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「アド街」に出ました! 取材の裏側をちょこっとお見せします。

童心社の広告宣伝担当、はなです。
このたび童心社が、テレ東さんの人気番組「出没! アド街ック天国」で紹介されました!

はじまりは、童心社ホームページにいただいた1件のお問い合わせでした。

もともと「アド街」が好きな視聴者の一人だった私はびっくり!
ワクワクした気持ちで返事をお送りしました。

数日後、番組ご担当のディレクターさん、アシスタントディレクターさんが来社され、くわしくお話をうかがいました。
なんでも、文京区にある小石川植物園を中心とした特集を企画し、近辺の白山・千石を歩きまわっていたところ、童心社の前をたまたま通りかかったのだそうです。

通りから見える絵本『いないいないばあ』のくまちゃんのパネルをご覧になり、「あの本、うちにもあるぞ」と思い出してくださったのだとか。

今の時代に、「足」でとことん調べているなんて……! そこに暮らす人々と同じように町をめぐっているからこそ、路地裏の風景や、知る人ぞ知るスポットも見つけられるのだと納得しました。

童心社入口にある『いないいないばあ』くまちゃんのパネル

童心社で働いていると、仕事でつながった方がたとえ業界の異なる方であっても、「『いないいないばあ』読んでいました!」、「子どものころ『おしいれのぼうけん』のねずみばあさんがこわくて……でも大好きでした」など、童心社の作品にまつわる思い出をお話しくださることがよくあります。

「おひとりおひとりの思い出の中に、童心社の作品が存在しているのだ(大げさですが)……!」と幸せを感じる瞬間です。

今回もそんなご縁からつながったお話。
ここからは童心社の自己紹介をしていきます。


「童心社ってどんな会社なんですか?」

その問いにどう答えるか。
それが広告宣伝担当である私の仕事だといつも考えています。

その問いを投げかけてくださったのが誰かによって、答えや、答え方は変わることもあるでしょう。
児童書ご担当の書店員さんなのか、園の先生なのか、企業見学に来てくれた子どもたちなのか、はたまたまったく異業種の方なのか……。

今回はというと、異業種、テレビ業界の方です。
どんなふうにお話ししようか、ディレクターさんのお話をうかがいつつ頭の中で作戦会議……。

「童心社」という会社そのものをご紹介くださるめったにないチャンスですので、私はせっかくなら童心社のユニークなところをお伝えしたいと思いました。

①童心社は日本一の絵本『いないいないばあ』(松谷みよ子・ぶん 瀬川康男・え)はじめ、ロングセラー絵本を数多く出版している。『いないいないばあ』は累計部数が日本の絵本でナンバー1(ただいま735万部)!

②じつは紙芝居の出版社としてはじまった会社であり、現在も唯一の月刊紙芝居を刊行している。紙芝居はその特徴ゆえに、試演をおこなうなど製作方法もユニークである。

結果的には①も②もおもしろいと思ってくださったようで、童心社をご紹介いただけることになりました。

紙芝居は、その制作過程で、子どもたちがどんなふうに受けとめくれるかを確かめる「試演」をおこないます。
脚本、絵で何をどのように伝えるか、「抜き」のタイミングや抜き方はどうか、など試演を経てさらに工夫していくのです。
今回はその様子も撮影してくださることになりました。




私がお話ししたことを、どうすれば映像で伝えられるのか。
番組制作チームの方は次々に情報を引き出し組み立てていきます。
これまでいくつものお店や会社を紹介されてきたみなさん。ポイントをつかむ瞬発力に驚かされました。


こうしてあっという間に撮影は終わり、いざオンエアの日をむかえました。
童心社はなんと第8位でした! めでたい!
千石の地に移転してから17年。とてもうれしいニュースになりました。

今回の放送で「童心社ってどんな会社なんですか?」という問いに、少しお答えできたでしょうか?

これからもさまざまな形での発信をさぐっていきたいと思います。

「アド街」をご覧くださったみなさま、ご紹介くださったみなさま、そしてすてきな「コレクション」をつくってくださったやついいちろうさん!
ありがとうございました!

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<広告宣伝担当・はな>
唐突にはじまりましたマガジン「広告宣伝担当はなのおしごと日誌」。入社18年目の社員の視点で、童心社の仕事や、私自身の子育てのバタバタの日々などお届けしたいと思います。「編集ってどんな仕事?」「絵本はどうやってできるの?」など、みなさんが気になっていることも教えてくださいね。


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