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何より大切なのは自分が自分に戻ってくる感覚だ。〜HSPとは〜

雨の日も晴れの日も仕事でたくさん頑張った日も楽しいことがあった日もうまくいかないことがあった日もある。

いろんなものに毎日振り回されっぱなしだ。

それでも最近「あ、今ナチュラルな自分だ!」って言うタイミングがわかってきた。その時の自分は信用できるなって感じる。
これはヨガで瞑想っていうものを知ったこと、カウンセリングを受けて休んで調子のいい自分を信じたらいいってアドバイスしてもらったこと、今まで自分とうまく向き合っていくためにたくさん考えたこと全部からでた結果だ。

そんな矢先、HSPという言葉を知った。
hiper sensitive person。
繊細さんとか巷では言われているらしい。
特に私は好奇心旺盛なHSS型HSPというくくりになりそう。

当てはまる部分もあるけど、本当に私がこれだ!と言い切れるのかはわからない。でもそうそれ!って思うことがあるのは事実。

HSP気質は繊細で敏感というより、感受性が豊かで振れ幅が大きい傾向にあるらしい。つまりは悲しい、憎いとかマイナスの感情も嬉しい楽しいプラスの感情もたくさん感じるということ。そして、たくさんのことを感じるがゆえに周りとのずれを感じて、振れ幅の大きい自分を受け止められなくて自己肯定感が下がる傾向にあるということ。
今まで自分のプラスもマイナスも湧き上がる感情がありすぎて、人より考えすぎていたりどす黒い心持っていると感じる自分をどうにか押さえ込んで感じてないふりをしてきた。
周りがうまく回るように自分の気持ちを誤魔化す。そうすると自分の気持ちがわからなくなるようだ。(まさに私の心の中!と思ってしまった)

もしかしたらこれも心の弱さでHSPという言葉にしがみつきたいだけかもしれないし、育ってきた環境とかによるものなのかもしれない。
ただ、そんな感情が存在していいって提唱してくれたことにはかなり勇気づけられる。

実際に人によって感受性の幅が違うとなればそれはもうしょうがない。そういう自分が苦しくなく生きられる環境に身を置くことが1番。
楽ちんな方に向かう。それだけ。
諦めとも違う開き直り。世間一般の素敵を目指さなくていいんだって感じた。

周りに影響されやすいことが努力しても治らないのなら、影響されにくい環境を定期的に作ることに力を注げばいい。
それが「自分に戻ってくる感覚」を大切にすることだと思う。安心できる場所に行くことも、瞑想とか自分と向き合う時間を作ることもそうだ。

1番苦手としていた恋愛も自分の気質で刺激が強い変わった人を求めていたけど、本当に必要なのは安心する、自分が自分でいられる相手だってことにも気づけた。今まで浮き沈みの激しい心もなんとなく自分が自分じゃない感覚も改善されないと相手は見つけられないと思っていた。これからはそんな私を面白がってくれる相手を探せばいい。

本を読んで、自分が嫌になるぐらいポンコツで自分の心をいくら整えようとしても整わなくて。それでまたうまく生きられない自分を変えようとして。また落ち込んで。
これが脳の気質によるもので治らないし、そういう性質を持ってない人には理解できないことだとしたらそのままを受け入れるしかないって気持ちになる。だれかわかってくれる人がいるんじゃないかって気持ちもあったけど、それが難しいなら自分はそういう構造なんだと思って諦めるのが1番。

それでも、もがいてきた方向は間違ってなかった。自分に戻ってくる感覚まで自力でたどり着いた自分を褒め称えたい。

これはHSPどうこうではなく、みんなそうあっていい。自分が自分であっていい。
それだけだ。


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