完全なる主観で好きなミステリー本3冊おすすめする
ミステリー小説大好き、よしなにと申します。
大学生時代は本好きが高じて本屋でアルバイト。
お恥ずかしながら授業をさぼり大学の図書館で本を読み漁っておりました。
この度はぜひ皆さんに読んでほしい、完全なる私の主観によるおすすめミステリー小説を3冊紹介させていただきます。
※極力控えますが若干ネタバレしてしまうので先におすすめ本タイトルのみ記載します。
ネタバレしたくない方は、タイトルのみご確認ください、、!
①ジーキル博士とハイド氏
著者 ロバート・ルイス・スティーブンソン
②ハローサマー、グッドバイ
著者 マイクル・コニイ(コーニイ)
③噂
著者 荻原浩
下記、おすすめポイントなど記載します。
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①ジーキル博士とハイド氏
著者 ロバート・ルイス・スティーブンソン
通称、ジキルとハイドで知られる本作。
名前は聞いたことがあるけど、原作を手にしたことはないという方も多いのではないでしょうか。
この本の面白さの1つは、題にもなっているジーキルやハイドの視点でなく、おおよそが客観的視点で物語が進んでいくところだと思っています。
ジーキルやハイドがどうしてそのような行動にいたるのか、その意図は。
一部記載があるものの、それはほんのわずかなもの。ほとんどが読者による想像で補完され、今もなお、読者ごとで様々な考察が生まれているのではないでしょうか。いやあ、面白い。
また、ジーキルとハイドのモデルとなった人物がいるものの、それは二重人格者ではなかったというのだから驚きです。
もう、お願いだからぜひ読んでください。
1880年代のイギリスで生まれた本作。時代背景を鑑みながら、ぜひ読んでほしい作品です。(同著書の宝島という作品もおすすめです)
②ハローサマー、グッドバイ
著者 マイクル・コニイ(コーニイ)
これをミステリー小説と読んでいいものかは悩ましいところですが、どうしても勧めたい(笑)
可愛らしい表紙が目を惹く本作。SF作品と取り上げられていることが多いかなと思うのですが、私の感想としては、SFっていうか、、
SFラブファンタジーミステリー。
色んな要素が詰め込まれているのに、それぞれの要素を邪魔することなくというかそれぞれを引き立てながら描かれているんです!!
ファンタジーや恋愛要素があるから、これまでSF作品を読んでみたことがない方も抵抗なく読めるはず!
終盤の伏線回収は、見事の一言。
とにかくこの本は、
読み飛ばすことなく最後まで読んでください!
(続編もあるのでこれ読んだ方はぜひ続編も!)
③噂
著者 荻原浩
これまでのおすすめ本とガラっと雰囲気が変わり、サスペンスなお話。
下記、本というか著者さん推しみたいな話になってしまいますが、勧めさせてください。(笑)
これは、昔私がどんでん返しミステリー漁りをしていた頃、ネットまとめサイトで紹介されていたのをきっかけに読んだ作品です。
実はこの本を知る前に、荻原浩さんの別の本を読んだことがあったんです。(オイアウエ漂流記という本)
なので、
「あれ、この方ってミステリーも書くんだ。前読んだ作品面白かったけど、ジャンル違うしどうなんだろう、、」
なんて思って読み始めたこの、噂。
度肝抜かれました。
ほんと、そんなこと思いながら読み始めて
すみませんでした、、。もうほんとに、、。
荻原浩さん、ミステリー以外でも本当に色んなジャンルの本を出版されているんです。ほとんどの作品を読みましたが、読む本全部、私の心を掴んできます、、。
こんな多ジャンルで素晴らしい作品を生み出せる人がいらっしゃるなんてもう、、。そしてそんな方が生きているこの世で、作品を読める幸せ。
お父さん、お母さん、
産んでくれてありがとう。
、、、噂のこと全然書いてないですね。
この作品の面白い(恐ろしい)ところは、現代の世の中でありえそうな身近さ。
ある噂話から始まる物語、テンポよく進んでいくので最後まで一気に読み進めたくなるはず。
(ちなみにあまりにありえそうで、私は数日震えながら生きてました。(笑))
最後は皆さん、私同様
度肝を抜かれてください。
以上、私主観によるおすすめ本でした!
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