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耳鳴り潰し60

 身体の不調は運動不足で入院時に落ちた体力が回復していないせい。あと加齢のせい。全てを脳脊髄液減少症のせいにしない。思えば前職ではけっこう身体を使っていた。当時の土日のような過ごし方を毎日しているわけだ。肉もつくわけだ。

 というわけで、というわけでもないが、息子が体調を崩して以来行っていなかった公園遊びへと出かける。いつから行けてなかっただろうとこの「耳鳴り潰し」を読み返すと、「耳鳴り潰し41」まで遡った。カナちゃんと約束していたようで、始めは家の前の公園から繋がっているもう一つの大きい公園へ。しかしこちらは木陰がないので日差しがきつい。
「おっそい!」と汗だくのカナちゃんに怒られる。息子は宿題をしておやつを食べてから出かけた。

 久しぶりだが、連日そうであったかのように自然に遊び始める二人。教室では毎日顔を合わせているわけだし、初めての席替えでは、息子の二つ前の席がカナちゃんだという。暑すぎるのでいつもの公園へと移動。こちらはこちらで蚊との戦いになる。クロコガネが大量にいる。暑い時間は避けているようで、馴染みの犬たちには出会えず。私が何か見つけるとすぐに弟君が「なーにーこれー」と言って近寄ってくるので、すぐに調べる癖がついた。


こんな感じのクロコガネがあちこちにいた。

 家にいる時より私の体調も良かった。意識的に運動していこう。途中、カナちゃんのパパさんがやってきて、ランニングをしながら去っていった。この暑さの中でそうして身体を鍛える人もいるのだ。カナちゃんと弟君と息子が遅れて追いかけていったが見失っていた。

 note創作大賞2024エッセイ部門に「『首がもげたキリン』になるまでのこと」を投稿した。以前から少しずつ書いていたもの。かつて書いた童話は、自分がなりたかったものを書いていたのかもしれない、といった内容。現在の病気とも絡めて。

 他の部門で出せそうなところは、結局オールジャンル部門になるのか。ミステリーやホラーを書いたとして、自分がずっとミステリーやホラーを書きたいわけじゃない、となるのが目に見えているわけだから。恋愛は意味がよくわからないし。漫画原作を考えたことはないし。


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