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1分で読む「改革」 井上康生

ご覧頂きましてありがとうございます。

柔道といえば、柔の道を極めるということで精神論やお堅いイメージがある。
しかし、本書は非常に読みやすい。
そして無骨なイメージの強い井上康生さんだがとても柔らかさと硬さのバランスの良さを感じた。
難しいことは言ってないですが、全てやるのは至難の業かな。

⒈井上康生が最も大事にしている2つのこと

①先を読むこと
 
もしも、、、という最悪の想定
 なぜ、、、という質問力を鍛えることができる
 ※緻密かつ大胆に
②自分で考えること

 自分をマネジメントすることができる
 勝つための努力とは何か?を考えるようになる

私はヨハンクライフの名言を思い出した。
自分に何ができないのかを知ることが大事」(byヨハン・クライフ)

・他の人に任せる
・自分で学ぶ
ここは時間や周りの人材との天秤ですね

⒉人として大事なこと

・身だしなみ
・片付け
・挨拶
・個性を伸ばす
うん。耳が痛い。

⒊教訓

○伝統を守ることに専念しているのは滅びを待つようなもの。
○日常と非日常・科学と非科学とのバランスが大事(効率だけではダメ)
○メンタルの強い人とは「何か特別に突出した強みを持っている人」
○名コーチは「名質問者であれ」

井上康生監督の育成のテーマは「個性」と「長所」
短所に目を瞑ることのできる指導者の懐の大きさが大事な時代になると思います。
創意工夫し、自分だけのモノを作れ」by釜本邦茂

とりあえず、良い質問者になります。

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