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<連載⑫>来年もいい年になりますように『14ひきのもちつき』

ことし40周年をむかえた「14ひきのシリーズ」
1作ずつご紹介してきた連載企画、第12回です。
今回は、2007年に刊行された『14ひきのもちつき』です。

『14ひきのもちつき』(いわむらかずお・さく)


年の瀬のある日。
きょうはおもちつきです。

お米をせいろでふかして、うすのざぶとんになるわらをしいて――家族みんなで準備します。


ぺったん とったん、もちつきが はじまった。
ずしん ずしん、じめんが ゆれたよ おとうさん。

かわるがわる子どもたちもきねをもって、おいしいおもちがたくさんつけました。


作者のいわむらかずおさんは、「思い返せば子どものころからずっともちつきをしてきました。」とお話しくださいました。
なんでも、いわむらさんのお父さんがおもちつきが大好きだったそうです。
いわむらさん自身が父親となってからも、家族でおもちつきをするのが大きな楽しみでした。

「いわむらかずお絵本の丘美術館」にある農場では、田植えや稲刈り、そしておもちつきのイベントも行われてきました。
「いろいろなところからやってきた人たちが、いっしょにもちつきをするとすぐに親しくなれるんです。人と人を結びつけるものなんですよね。」といわむらさん。

14ひきといっしょにおもちつきをして、あたたかな気持ちで新しい年をむかえませんか?

1年にわたりおとどけしてきた「14ひきのシリーズ」の連載企画、お読みいただきありがとうございました。
40年前にうまれた14ひきの物語は、これからもかわらず、ずっと子どもたちのそばにあります。

家族といっしょ 自然といっしょ

14ひきのくらしは、わたしたちにとっての幸せをそっとおしえてくれる絵本です。

(いわむらかずお・さく)


(広告宣伝担当・はな)
1年間の連載企画におつきあいくださり、ありがとうございました! 私自身あらためて12作をじっくりと読む時間となり、「にっくんって弟や妹思いなんだな~」「こんなところにもテントウムシがいたのか!」など、たくさんの発見がありました。
40年前にはじまった「14ひき」の物語にいまだに心を動かされる私。そうやって世代をこえ、国をこえて愛されてきたのだと感じます。

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