜呑みにせず、あらゆる角度から事実を見極めることがいかに大切か、改めて感じさせられます。 昭和恐慌により国内経済は冷えきり閉塞感に包まれる一方、欧米とくにアメリカに対するヘイトを国家全体で高めていこうとしているのが見てとれます。 90年前に書かれた「太平洋は歴史上最も緊張している」「領土的野心を隠さず東アジアへ進出するアメリカ」という表現、最近も頻繁に耳にするような気がしませんか。実は仮想敵国が変わっただけで、似たような空気が醸成されつつあるのかもしれませんね。怖。。

『そのセキュリティ対策が会社を潰す』

セキュリティ対策を皆で考えていくための知恵がコンパクトにまとまってます。情報セキュリティにあまり馴染みのない方々に、自分ごととして本質的に考えてもらうためのアプローチ、そのヒントが多く散りばめられています。 新たなシステムを開発したり、導入したりする際のリスクアセスメントにも役に立ちます。 言葉が平易なのと、事例も豊富なので業種職種問わずに読めると思います。

今回は10冊をご紹介しました。気になる本、ありましたか? 次回は漫画や小説限定で社員に聞いてみても面白いかも。

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