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童心社の本と紙しばい

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童心社が刊行する本と紙しばいについてのマガジンです。作品の内容や魅力など、新作からロングセラーまで幅広くご紹介します。
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記事一覧

今の子どもたちにとってのお金とは? 新シリーズ「お金の使い方で未来を変えよう!」

渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎。 この人たちに共通することといえば…… そう、まもなく発…

童心社
3週間前
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不思議とおどろきに満ちたむしの物語絵本『ばったの たんちゃん うまれたよ!』

むしのあかちゃんが大きくなって、たまごをうむまでをえがく絵本「むしのたまごシリーズ」。 5…

童心社
1か月前
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いろんな虫をくらべてみると、その虫らしさが見えてくる! 「くらべてわかる! こんち…

チョウ、アリ、テントウムシ、ハチ――など、私たちの身近にはたくさんの昆虫がいます。 それ…

童心社
1か月前
11

地球の気温が2℃上がると、どうなるの? 絵本『たった2℃で…』

2023年は世界の平均気温が観測史上もっとも高い1年だったということ、みなさんは知っていまし…

童心社
2か月前
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今、絵本ではじめるポジティブな性教育

園での集団生活がはじまる、ひとりで通学する、など、春は子どもたちの新生活がはじまる季節で…

童心社
3か月前
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桜満開! 絵本『花見じゃ そうべえ』

みんなが待ちのぞんでいた桜の開花のたよりが、全国各地から届いていますね。 今回は、お花見…

童心社
3か月前
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人から人へ、希望をつないだ――   『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、13回目の春です。 発災直後、極度に燃料が不足した東北の被災地に石油や灯油を届けるために活躍したディーゼル機関車を、皆さんはご存知ですか? 不通となった東北本線に代わり、普段は貨物列車が走行しない磐越西線(ばんえつさいせん)という線路に、全国から集められたディーゼル機関車が走った、被災地の人々を助ける大プロジェクトです。 その出来事を描いた絵本が『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』なのです。 デーデはディーゼルきかん

<新刊絵本>この春ひとつ大きくなる子どもたちへ『たんぽぽになりたくて』

日ごとに春を感じる季節になりました。 空にむかってぱっと花を咲かせるたんぽぽに会えるのも…

童心社
4か月前
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どう生きるかは、自分しだい! 村上しいこさん最新作『ふでばこのくにの冒険 ぼくを…

今回ご紹介するのは、村上しいこさん待望の新作『ふでばこのくにの冒険 ぼくを取りもどすため…

童心社
5か月前
15

「源氏物語」はじめませんか? 『見て味わう×読んで知る 平安時代の古典と文化』

この文章、「むかし、古文の授業で読んだことがあるような……」という方もいるかもしれません…

童心社
6か月前
24

津田真一×ザ・キャビンカンパニー‼ 辰年のはじまりをかざる新作紙芝居『こたろうと …

辰年の2024年は、紙芝居『こたろうと りゅう』ではじまります! このたび、本作の脚本の津田…

童心社
6か月前
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<連載⑫>来年もいい年になりますように『14ひきのもちつき』

ことし40周年をむかえた「14ひきのシリーズ」。 1作ずつご紹介してきた連載企画、第12回です。…

童心社
6か月前
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<連載⑪>子どもたちだけのぼうけん!『14ひきのとんぼいけ』

ことし40周年をむかえた「14ひきのシリーズ」。 1作ずつご紹介する連載企画、第11回です。 今…

童心社
7か月前
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差別のない世界へ――小手鞠るいさん最新作『空と星と風の歌』

今回ご紹介するのは、小手鞠るいさんの最新作『空と星と風の歌』です。 「わからないだろうなあ、 日本社会で、自分が日本人であるということを、 砂つぶほども疑ってみたことのないだろうあなたには、 到底、わからないでしょう。 ま、わからなくて、当たり前だけれど。」 中学1年生の空奈(そらな)が、在日朝鮮人二世の金洪才(キムホンジェ)さんからかけられた言葉。 空奈の心は大きく揺さぶられます。 空奈の夏休みの宿題のテーマは、「家族の仕事」でした。 母とふたり暮らしの空奈は、フリー