童心社

紙しばい・絵本・児童書の出版社です。 こちらでは、童心社の「しごと」について、はたらく…

童心社

紙しばい・絵本・児童書の出版社です。 こちらでは、童心社の「しごと」について、はたらく人の視点でじっくりご紹介していきます!

マガジン

  • 童心社の本と紙しばい

    童心社が刊行する本と紙しばいについてのマガジンです。作品の内容や魅力など、新作からロングセラーまで幅広くご紹介します。

  • もぐらけんせつ 秘書のみみずのみすずさん おしごと日誌

    新作絵本『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』に登場する、秘書のみみずのみすずさんが、もぐらけんせつのこと、重機のこと、そしてきっちりおしごとするもぐらの職人たちのことを紹介します。

  • 広告宣伝・はな の おしごと日誌

    童心社の広告宣伝を担当しているはなの視点で、日々の仕事のことを綴ります。多くの読者のみなさまに童心社の作品を届けるには……? と試行錯誤しつつバタバタの毎日ですが、子どもの本や紙芝居をつくる出版社の仕事に興味がある方、ちょこっとのぞいてみてください。

  • おしいれのぼうけんのススメ

    刊行50周年をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。 「『おしいれのぼうけん』が大好き!」という各界でご活躍の皆様に、「おしいれ」愛を綴っていただく連載企画です。

  • 童心社のニュース

    童心社の本と紙しばいや作家さんに関するニュースやイベント、読者キャンペーンのお知らせ、メディア掲載情報をお伝えします。

最近の記事

シリーズ50周年!『ばけものづかい』3・4歳から楽しめる人気のロングセラー

「せなけいこおばけえほん」シリーズは今年で刊行から50年! 刊行50周年を記念したTシャツが絵本雑貨ブランド『えほん+えほん』にて発売開始しました。 (ブランド運営協力・商品発売元:カルチュア・エクスペリエンス株式会社) シリーズで最初に刊行された2冊から、人気の高い『ばけものづかい』をご紹介します。 むかし、とても人づかいの荒い、おじいさんがいました。 おじいさんが、家賃は安いがばけものがでるという評判のやしきにひっこすというので、いつも多すぎる用事を言いつけられていた

    • 今の子どもたちにとってのお金とは? 新シリーズ「お金の使い方で未来を変えよう!」

      渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎。 この人たちに共通することといえば…… そう、まもなく発行となる新紙幣に登場する面々ですね。 新紙幣の話題に注目が集まる一方で、現代の子どもにとっての「お金」とは、どんな存在なのでしょうか。 ネットショッピングや、キャッシュレス決済などの広がりによって、現金を目にする機会、実際に使う場面は減っているのではないでしょうか。 そんな現代の子どもたちに向け、さまざまな買い物のあり方をわかりやすく解説し、さらに未来をよりよいものに変えていく「地

      • アラスカで暮らす絵本作家にインタビュー!今年度 低学年向け課題図書『アザラシのアニュー』 作者・あずみ⾍さん

        本年度の「⻘少年読書感想⽂全国コンクール」課題図書(⼩学校低学年の部)に選ばれた 『アザラシのアニュー』(あずみ⾍・作)は、タテゴトアザラシのあかちゃんが成⻑する姿を描いた物語絵本です。 前作『ホッキョクグマのプック』につづき、南東アラスカのシトカで暮らしながら、絵本の創作をしているあずみ⾍さんに、お話を伺いました。 ――アラスカに拠点を移されたきっかけから伺います。 星野道夫(*1)さんの写真と文章がきっかけです。 美しいアラスカの大自然と、ひたむきに生きる野生動物たち

        • みすずが解説「はたらく重機その5」にもつを つむのも はこぶのも おまかせ! アームつきトラック

          みなさま、大変ごぶさたしております。 お元気でおかわりないですか? 「もぐらけんせつ」秘書のみみずのみすずです。 はじめましての方もいらっしゃるでしょうか。 私たち「もぐらけんせつ」は町のため、お客様のために日々現場でがんばっているんですよ。 さてさて、「もぐらけんせつ」自慢の重機たちをご紹介するこちらの連載。ついに登場してくれるのは、荷物を積んだり、運んだり、スマートにお仕事をこなす、あののりものです。 そう、「アームつきトラック」です! トラック自体にアームがついて

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        • 今の子どもたちにとってのお金とは? 新シリーズ「お金の使い方で未来を変えよう!」

