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耳鳴り潰し122

 午前中は身体を使った遊び、午後はそれ以外、といった流れが定着している感じ。娘の方は宿題を全て終わらせている。息子はもっと宿題プリントが欲しかった様子。

 先日百均で買ったいぼいぼつきのゴムボールを、子どもらが気に入ってよく選ぶ。思い切り床に投げても天井に当たらないあたりがいいのかもしれない。しかし以前使っていた物より小さいため、床から拾う際に大きくしゃがむ必要がある。これが私にはきつい。同じく百均戦士の一員であるロボットアームを使用して、しゃがまずに取れるようにする。

「青春キャッチボールごっこ」なるものを娘が開発する。青春っぽい台詞を交わしながらボールを投げ合う。青春というか、結局私の恋愛経験の少なさをディスる展開になる。
「五郎、お前のこと好きだって子がいるんだけど」
「え、何急に、誰誰? どこのクラス、可愛い? 名前は? ドゥフフフ」
「田中んちの犬、オス13歳」
 私は投げられたボールを激しく撥ねつける、嬉しそうな顔が急に真顔になる、膝から崩れ落ちる、といったリアクションをする。「校長先生」「じいさんやないかい!」といったいろいろなパターンがある。

 UNOでも変則遊びをしてみた。「三枚一人UNO」。一人でUNOをプレイする。長引かないように三枚で始める。プレイヤー、カメラマン、実況者に分かれる。プレイヤーが実況者を兼ねる場合もある。運よく一瞬で終わる場合もあれば、延々とカードを引き続ける展開になる場合もある。何せ一人だから、ドロー系は全て自分に返ってくるわけだ。出せるカードではないものを強引に出して実況者がツッコんだりもする。

 そのことを思い出したのか、就寝時、寝床に入ってから息子が「お話UNOやろう」と言い出した。目隠し将棋みたいなものである。実際にはカードは配られず、何を持っているか、何を出すかは言ったもん勝ちとなる。最終的にはドロー4を50枚、ドロー2を60枚重ねて出されて私が敗北した。それだけカードを押し付けられても、数字しか入っていなかった。

 三曲分筋トレをこの日はDOESの「修羅」「曇天」「バクチ・ダンサー」の三曲を流して歌いながら行う。洗い物の片付けの後で、自然に家事をするように行う。息子は気にせずゲームをしていた。でもよく考えたら予備知識なしに子どもたちが銀魂で「修羅」を初めて聴く瞬間を見たいから、控えめにした方がいいかもしれない。

 娘に「銀魂でうちの推しキャラは誰でしょう」というクイズを出された。現在視聴している分までに出てくるキャラ全員を言ったつもりだが全て否定された。最後に「新八」というと「正解!」とのこと。真剣に新八のことを忘れていた。

 寝る前に「パパって学生時代に女の子と話したことある?」と恒例ディスりが入ったので、「ただ壊すだけだ、この腐った世界を」と、直前に見た銀魂第十七話に初登場した高杉晋助の台詞でお茶を濁す「中二病やん!」と更にディスられる。日常。


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