        • アラスカで暮らす絵本作家にインタビュー!今年度 低学年向け課題図書『アザラシのアニュー』 作者・あずみ⾍さん

        • みすずが解説「はたらく重機その5」にもつを つむのも はこぶのも おまかせ! アームつきトラック

        マガジン

        • 童心社の本と紙しばい
          53本
        • もぐらけんせつ 秘書のみみずのみすずさん おしごと日誌
          6本
        • 広告宣伝・はな の おしごと日誌
          8本
        • おしいれのぼうけんのススメ
          2本
        • 童心社のニュース
          15本
        • 新作がうまれる現場
          3本

        記事

          いわさきちひろさん没後50年展に行ってきました。

          童心社広告宣伝担当、はなです。 先日、とある展覧会に行ってきました。 東京の上井草にあるちひろ美術館・東京で現在開催されている「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ」です。 絵本作家・画家として多くの作品をのこした、いわさきちひろさん。 没後50年となる今年は、「あそび」「自然」「平和」の3つのテーマについて、現代科学の視点も交えて、ちひろさんの絵を読み解く展覧会が開催されます。 私が拝見したのは、ちひろ美術館・東京で行われている「自然」をテーマにした「あれ 

          いわさきちひろさん没後50年展に行ってきました。

          不思議とおどろきに満ちたむしの物語絵本『ばったの たんちゃん うまれたよ!』

          むしのあかちゃんが大きくなって、たまごをうむまでをえがく絵本「むしのたまごシリーズ」。 5月にあたらしい仲間がくわわりました。 今回は『ばったの たんちゃん うまれたよ!』をご紹介します。 トノサマバッタのあかちゃん、たんちゃんは、ほそながい葉っぱが大好物!じょうぶなあごでバリバリ食べて、ぐんぐん成長していきます。脱皮をするうち、茶色いからだは葉っぱと同じ緑色に変わりました。 そしてある夜、最後の脱皮をして、りっぱなおとなのトノサマバッタになりました。 うしろあしで力づ

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          6月4日は虫歯予防の日!歯と口の健康週間に!『むしばミュータンスのぼうけん』

          もうすぐ6月4日は虫歯予防の日! 6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。 「かこさとしからだの本」シリーズから、虫歯予防をテーマにした人気絵本『むしばミュータンスのぼうけん』をご紹介します。 「わがはいの なは むしばミュータンス。  ほんとうは、もっと ながくて むずかしいなまえだけれど、  きみたち こどもは そう おぼえて くれたまえ」…。 むしばきん「ミュータンス」が主人公のこの絵本。 ミュータンスの立場から、健康な歯が、どうやって虫歯になっていくのか、

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          おしいれのぼうけんのススメ② 鈴木のりたけさん(絵本作家)

          ことし刊行50周年をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。 「『おしいれのぼうけん』が大好き!」という各界でご活躍のみなさんの言葉をご紹介していく連載企画、第2回です。 今回ご登場くださるのは、絵本作家の鈴木のりたけさんです。 『大ピンチずかん』『大ピンチずかん2』(小学館)、「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)、「ぼくの」シリーズ(PHP研究所)など、数多くの絵本を手がけてきた鈴木のりたけさん。 『おしいれのぼうけん』は幼いころに読み、強く印象に残っている1冊だそうです

          おしいれのぼうけんのススメ② 鈴木のりたけさん(絵本作家)

          いろんな虫をくらべてみると、その虫らしさが見えてくる! 「くらべてわかる! こんちゅう図鑑」

          チョウ、アリ、テントウムシ、ハチ――など、私たちの身近にはたくさんの昆虫がいます。 それらの昆虫を「育ち方」「からだのつくり」「食べものとすみか」に注目してくらべているのが、本シリーズの大きな特徴です。昆虫でない虫ともくらべていて、ちがいがよくわかります。 昆虫を観察するための「つかまえ方とかい方」もありますよ。 ●『つかまえ方とかい方』 昆虫をよく観察するには、つかまえるのが一番! 「場所」「時期」といった情報はもちろん、虫取り網の使い方や、かうために必要な物まで丁寧に

          いろんな虫をくらべてみると、その虫らしさが見えてくる! 「くらべてわかる! こんちゅう図鑑」

          【そらまめの黒いスジはなぜできた?】『おとうふさんとそらまめさん』

          1・2歳頃から楽しめる、かわいい民話の紙芝居です。 おとうふさんとそらまめさんは大のなかよし。 ふたりが歩いていると、小川に一本橋がありました。 「わたれるかなあ?」 「へいき、へいき」 まず、おとうふさんがわたりはじめました。 こわくてこわくて、おとうふさんはぶるぶる震えながら、橋をわたります。  ぺたり ぺたり  ぶる ぶる それを見たそらまめさんは、大笑い。  「ああ おかしい。  こんどは おらがわたるぞ  みていておくれ」 そらまめさんは、おおいばり

          【そらまめの黒いスジはなぜできた?】『おとうふさんとそらまめさん』

          地球の気温が2℃上がると、どうなるの? 絵本『たった2℃で…』

          2023年は世界の平均気温が観測史上もっとも高い1年だったということ、みなさんは知っていましたか? 「地球温暖化」の問題が注目されるようになったのは、1985年の世界会議がきっかけだったといいます。 それから約40年。 日本に暮らす私たちも、真夏日の増加や異常気象など、その影響を実感することが増えてきましたね。 絵本『たった2℃で…』は、2023年10月に韓国で刊行されました。 子どもたちに地球温暖化があたえる影響についてわかりやすく伝えることができる1冊です。 たとえ

          地球の気温が2℃上がると、どうなるの? 絵本『たった2℃で…』

          おしいれのぼうけんのススメ① 又吉直樹さん(ピース)

          1974年の刊行以来、子どもたちに手に汗にぎる冒険を届けつづけてきた『おしいれのぼうけん』。 おかげさまで、今年50周年という大きな節目を迎えます。 先日、書店員さんなどご関係者様向けの記念イベント「まっくらやみの朗読会&スペシャルトーク」を開催しました。 こちらのイベントにご登壇くださったのは、ピースの又吉直樹さん。まっくらやみの空間で『おしいれのぼうけん』を朗読してくださいました。 まっくらやみに まけない 子どもの心のために これは、記念すべき50周年に私たち童

          おしいれのぼうけんのススメ① 又吉直樹さん(ピース)

          <ニュース>絵本『アザラシのアニュー』が2024年度の小学校低学年の部、課題図書に!

          昨年12月に刊行された『アザラシのアニュー』(あずみ虫 作)が第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校低学年の部)に選ばれました! アラスカに滞在し、絵本を制作する絵本作家・あずみ虫さんが、野生のタテゴトアザラシのあかちゃんが懸命に成長する姿を描いた大ぼうけんの物語です。 海にうかぶ氷の上で、タテゴトアザラシのあかちゃんがうまれました。おかあさんとあかちゃんは、鼻をちかづけあって、おたがいのにおいをしっかりとおぼえます。おかあさんはあかちゃんに、アニューと

          <ニュース>絵本『アザラシのアニュー』が2024年度の小学校低学年の部、課題図書に!

          【自分で自分のこと、できるかな?】生活習慣を楽しく伝えるログンセラー紙芝居

          子どもたちに身につけてほしい生活習慣を、ユーモラスに楽しく伝える人気紙芝居をご紹介します。  「ママーぼくおきたよー。   パジャマぬがせてよー。」 もう大きいのに、さぶちゃんは、自分で洋服が着られません。  「ママ、パンツはかせて。   つぎはシャツだよ。」   あたまがでないじゃないか   ママの へたくそ!」 自分はなにもしないで、いばってばっかり。 その様子を窓から見ていたのは鳥と猫です。  「あのお方はよっぽどえらい方にちがいない。」 さぶちゃんはえら

          【自分で自分のこと、できるかな?】生活習慣を楽しく伝えるログンセラー紙芝居

          今、絵本ではじめるポジティブな性教育

          園での集団生活がはじまる、ひとりで通学する、など、春は子どもたちの新生活がはじまる季節です。 子ども自身が安心して安全に過ごすために、そしておともだちなど周囲の人とよい関係を築いていくために、親子で「性教育」をはじめませんか? 今回ご紹介するのは、産婦人科医の遠見才希子さんがおくる「性とからだの絵本」シリーズです。 産婦人科医・遠見才希子さんが考える「性教育」 産婦人科医の遠見才希子(えんみ さきこ)さんは、学生時代から性教育の活動に携わり、これまで1,000校以上の

          今、絵本ではじめるポジティブな性教育

          桜満開! 絵本『花見じゃ そうべえ』

          みんなが待ちのぞんでいた桜の開花のたよりが、全国各地から届いていますね。 今回は、お花見気分で楽しく読みたい『花見じゃ そうべえ』をご紹介! 虫歯だけでなくよい歯まで抜いてしまった、歯ぬき師のしかい。 綱渡りの最中に綱から落っこちてしまった、軽業師のそうべえ。 そうべえが手遅れだと誤診してしまった、医者のちくあん。 「みんな!! しゅぎょうを するのじゃ!お山の雪もとけて、春の花が さきはじめておる」 修行が足りないできそこないの3人を連れて、山伏のふっかいが向かった先

          桜満開! 絵本『花見じゃ そうべえ』